ラティアス
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「ねえナマエちゃん、ナマエちゃんって恋人いるの?」
「急に何を聞いてるのよラティアス」
とある陽気な昼下がり、ラティアスと一緒にキッチンで木の実の皮剥きをしていたら急にそんな事を問われ、私は危うくキッチンの床に木の実を落とすところだった。真っ昼間からガールズトークですか、良いですとも。
「今はそんな人は居ないよ。貴方達兄妹を捕まえてから色々忙しくなったもの。」
「ふぅん。じゃあ今イヴちゃんはフリーなんですか。へぇ」
そう言うとラティアスは木の実を一旦テーブルの上に置いてじっと私の顔を見つめた。どうしたの急に私の顔なんて見て。恥ずかしいからやめてよ。
「じゃあナマエちゃん、お兄ちゃんのお嫁さんになりませんか?」
「え?」
…え、今なんて?この子今なんて言った?と私は吃驚して今度こそ木の実を床に落としてしまった。グッバイ木の実。
だがラティアスはそんな私をよそに、人間離れした色の瞳をキラキラと輝かせながら私の手を取ると「これでナマエちゃんが私のお義姉様になりますね!」と嬉しそうな顔で人の返事も聞かずにとびきりの笑顔で私を見つめる。
ちょっと待ってそんな顔で私を見ないで。
「待ってまだ良いよなんて一言も…」
「え?駄目なんですか?だってナマエちゃん、この前お兄ちゃんとぎゅーしたり一緒に寝たりお風呂入ったりしてましたよね?まさかその気もないのにお兄ちゃんの事誘惑してたんですか?うわー見損ないました。ナマエちゃんってそんな子だったんですね…」
いやあれはラティオスがバトル中に大きな怪我したから看病とかお世話してただけであって別にそういう関係って訳じゃないの。あくまでトレーナーとポケモンだから!まってそんな圧掛けないで。
誰か助けてくれ、これはどう言い逃れするべきか。
「それはラティオスが怪我してたから…!てか誘惑なんてしてないから。私そんなテクニック持ってないから。」
「でもぎゅーしてたのは怪我関係なくないですか?」
くっそこの子鋭い。流石エスパータイプ。流石私のポケモン…いやそんな事言ってる場合じゃなくて。
「…人とポケモンがそういう関係になって良いのかなあ」
「昔は人とポケモンは普通に結婚してたらしいから大丈夫ですよ!それに私とお兄ちゃん、普段は人の姿ですし!えへ、これで私達全員家族になれますね!」
うん君は取り敢えず人の話を聞こう。私まだ良いよなんて言ってないから。別に大好きな貴方達と家族になるのはやぶさかでは無いけどやっぱり私だって夢見る女だからちゃんとした順序を通ってからが良いに決まってるじゃない。
「ちなみにお兄ちゃんは「良いよ」って即答してましたよ!良かったですねナマエちゃん!」
「あ、もう外堀は埋められてる系?私逃げ場無い感じ?」
「当たり前じゃないですか」
「誰か助けて」
誰かこの状況からでも入れる保険って知ってたりしませんか。まあいいや取り敢えず木の実剥いちゃえ。さっき落とした木の実もお皿に入れちゃえ。もうどうにでもなーれ。わーい旦那と可愛い義妹ゲットだ嬉しいやったー。
てかラティオスはそれでいいの?そんな気軽にOKしちゃっていいの?何かもうこの兄妹怖い。
「急に何を聞いてるのよラティアス」
とある陽気な昼下がり、ラティアスと一緒にキッチンで木の実の皮剥きをしていたら急にそんな事を問われ、私は危うくキッチンの床に木の実を落とすところだった。真っ昼間からガールズトークですか、良いですとも。
「今はそんな人は居ないよ。貴方達兄妹を捕まえてから色々忙しくなったもの。」
「ふぅん。じゃあ今イヴちゃんはフリーなんですか。へぇ」
そう言うとラティアスは木の実を一旦テーブルの上に置いてじっと私の顔を見つめた。どうしたの急に私の顔なんて見て。恥ずかしいからやめてよ。
「じゃあナマエちゃん、お兄ちゃんのお嫁さんになりませんか?」
「え?」
…え、今なんて?この子今なんて言った?と私は吃驚して今度こそ木の実を床に落としてしまった。グッバイ木の実。
だがラティアスはそんな私をよそに、人間離れした色の瞳をキラキラと輝かせながら私の手を取ると「これでナマエちゃんが私のお義姉様になりますね!」と嬉しそうな顔で人の返事も聞かずにとびきりの笑顔で私を見つめる。
ちょっと待ってそんな顔で私を見ないで。
「待ってまだ良いよなんて一言も…」
「え?駄目なんですか?だってナマエちゃん、この前お兄ちゃんとぎゅーしたり一緒に寝たりお風呂入ったりしてましたよね?まさかその気もないのにお兄ちゃんの事誘惑してたんですか?うわー見損ないました。ナマエちゃんってそんな子だったんですね…」
いやあれはラティオスがバトル中に大きな怪我したから看病とかお世話してただけであって別にそういう関係って訳じゃないの。あくまでトレーナーとポケモンだから!まってそんな圧掛けないで。
誰か助けてくれ、これはどう言い逃れするべきか。
「それはラティオスが怪我してたから…!てか誘惑なんてしてないから。私そんなテクニック持ってないから。」
「でもぎゅーしてたのは怪我関係なくないですか?」
くっそこの子鋭い。流石エスパータイプ。流石私のポケモン…いやそんな事言ってる場合じゃなくて。
「…人とポケモンがそういう関係になって良いのかなあ」
「昔は人とポケモンは普通に結婚してたらしいから大丈夫ですよ!それに私とお兄ちゃん、普段は人の姿ですし!えへ、これで私達全員家族になれますね!」
うん君は取り敢えず人の話を聞こう。私まだ良いよなんて言ってないから。別に大好きな貴方達と家族になるのはやぶさかでは無いけどやっぱり私だって夢見る女だからちゃんとした順序を通ってからが良いに決まってるじゃない。
「ちなみにお兄ちゃんは「良いよ」って即答してましたよ!良かったですねナマエちゃん!」
「あ、もう外堀は埋められてる系?私逃げ場無い感じ?」
「当たり前じゃないですか」
「誰か助けて」
誰かこの状況からでも入れる保険って知ってたりしませんか。まあいいや取り敢えず木の実剥いちゃえ。さっき落とした木の実もお皿に入れちゃえ。もうどうにでもなーれ。わーい旦那と可愛い義妹ゲットだ嬉しいやったー。
てかラティオスはそれでいいの?そんな気軽にOKしちゃっていいの?何かもうこの兄妹怖い。
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