ホウオウ
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睫毛が目に入ってしまった。チクリと目を刺激するその感覚が嫌で、私は部屋の中で目薬を必死になって探す。薬箱の中かな、それとも棚の上?ていうか旅に出てからというもの家に殆ど帰って来なかったからこの家にはろくな生活必需品が無い。探すだけ無駄かな、と私は諦めて洗面所へ目を洗いに行こうとすると、不意に後ろから呼び止められた。
「ナマエ、お探しの物はこれか?」
「ホウオウ…?」
ニコニコと笑みを浮かべる彼の手を見てみると、そこには確かに薬局でよく見かける市販の目薬があった。あれおかしいな、そんなの買った記憶無いんだけどまあいいか、使っちゃえ。
「ありがと。これどこにあったの?」
「これか?少し前にその辺の道に落ちてたやつを拾ってきたんだ。使い道があって良かった。」
「おいちょっと待て」
うわこいつ前からモラルが無い男だとは思っていたけどとうとう道に落ちてる物を持って帰って来やがった。しかもそんなもの普通自分のトレーナーに使わせるか?100歩譲って持って帰ってくるのはまだ良い。何故それを何の躊躇もなく私に手渡せるんだ。
「…普通そんな物平気で人に手渡せる?変なものでも入ってたらどうすんのよ」
「いやまあ…お前なら大丈夫かなって…ほら俺のトレーナーだし」
「何の理屈にもなってないからねそれ」
危ない危ない。どこにあったのか聞いといてほんとに良かった。知らずに使って変な物でも目に入れてたらと思うと恐ろしい。ていうか彼のモラルと常識の無さはほんとに何なんだろう。これもポケモンと人間の価値観の違いというものなんだろうか。
「とにかく今度からは絶対に道に落ちてる物は拾ってきちゃ駄目よ。分かったわねホウオウ」
「了解した」
神様ってもう少し先の事見据えて行動するんだと思ってたけどもしかしてうちのホウオウがおかしいだけなのだろうか。それとも伝説って皆こうなのか。もしそうだったらポケモンの世界どうなってるんだおい。
まあ良いか。この目薬は慎重に処分しておくとして、とりあえず目を洗ってこよう。その後はこの阿呆鳥にきついお説教だな。
「ナマエ、お探しの物はこれか?」
「ホウオウ…?」
ニコニコと笑みを浮かべる彼の手を見てみると、そこには確かに薬局でよく見かける市販の目薬があった。あれおかしいな、そんなの買った記憶無いんだけどまあいいか、使っちゃえ。
「ありがと。これどこにあったの?」
「これか?少し前にその辺の道に落ちてたやつを拾ってきたんだ。使い道があって良かった。」
「おいちょっと待て」
うわこいつ前からモラルが無い男だとは思っていたけどとうとう道に落ちてる物を持って帰って来やがった。しかもそんなもの普通自分のトレーナーに使わせるか?100歩譲って持って帰ってくるのはまだ良い。何故それを何の躊躇もなく私に手渡せるんだ。
「…普通そんな物平気で人に手渡せる?変なものでも入ってたらどうすんのよ」
「いやまあ…お前なら大丈夫かなって…ほら俺のトレーナーだし」
「何の理屈にもなってないからねそれ」
危ない危ない。どこにあったのか聞いといてほんとに良かった。知らずに使って変な物でも目に入れてたらと思うと恐ろしい。ていうか彼のモラルと常識の無さはほんとに何なんだろう。これもポケモンと人間の価値観の違いというものなんだろうか。
「とにかく今度からは絶対に道に落ちてる物は拾ってきちゃ駄目よ。分かったわねホウオウ」
「了解した」
神様ってもう少し先の事見据えて行動するんだと思ってたけどもしかしてうちのホウオウがおかしいだけなのだろうか。それとも伝説って皆こうなのか。もしそうだったらポケモンの世界どうなってるんだおい。
まあ良いか。この目薬は慎重に処分しておくとして、とりあえず目を洗ってこよう。その後はこの阿呆鳥にきついお説教だな。
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