みなさま こんにちは！
ご機嫌いかがでしょうか。
わたくしはこの本丸の管狐、もといこんのすけでございます。

こちらの小説はこちらの本丸の主様になり、この本丸の生活を体験できるようなものになっております。

ゆえに！この本丸の説明をするよう、主様より申しつかりましたので、少々長くはなりますが…どうかお付き合いくださいませ。

もちろん、ここ以外の本丸が良いな この本丸は合わないな と思われることもあるかと思います。捉え方は千差万別。それは致し方ないことでございます。時は金なりという言葉があります通り、時間は有限。そういった場合はこちらの本丸ではなく、どうぞ他の本丸を愛してあげてくださいね。

それでは！この本丸の説明に入らせて頂きます。

まずはこの本丸の主様についてです。お名前は紡様。男性の審神者様です。綺麗な長い黒髪をたなびかせたそのお姿は女性と見まごうほど。体系も割と華奢なほうですので、幾度となく女性に間違われたことがございま…おや話が逸れましたね。
男性にしては少々長い黒い髪が特徴でございます。現代でいうところのぽにぃてーるができるほどの長さはございますね。
くりっとしたまなこは可愛らしさも残しつつも、いざとなった時の眼光は鋭く、味方の我々も震えるほどでございます。普段はこんたくと なるものをしていらっしゃるそうですが、時折眼鏡のお姿を見ることもございます。視力は悪いようですね。

刀剣男士たちを本当に愛している主様でして、彼ら一振一振との時間を大切にしていらっしゃいます。刀剣達と縁側でお茶をしたり、食事の準備を手伝ったりなど、積極的に刀剣達と関わりを持っていくタイプで、執務室にこもりきり、という審神者様ではないですね。刀剣男士達を大切に思うが故に困らせたくないなどと言い、勝手に無理をし出すところがたまに傷ではございますが、まあ概ね良い審神者様でございます。

刀剣男士達もそんな紡様を知ってか知らずか、信心深くまっすぐな者達ばかりです。
主様の初期刀・初鍛刀・第1部隊の面々を中心に戦闘に内番に主様のお世話…(?)に楽しい日々を送っているようです。わたくしが知っている彼らの姿と紡様に見せる姿とは違いがあるでしょうからなんとも言えませんが…。

まあそんなところでしょう。
わたくしこんのすけは、そんなこの本丸の担当管狐。時の政府でのお仕事もございますので、常にこの本丸にいるわけではありませんが、要所要所でお目にかかることもあるかと思います。また何かありましたら、わたくしから話すこともあるでしょう。

ここまでわたくしの説明を聞いてくださりありがとうございます。この本丸のゆるりとした日常を、ぽつぽつとお送りするこの小説。少しでも楽しんで頂けたなら幸いです。

こんのすけ