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dream

きれいな夕日が沈みかけていて、空が明るい色と暗い色のどちらにも染まっていた。
明日の用意をするために、リュックにさまざまなものを詰める。博士と森へ調査に行く。生態系を確かめると、博士は言っていた。
博士の助手をやっているわたしは、毎日、博士のことを考える。
博士は、最近博士の称号をもらったばかりで、成果を挙げるためにあちこちへ調査に出かけている。わたしはそれに同行する。そして、わたしの帰る家は博士のお家だ。住み込みで働かせてもらっている。仕事でも家でもずっとそばにいる。いやではない。むしろ、よかった。
「おーい」
博士の声だ。もちろん、この家にはわたしと博士しかいない。多少のポケモンもいるけれど。
「はーい」
わたしは下の階にいる博士に返事をする。すると、階段を上がってくる音がする。
わたしは胸をどきどきとさせながら、博士を待った。数を数える前に、博士は現れる。わたしは立ち上がって、博士の元へ寄る。
「どうしました?」
「うん、ちょっとね」
そう言って笑うと、博士は一歩近づいてきた。距離が縮まる。それと同時に、期待が孕んでいく。背の高い博士を見上げる。博士もわたしを見下ろしていた。
目が合う。
博士、といいかけた口を、ふさがれた。
サングラスを取り払った瞳を見る。そのなかはあつくて、取り込まれたいとおもった。
もう一度くちづけをする。唇同士を当てているだけなのに、どうして、こんなにも気持ちがいいのだろう。どんどん熱に浮かされて、思考回路が鈍くなっていく。博士によって、溶かされていく。唇が離れていくと、博士は帽子を雑に脱いだ。
波の音が遠くで、きこえる。
目の前で白衣を床に落とす博士を、絵画をみるようにみていた。
白衣の上からでもわかるほど、鍛えられた体がさらされる。言葉を失うくらいに素敵で、息をのむ。どきりと胸が鳴る。
夢みたいだった。
これから行われることを、ほんのすこしだけ、考えて、目を閉じた。
再びくちづけをされる。やさしく、何度もされた。唇が離れると、その間に糸が繋がった。
いけないことだと、おもった。
博士は興奮気味に舌舐めずりをした。それがとても性的で、おもわず腰を揺らしてしまう。そんな、はしたない様子をばっちり見た博士は笑う。恥ずかしくなって、顔を逸らす。反対側の空いた肩に博士は顔を近づける。
「我慢できないか?」
色っぽい声音だった。さらに、耳元でささやかれては、体がびくりと震えてしまう。声が出なくて、頷いた。耳の先まで熱くなる。
「おなじだな」
博士は笑って、わたしをベッドへ押し倒した。緊張が高まっていく。
キスの雨を降らしながら、わたしの服に手をかける。器用に服を脱がしていく。あっという間に下着姿にされる。肌が外気に晒されて、身震いする。
「寒いか?」
「日が落ちてしまったので」
博士がちらと窓の外を見る。空は完全に暗い色になっていた。濃紺に金色の星が輝いている。とてもきれいだった。
「すぐにあっためてやるからな」
博士はそう言って、首筋に唇を落とした。さらにぶるっと体が震えた。博士の唇は下へ下がっていき、鎖骨にくちづけをする。舌先で舐められると鳥肌がたった。じれったくて膝を擦り付けてしまう。それに気づいてか気づかまいか、博士は知らんふりで愛撫を続けた。胸元に唇が当たる。べろりと谷間を舐められる。思わず声が漏れる。
「ん?」と言いながら、博士は手を背中に回した。ホックが外れる音がして、ブラが下へずれる。そのまま脱がされる。隠された胸があらわになる。恥ずかしくて手で覆うとした。しかし、「見せて」と甘く言われてしまい、手を下ろした。そうすれば、「いい子だ」と言われて、髪にキスをされる。あまりにもずるくて、なにも言えなかった。ただ、すき、としか言えなかった。そうするとまた、キスをされる。唇に二度とされた。
「これじゃ、いつまでも進まないな」
と困ったように言うから、わたしはすこし意地悪になる。
「はやく終わらせたいんですか?」
なんてことも言ってしまう始末だ。わたしはまだまだ、子供だった。
「わるい、そんなつもりじゃなくて、ほら。その、もういれたくて仕方ない」
困ったように笑った。わたしは何度目かわからない、すき、を伝えた。
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