死神の逆位置(AC6)

「最近嫌に馴れ馴れしいな野良犬?敬語と先輩呼びはどこ行っちまったんだ」
「イグアス…最近見下してはこないから」
「はぁ?」
「少しは近づけたと思う、距離。…親しい話し方をしてもいいと思う」
「親しいわけ無えだろ 殺されてえか」

無駄に距離を詰めてくる。
相変わらず顔が良い。

「…あんたのそうやって凄む時の顔、良いな」
「うるせぇ!」
「でも声の割に口開かないよな」
「チッ、観察してんじゃねえよ」

目立つ傷跡に顎絡みのものは見当たらなく、
おそらく噂に聞く過去の教育的指導のものだと察する。

「古傷か?」
「…だったらなんだよ」
「いや、特に何も」
「はぁ?」


*ただなんとなく顎が弱いのが、好き
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