手綱と縋る手(AC6)

「目の前の障害は…排除…」
「ハンドラー、目の前に居るのは…」
「621…お前なのか?」

初めて対面したというのに、どう見ても無事でない彼を見て一瞬何も言えなくなってしまう。

「ハンドラー…」
「62…1」
「…俺の名前とやりたい仕事しか言えないハンドラー…微妙にえっちだな」
「こら」

*結構正気じゃないの。
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