手綱と縋る手(AC6)
「621、お前はマスコットではない」
「マスコットではない…のか?」
「そうだ、そして駄犬でもない」
「じゃあ俺は一体…」
「さあ、言ってみろ621…何になりたい」
「ハンドラー…の、お嫁さんになりたい」
「違うそうじゃない。いや聞き方が悪かったか621、そういうのじゃなくてもっとこう」
「お嫁さん以外で?」
「俺のため、とかではなく…」
「…俺は、ハンドラーの狗がいい。だめ?」
「いや…駄目なわけないだろう、だが621」
「ハンドラー…今日はお喋りだ。嬉しい」
「…お前が嬉しいなら、俺も嬉しいさ」
*嫁ぎたいのも否定されないの、嬉しいな
「マスコットではない…のか?」
「そうだ、そして駄犬でもない」
「じゃあ俺は一体…」
「さあ、言ってみろ621…何になりたい」
「ハンドラー…の、お嫁さんになりたい」
「違うそうじゃない。いや聞き方が悪かったか621、そういうのじゃなくてもっとこう」
「お嫁さん以外で?」
「俺のため、とかではなく…」
「…俺は、ハンドラーの狗がいい。だめ?」
「いや…駄目なわけないだろう、だが621」
「ハンドラー…今日はお喋りだ。嬉しい」
「…お前が嬉しいなら、俺も嬉しいさ」
*嫁ぎたいのも否定されないの、嬉しいな