死神の逆位置(AC6)

見知らぬ顔に突然壁に押し付けられた。
喰らい付かれそうな程に距離を詰められ囁かれる。

「調子に乗るなよ 野良犬…」
「…。」

聞き覚えのある声と真傍の顔を記憶で結び付ける。

「何ガンつけてんだ?殺されてえか」
「いや…顔がいいな、あんた」
「カッ、…っ、はあ?舐めてんのかテメェ」


*多分、一目惚れ
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