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ひんやりとした味のそれは、緑と黒の絶妙なコントラストでそこに有った。
「ブロリー、」
「…?」
「見てみて、これ」
「……何だ?」
「チョコミントアイス」
「チョコ…みんと?」
「初めて食べたんだけとね、美味しいんよ!一口あげよっか?」
特徴的な香りを放つそれは、人によっては受け入れがたい味であろうが。
「…美味い」
「でしょ!私、ミントってあんまり好きじゃなかったけどさ、これなら美味しいのね」
「…でも、」
「ん?……はむっ」
唇に付いたそれを拭うように口付けられ、口腔内を這うようにチョコミントの味が広がった。
「…この方が、良い」
「は…反則だよ…こんなの」
「何がだ?」
「不意討ちとか、恥ずかしいじゃんかぁ…」
「…可愛い」
「なっ!何を突然!?」
「本音、だ」
「…ご機嫌なのね、アイス美味しかったし」
「……ん」
「ん?」
ふと、自分の手元を指差された。
何事かと見れば、溶けたアイスが指を伝い肘まで流れていた。
「うわっ、勿体ない!棒アイスは失敗だったぁ…」
「…腕貸せ」
「ちょっ…と!何を」
「舐める」
「~ッ!」
お嬢の指に舌を這わすと、彼女の顔が見る間に紅く染まってゆく。
「ブロ…ッ!」
「…お嬢、」
「なにさ…?」
「甘い、な。」
「っあ」
溶けてこってりと甘くアイスの味が、口の中を犯していった。
『ラヴ・ポーション』
(恋の媚薬、貴方とアイス)
(アイスと愛すって…)
(寒いのに熱くなる駄洒落です)
END
かつてキリリクに応えたもの
「ブロリー、」
「…?」
「見てみて、これ」
「……何だ?」
「チョコミントアイス」
「チョコ…みんと?」
「初めて食べたんだけとね、美味しいんよ!一口あげよっか?」
特徴的な香りを放つそれは、人によっては受け入れがたい味であろうが。
「…美味い」
「でしょ!私、ミントってあんまり好きじゃなかったけどさ、これなら美味しいのね」
「…でも、」
「ん?……はむっ」
唇に付いたそれを拭うように口付けられ、口腔内を這うようにチョコミントの味が広がった。
「…この方が、良い」
「は…反則だよ…こんなの」
「何がだ?」
「不意討ちとか、恥ずかしいじゃんかぁ…」
「…可愛い」
「なっ!何を突然!?」
「本音、だ」
「…ご機嫌なのね、アイス美味しかったし」
「……ん」
「ん?」
ふと、自分の手元を指差された。
何事かと見れば、溶けたアイスが指を伝い肘まで流れていた。
「うわっ、勿体ない!棒アイスは失敗だったぁ…」
「…腕貸せ」
「ちょっ…と!何を」
「舐める」
「~ッ!」
お嬢の指に舌を這わすと、彼女の顔が見る間に紅く染まってゆく。
「ブロ…ッ!」
「…お嬢、」
「なにさ…?」
「甘い、な。」
「っあ」
溶けてこってりと甘くアイスの味が、口の中を犯していった。
『ラヴ・ポーション』
(恋の媚薬、貴方とアイス)
(アイスと愛すって…)
(寒いのに熱くなる駄洒落です)
END
かつてキリリクに応えたもの