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「ブロリー!」
「……。」
「見て!今日ラディッツさんと一緒にクッキー焼いたんだよ」
「……」
「結構自信ありなんだから、食べる?」
こくり、と無言で頷く姿に和みながら、クッキーを差し出す。
多少不格好なのは手作りならではというわけで、断じて私が不器用って事じゃないんだからね!と言い訳してみたが、彼はまた頷いてみせただけだった。
返答が無いのは彼が無口だからであって、私が嫌われてるわけではない!と思いたい。
「美味しい?」
「…ん」
「本当!よかったぁ…」
やっと返事してくれた!
やっぱり、こくりと頷く姿には和む。
こんな巨体なのに無口で、頷く顔がちょっとだけ子どもっぽい所が凄く好き。
たまに返事してくれる低くて優しい声も大好き。
「ブロリー、」
「……」
「今日はいつもより無口だね、どうかした?」
「…お嬢、が」
「うんうん」
「俺、以外の男と、居た」
「…ん?もしかして妬いてるの?」
ふるふる、と緩く首を振られた。じゃあ何、と問い掛けると、彼の数少ないボキャブラリーをフル稼動させたらしい言葉が返ってきた。
「妬く男、嫌いか?」
「う~ん…、むしろ好きかも」
「……?」
「だって、愛されてるなぁって思えるし、私も嫉妬深い乙女だもん」
「…俺が、」
「ん?」
「妬いたら、好きになるか?」
「…妬かなくても…好き」
「………」
「好きだよ、ブロリー」
「…本当に」
「本当に好き!」
「………」
「ブロリーは?」
「…?」
「私の事、好き?」
こくこく、とさっきよりたくさん頷かれて、不覚にもときめいた。
「じゃあさ、」
「…?」
「好きって言って?」
「……」
「ねぇ、」
「……す、き、」
「好き」
「す、き」
「大好き」
「だ、い、好き」
「ブロリー可愛い!」
「俺、かわいい?」
「うん!」
「…嬉しく、ない」
「…だよね」
「お嬢は、可愛い」
「っ…ありがと」
「……?」
私が言う言葉は、彼が反芻してくれるから、
「ブロリー」
「……。」
「愛してる!」
「あい、してる、」
ついつい愛の言葉ばっかり交わしてしまう。
たまには、ブロリーの好きにしてほしいけど…特に何も言ってくれないし、それにも慣れたから諦めがつく。
…いっそ、恥を覚悟で言ってみたかった事を言ってみようか。
「…壊れるまで抱いても、いいよ?」
「…何、を」
「私を。ブロリーの好きにしてほしいの」
「すきに、……本当か?」
「…うん」
「本当に、いいのか?後悔したなんて言うなよ?」
「………え?」
なんか饒舌になってません?
って思ったら、目の前には大好きな彼の超化した姿があった。
制御装置のせいで金ではなく青くなった髪が、いやに色っぽくて疚しい。
…じゃなくて!
「超化する要素が何処にあったのか見当も付かないんですが」
「あー…、その、興奮した」
「…そんなに嬉しかった?」
「勿論。」
「じゃあ、撤回しない。本当に好きにしてよ」
「あぁ。だが…」
「ん?」
「壊しは、しない」
「…ふふっ、ありがと」
そうして、ブロリーの家で散々好きに弄られた挙げ句。超化から戻ったブロリーが、途中から理性飛んだ。記憶無い、勿体ない。って言い出したから、腰が痛いのも忘れて和んだ。
寝転がったまま他愛の無い話をして、徐々に体力を回復させる。
そしたら、また聞いてみるんだ。
「あのさ、ブロリー」
「…?」
「もしもだけど…私が、もっとシて、って言ったら、嬉しい?」
「…何を?」
「あぁもう鈍感……、えっちに決まってるでしょ?」
「……!」
ぶわっ、と効果音がしそうなくらい勢いよく、ブロリーの頬が紅く染まった。
「…ねぇ、嬉しい?」
「あ…、う、…嬉しい」
「本当!じゃあ…」
寝返りをうって、彼の頬に軽く口付ける。
ちゅっ、とわざと音を立てて唇を離し、煽るように上目づかいで見上げる。
『もう一発してよ?』
(降り注ぐのはキスの雨!)
END
「……。」
「見て!今日ラディッツさんと一緒にクッキー焼いたんだよ」
「……」
「結構自信ありなんだから、食べる?」
こくり、と無言で頷く姿に和みながら、クッキーを差し出す。
多少不格好なのは手作りならではというわけで、断じて私が不器用って事じゃないんだからね!と言い訳してみたが、彼はまた頷いてみせただけだった。
返答が無いのは彼が無口だからであって、私が嫌われてるわけではない!と思いたい。
「美味しい?」
「…ん」
「本当!よかったぁ…」
やっと返事してくれた!
やっぱり、こくりと頷く姿には和む。
こんな巨体なのに無口で、頷く顔がちょっとだけ子どもっぽい所が凄く好き。
たまに返事してくれる低くて優しい声も大好き。
「ブロリー、」
「……」
「今日はいつもより無口だね、どうかした?」
「…お嬢、が」
「うんうん」
「俺、以外の男と、居た」
「…ん?もしかして妬いてるの?」
ふるふる、と緩く首を振られた。じゃあ何、と問い掛けると、彼の数少ないボキャブラリーをフル稼動させたらしい言葉が返ってきた。
「妬く男、嫌いか?」
「う~ん…、むしろ好きかも」
「……?」
「だって、愛されてるなぁって思えるし、私も嫉妬深い乙女だもん」
「…俺が、」
「ん?」
「妬いたら、好きになるか?」
「…妬かなくても…好き」
「………」
「好きだよ、ブロリー」
「…本当に」
「本当に好き!」
「………」
「ブロリーは?」
「…?」
「私の事、好き?」
こくこく、とさっきよりたくさん頷かれて、不覚にもときめいた。
「じゃあさ、」
「…?」
「好きって言って?」
「……」
「ねぇ、」
「……す、き、」
「好き」
「す、き」
「大好き」
「だ、い、好き」
「ブロリー可愛い!」
「俺、かわいい?」
「うん!」
「…嬉しく、ない」
「…だよね」
「お嬢は、可愛い」
「っ…ありがと」
「……?」
私が言う言葉は、彼が反芻してくれるから、
「ブロリー」
「……。」
「愛してる!」
「あい、してる、」
ついつい愛の言葉ばっかり交わしてしまう。
たまには、ブロリーの好きにしてほしいけど…特に何も言ってくれないし、それにも慣れたから諦めがつく。
…いっそ、恥を覚悟で言ってみたかった事を言ってみようか。
「…壊れるまで抱いても、いいよ?」
「…何、を」
「私を。ブロリーの好きにしてほしいの」
「すきに、……本当か?」
「…うん」
「本当に、いいのか?後悔したなんて言うなよ?」
「………え?」
なんか饒舌になってません?
って思ったら、目の前には大好きな彼の超化した姿があった。
制御装置のせいで金ではなく青くなった髪が、いやに色っぽくて疚しい。
…じゃなくて!
「超化する要素が何処にあったのか見当も付かないんですが」
「あー…、その、興奮した」
「…そんなに嬉しかった?」
「勿論。」
「じゃあ、撤回しない。本当に好きにしてよ」
「あぁ。だが…」
「ん?」
「壊しは、しない」
「…ふふっ、ありがと」
そうして、ブロリーの家で散々好きに弄られた挙げ句。超化から戻ったブロリーが、途中から理性飛んだ。記憶無い、勿体ない。って言い出したから、腰が痛いのも忘れて和んだ。
寝転がったまま他愛の無い話をして、徐々に体力を回復させる。
そしたら、また聞いてみるんだ。
「あのさ、ブロリー」
「…?」
「もしもだけど…私が、もっとシて、って言ったら、嬉しい?」
「…何を?」
「あぁもう鈍感……、えっちに決まってるでしょ?」
「……!」
ぶわっ、と効果音がしそうなくらい勢いよく、ブロリーの頬が紅く染まった。
「…ねぇ、嬉しい?」
「あ…、う、…嬉しい」
「本当!じゃあ…」
寝返りをうって、彼の頬に軽く口付ける。
ちゅっ、とわざと音を立てて唇を離し、煽るように上目づかいで見上げる。
『もう一発してよ?』
(降り注ぐのはキスの雨!)
END