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天気のいい昼に自室で寛ぐのは気分がいい。
これはそんな昼間に起きた出来事だ。
「ろーく」
「あ?」
「ごー、よん、さん、に、いち……」
「お嬢?」
「ファイア!」
ゴッ。
と鈍い音と共に、背中に痛みが走る。
「いって」
「あははっ、ろくの背中硬ぁい」
「な…何事だばっ?」
「今日もいい背中れふねぇ」
「酒臭…お前一杯やったな?」
「んん、暑い…」
言うなり服を脱ぎ出すお嬢。
眼福…役得…じゃなくて!
「こらっ、何やってんだ」
「ぁ、あっつい…ここ暑いの…」
「言っとくが今日は涼しいくらいだ」
「うー…六の背中が涼しい…」
「常温だば、じゃなくてしっかりしろ?」
「なんでこんな暑いの…」
「何を呑んじまったのかこっちが聞きてえよ…」
彼女の後ろに転がった空き缶は、数は多くないが種類がバラバラだった。
「悪酔いしたのか…」
「おなかいっぱいだわ」
「吐き気はするか?」
「うーん…しないと思う」
いつまでも背中に張り付いてる彼女に向き直り、その顔色を確認する。
そして気付いた。
熱く潤んだ瞳、染まった頬、滲んだ汗。
心なしか甘い香りがする気がする。
そういう方向に興奮するには十分過ぎた。
「お嬢っ」
「んむっ」
ついつい抱き寄せて口付け、そのまま布団へ押し倒した。
「六ぅ?」
「すまん、これは辛抱できねぇ」
「えぇー、許可しねぇですよ?」
「ぇ」
「そんな気分じゃないし」
「う…じゃあどんな気分なんだ?」
「それは…えっと、ほろ酔い気分?」
「そこまで酔ってるなら泥酔気分だろ」
「ン、酔ってるのは…六に!なんちゃってー」
「おいおい…。本当に大丈夫かよ?」
「うー…、なんかぐわんぐわんする…」
ぐわんぐわんっていうか
本人の頭がぐるぐると揺れている。
「大丈夫じゃねぇな。水持って来てやるから横になってろよ」
「襲う気だ?」
「違ぇ、介抱だ介抱」
「んじゃあ六の布団で寝ちゃおっと」
「…勝手にしてくれ」
こんな状態のお嬢を放置するのは危険だが仕方ない。
足早にグラスと水を持って帰ると、宣言通りお嬢は布団の中に居た。
「お嬢?寝たか?」
「ろく…」
「おぉ、起きてたか。水飲めるか?」
「…うん」
肩を支えて座らせ、グラスを渡そうとしたが躊躇う。
手元がおぼつかない彼女の口元にグラスをあてがい、小さくひと口飲み下すのを確認してから再び寝かせた。
「具合はどうだ?」
「…暑いけどへいき」
「なんか欲しいもんあるか?」
「六がほしい…」
「な…っ、お前さっきと言ってること違うだば」
「さっきはなんか…ギラギラしててちょっとイヤだったというか」
「そりゃギラギラするだろ…」
「でもやっぱ欲しくなっちゃった」
空いた手にするりと指を絡ませられ、体温が混ざる感覚に股間が疼く。
「…だめ?」
「良いんだが…ギラギラしても拒んでくれるなよ?」
「うん、きて」
「お嬢…」
布団を捲り、彼女を組み敷く。
白い首筋に噛み付き紅い印を付けた。
「ん…っ」
「痛いか?」
「うんん、もっと強くしてもいいよ」
「…いや、今回は優しくする」
「なんで?」
「お嬢が酔ってるからな、どうせ蕩けさせるならシラフがいい」
「うー…据え膳だったのにな」
「悪酔いの原因それか?」
「気分が変わっただけ」
「なら次回はシラフで頼む」
「わかっ、ん、む」
返事を待たずに唇を塞いだ。
据え膳食わぬは男の恥
一欠片も残さず食べてやるつもりだ。
『有るコール』
お酒に便乗したおねだり
終
これはそんな昼間に起きた出来事だ。
「ろーく」
「あ?」
「ごー、よん、さん、に、いち……」
「お嬢?」
「ファイア!」
ゴッ。
と鈍い音と共に、背中に痛みが走る。
「いって」
「あははっ、ろくの背中硬ぁい」
「な…何事だばっ?」
「今日もいい背中れふねぇ」
「酒臭…お前一杯やったな?」
「んん、暑い…」
言うなり服を脱ぎ出すお嬢。
眼福…役得…じゃなくて!
「こらっ、何やってんだ」
「ぁ、あっつい…ここ暑いの…」
「言っとくが今日は涼しいくらいだ」
「うー…六の背中が涼しい…」
「常温だば、じゃなくてしっかりしろ?」
「なんでこんな暑いの…」
「何を呑んじまったのかこっちが聞きてえよ…」
彼女の後ろに転がった空き缶は、数は多くないが種類がバラバラだった。
「悪酔いしたのか…」
「おなかいっぱいだわ」
「吐き気はするか?」
「うーん…しないと思う」
いつまでも背中に張り付いてる彼女に向き直り、その顔色を確認する。
そして気付いた。
熱く潤んだ瞳、染まった頬、滲んだ汗。
心なしか甘い香りがする気がする。
そういう方向に興奮するには十分過ぎた。
「お嬢っ」
「んむっ」
ついつい抱き寄せて口付け、そのまま布団へ押し倒した。
「六ぅ?」
「すまん、これは辛抱できねぇ」
「えぇー、許可しねぇですよ?」
「ぇ」
「そんな気分じゃないし」
「う…じゃあどんな気分なんだ?」
「それは…えっと、ほろ酔い気分?」
「そこまで酔ってるなら泥酔気分だろ」
「ン、酔ってるのは…六に!なんちゃってー」
「おいおい…。本当に大丈夫かよ?」
「うー…、なんかぐわんぐわんする…」
ぐわんぐわんっていうか
本人の頭がぐるぐると揺れている。
「大丈夫じゃねぇな。水持って来てやるから横になってろよ」
「襲う気だ?」
「違ぇ、介抱だ介抱」
「んじゃあ六の布団で寝ちゃおっと」
「…勝手にしてくれ」
こんな状態のお嬢を放置するのは危険だが仕方ない。
足早にグラスと水を持って帰ると、宣言通りお嬢は布団の中に居た。
「お嬢?寝たか?」
「ろく…」
「おぉ、起きてたか。水飲めるか?」
「…うん」
肩を支えて座らせ、グラスを渡そうとしたが躊躇う。
手元がおぼつかない彼女の口元にグラスをあてがい、小さくひと口飲み下すのを確認してから再び寝かせた。
「具合はどうだ?」
「…暑いけどへいき」
「なんか欲しいもんあるか?」
「六がほしい…」
「な…っ、お前さっきと言ってること違うだば」
「さっきはなんか…ギラギラしててちょっとイヤだったというか」
「そりゃギラギラするだろ…」
「でもやっぱ欲しくなっちゃった」
空いた手にするりと指を絡ませられ、体温が混ざる感覚に股間が疼く。
「…だめ?」
「良いんだが…ギラギラしても拒んでくれるなよ?」
「うん、きて」
「お嬢…」
布団を捲り、彼女を組み敷く。
白い首筋に噛み付き紅い印を付けた。
「ん…っ」
「痛いか?」
「うんん、もっと強くしてもいいよ」
「…いや、今回は優しくする」
「なんで?」
「お嬢が酔ってるからな、どうせ蕩けさせるならシラフがいい」
「うー…据え膳だったのにな」
「悪酔いの原因それか?」
「気分が変わっただけ」
「なら次回はシラフで頼む」
「わかっ、ん、む」
返事を待たずに唇を塞いだ。
据え膳食わぬは男の恥
一欠片も残さず食べてやるつもりだ。
『有るコール』
お酒に便乗したおねだり
終