ウサビ
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「~♪」
「…プーチンはいつも楽しそうだねぇ。」
「ん?お嬢ちゃんは楽しくないの?」
「…最近疲れが取れなくってさぁ…」
車で寝てるからだよね。
でもそれはプーチンだって同じなのに。
なんでこんなに違うんだろ?(こういう時男女の体力差は関係無いと思う。)
「僕は…お嬢ちゃんと一緒に居られるだけで、疲れなんて飛んで行っちゃうから」
「プーチン…」
「えへへ、お嬢ちゃんが好きだから、だよね?」
「あーもうプーチン可愛い!」
「うはっ」
ぎゅっと抱き付くと、男の人独特の堅い感じじゃなくて、ふわふわ柔らかい。
「プーチンやわらかーい」
「あんまり褒められてないみたい?」
「そんな事ないよ」
「そっかな、」
まぁいいか、って呟いて、抱きかえしてくれるから嬉しい。
「だって、お嬢ちゃんが僕に抱き付いてくれるから」
「プーチンだったら柔らかくなくても抱き付くけどね」
「はぅっ、本当!?」
「本当だよ!だってプーチン大好きだから!」
「僕もお嬢ちゃん大好き!」
好きで好きで仕方ないんだ。
だけどね。
「やっぱり疲れてるから…たまにはベッドで寝たいな」
「う~ん…僕たち仮にも脱獄犯だから…」
「だよね~」
「…監獄に居たら、硬くても寒くても、ベッドで寝られたのに」
「プーチンは、脱獄しちゃったの後悔してる?」
「ん~…してない。」
「どうして?」
「お嬢ちゃんがついてきてくれたから」
「…!」
「あの時ね、お嬢ちゃんが来てくれなかったら監獄に戻ろうと思ってた。」
「……。」
「でも、来てくれたから、僕嬉しくて仕方ないんだ」
「プーチン…」
「もう…こんな女々しかったらお嬢ちゃんに釣り合わないよね」
「そんな事ないよ」
「……本当?」
「だって…」
「?」
「プーチン大好きだから!」
「…うん!ありがとう!」
きみのこと、
すきで すきで すきで
しかたないんだ。
好き好き大好き愛してる!
(だから無防備に抱き付かれると心臓が煩くて…)
終
2009/11/08