ウサビ
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「キレネンコさん」
「…ん」
「ちょっと座ってください」
「……。」
「で、そのナニを舐めさせて欲しいのです」
「……発情期…か」
「嫌ですか?」
「…構わない。」
「じゃ、いただきます」
抵抗されることも無くボトムを剥ぎ取る。
シラフのナニを指で支えて口付ける。
ちろっと舌で舐めると、軽く反応してくれて何だか可愛く見える。
唇が馴染んだ頃に大きく口を開けて食み進め、なるべく唾液を絡ませて舐める。
「…っ」
ぴくんとナニを震わせて吐息を漏らすのが聞こえる。
先程まで余所見していたはずの彼と目が合う。
「は…」
「…んう?」
微かな声に相槌を打つ。
膨張したナニから一旦唇を離して問う
「ちゃんとキモチイイですか?」
「……さぁな」
「…キレネンコさんの…大きくなってますよ」
「……。」
「舐めてるだけで、感じちゃいそう…」
「…お嬢、」
「はい?」
「……お嬢のも、舐めさせろ」
「そ…っ、それは…ちょっと…ダメ」
「何故…」
「恥かしいじゃないですか」
「今更か」
「え…、は、あっ?」
こんな事しておいて恥じらうのも今更かもしれないがしかし、と言い分も吐き出せずに
軽々と身体を反転させられてしまい、キレネンコさんにお尻を突出す形になってしまった。
「キレネンコさ、ん?」
「…ふん」
黙ってくんくんと囚人服のボトムを嗅がれるのは相当恥かしい。
嗅いだかと思えば、いきなり脱がされて。
生活故にあまり魅力の無い下着がキレネンコさんの目の前晒されたのは軽くショックだった。
「うう…恥ずかしい」
「良い、匂いだ」
「え…ちょっ…、あ」
恥じらう暇もなく下着越しに差し込まれた指が、水音を立てながら浅い所を責める。
「…っ、んや」
「…」
「やめ…っ、きれ、ねんこさ…ぁん」
「…甘ったるい」
「ら、めぇ…」
「…そんなに良いか」
下着をずらされ狭い蕾に指が差し込まれるが、濡れている割に硬く強ばっている気がする。
解すように指でなく舌を宛てがわれ、割れ目を舐めあげられると腰が跳ねる
「あっあ…!」
「…ン」
「それ…やだぁ」
「そうか」
愛芽を舌先で弄られ腰を引くも、再び挿入された指が内壁を擦り上げ逃げ場がない。
強すぎる快楽に果てそうになると手が止まる。
「イ、…うぅ、なん、れ…」
「そろそろか」
「え…」
思考が追いつかないまま軽々とベッドに押し倒された。
脚を広げられて蜜口にナニが宛てがわれるとその質量に思わず喉が引き攣る。
「ひ…っ」
「…どうした」
「おっ…きすぎて…ちょっと」
「それも今更だな」
「待っ…」
そのまま腰を進められて圧迫感。
続く様に走る鈍痛。
「痛っ、あぁっ」
「…?」
「うう…まだ、動かないで、くださ…っ」
「…そんなに痛い…か」
「は、い…」
「…まさか、初めてか?」
「そのまさか、だったら…どうしますか?」
返事を待たずとも呆れた様な目を見れば分かる。
発情期に初めてを散らすなんてよくある話だが、それにしたってあんな誘い方されたら気づくわけが無い。
「…いきなり舐めたがったのは」
「その気にさせるために無茶しました…」
「……」
「そんな呆れないでくださいよ」
「何故俺なんだ」
「え?」
「初めてを、俺にした理由」
「そ…れは、キレネンコさんが…」
「…」
「キレネンコさんのことが、好きだから…」
舐めたがるより舐められるより余程恥ずかしい。
順番とか諸々込みで恥ずかしすぎてどうしようもない。
呆れられた言葉を覚悟するも降ってきたのは優しいキス。
「…きれねんこさん?」
「…お嬢」
「はい」
「舌を噛むなよ」
「っな」
呆れた様な目つきから一変して納得したように目を細めると、遠慮は無用と思われたのかキレネンコのモノが、お嬢の最奥を抉る様に擦る。
蕾を満たす程にデカくて長くて硬いのが、ナカで脈打つのが判る。
「あぁッ」
「…全部、入ったぞ」
「ほ…んと?」
「あぁ、分かるか?」
「っあ…」
「……動くぞ」
「あっ、あ、…っ!」
ばこばこと半ば無理矢理腰を打ち付けられる。
段々と馴染んでナニを受け入れられるようになり、快楽故に無意識に腰を振る。
「はぁっ、あんっ!」
「…………」
「ッ!あっ」
「……っ」
「きれ…ねんこさんっ」
「…なんだ……」
「あ、っん、好き…好きっ」
「………、俺も好きだ…」
「――っあ……!?」
せり上ってきた快楽が頭の中でどくん、と弾ける。
感じたことの無い絶頂と、腟中に熱いものが放たれる感覚。
目の前に広がるキレネンコの快楽に歪む顔。
甘く甘く耳に残る好きという言葉。
全部重なり、意識の糸がぷつりと切れた。
ふと目を覚ますと、どれくらい眠っていたのかすら解らない。
「あ…れ?」
「……。」
自分の声が目茶苦茶掠れてるのに気付く。
「キレ、ネンコさ…ん、」
「……。」
「今…何時ですか?」
「…………夜、二時」
「うぁ、…寝落ちて…すいません」
「…お嬢」
「はい?」
「俺、は…、」
「…」
「お前が好きだ」
「き…キレネンコさん…!」
「だから…」
「はい!」
「…………もう一発」
「……はい?」
言われてから気付いた。
キレネンコのナニはまだナカに入ったままだった。
ねだるように腰を揺らされると、水音が立つ。
「んぁ…っ」
「…もう一発ヤらせろ」
「もう…」
嫌です、と言いたかったけれど、好きって言われたのが嬉しくて。
「分かりましたよ、もう一発ですね」
「……。」
寡黙なキレネンコさんも大好きだけど、もっと好きって言って欲しい。
もしくは、ちょっとでいいので手加減してください。
(もう一回落とされたら朝まで起きられる気がしない)
終
2009/11/06
加筆修正 2024/07/22