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乗れる雲をあたし、ルフィ、チョッパー、ウソップの4人で進んで数分。船の通れるルートを探していたけど、どうやらさっき見えた滝の下に門があるみたい。
そこへ船を先導するようにあたし達は雲の上を軽快に歩いているわけだけど、「次は左だ」「いや右だ」なんてくだらない言い合いに加えて「ヨロイのおっさん呼ぼう」と極論を吐く男ども。やっぱいつの時代も男って言うのは馬鹿な生き物なのかね、あたしのとこでもすーぐ突っかかってきてたし。
騒ぐ男を横目にふかふかな感触を踏み締めて進んでいく。下は当たり前のように海なんだけど、見た目が雲だから水っぽい感じがしなくて落ちてしまう、なんて危機感が抜け落ちていく。さっきウソップが抜けてって地上に帰るとこだったけど。
「おいルイ、あんまり覗き込むと落ちるぞ、俺みたいに。それこそ木っ端微塵だ木っ端微塵」
「大丈夫よ、あんたみたいなヘマしないし」
「ばっかアレは俺がヘマをしたんじゃなくて抵抗があまりにもなくてよォ!潜ったら最後“下”まで真っ逆さまだぜ!」
「はーいはい、気をつけまぁす」
船から海を見た時同様、思いの外身を乗り出していたらしい。うーん、なんだかな、この海は変な気分。やっぱ見た目雲ってのが大きいのかも、溺れる想像できないし。
ウソップからの忠告を受けてなるべく内側を歩くよう心掛ける。と、自然とルフィの横に。…そういえば、ベラミー達にボコられた時んことまだ礼言ってねぇよな。単身で助けに来てくれて有り得ねぇ強さでぶっ飛ばして、あたしをここに連れて来てくれた。思い返すとすげぇ世話になってるな。
「入ってもいいぞ」
「は?」
“ありがとう”その5文字を喉奥から吐き出そうとするも張り付いてなかなか出てこない。多分ルフィの横であたしは挙動不審だっただろう。そんな挙動不審女に構わず我らが船長は主語の無い言葉を吐いた。
悪ぃ船長、主語がねぇ会話は続ける事が出来ねぇってあたしでも一応わかるんだが…、怪訝そうな顔を向け呆けた返事をしたところ。
「海。入ってもいいぞ」
「あぁ、海か。…いや、入ったらウソップみてぇに下まで突き抜けんじゃねぇか殺す気か」
「俺が絶対引き上げてやっから安心しろ」
眩しい笑顔を向けてきやがって、絶対の自信を含んだ声音で言った。言い切った。まぁさっきウソップも引き上げてたしな、この言葉は信じていいだろ。なんかな、こいつが言う“信じろ”って、絶対信じて大丈夫な気がすんだよな。これが船長ってやつなんだろうな。
なんか、この間あったばかりのあたしが、さぞ信頼しきってるのを見透かしてるような“信じろ”に自然と笑みが漏れた。
「ふ、うん、分かった。そんときは安心して飛び込む」
この海賊団の仲間になってから笑顔になることが増えたと思う。増えて、いつもは使わない顔の筋肉が時々痛てぇなと思うくらい。本当、こいつらの仲間になれて良かったって思える。
前の世界にいる時よりも、幾分温かい気持ち抱えて先へ進んだ。
__________________________
「…ん?どうしたんだルフィ、ンなとこで立ち止まって」
「痛てぇ」
「痛てぇって…なんだァ?まさかここの気候が合わねぇとかか?そんならチョッパーを呼んで見てもらえよ」
「あいつが笑うたび痛てぇんだ、ここ」
「胸?しかもあいつって…」
「ルイ」
「…………まじか、ルフィ…」
「変なもん食ってねぇのになァ」
(いや、ないない。コイツに限ってそれは無い。うん、ない。)
__________________________
あたし達がフカフカ雲で騒がしくしている中、とうとう船は阻まれた狭い航路を抜けて見つけた滝の下の門に辿り着いた。その門は遠目で見た何倍もデカくて、見上げなきゃ視界にはいりきらないくらい。しかもなんだこれ、「HEAVEN’S GATE」…?天国の門、てか?いやシャレになんねぇだろ、死ぬ気で空の上まで来て、まじで天国なのかよ。いっぺん死んだ気もするっちゃするが。
「縁起でもねェ、死にに行くみてェじゃねェか…」
「…いーや、案外俺達ァもう全員死んでんじゃねェのか?」
「うわ、マリモとあたし同じ思考回路かよ」
「ンだてめッいちいち突っかかってくんじゃねェよ!!」
「おいクソマリモ何ルイちゃんと同じ事考えてんだ、その思考回路今すぐ遮断しろルイちゃんが腐っちまう」
「おめェが入ると余計ややこしくなんだよエロマユゲ!!」
「がしかし…死んでもルイちゃんやナミさん、ロビンちゃんとこんな綺麗な世界にいられるなら俺ァもう、本望だぜ…!」
「キメぇ」
いやまさかウソップの後に続いたゾロの発言にこんな突っかかることになるとは。あたしの脳みその中にもコケ生えてるかもしれねぇな。そして最後のコックはただただキメぇ。
そんな会話を交わしていれば、船は着実に門へ近付いていて。このままくぐっていいのかどうか、まぁそこは別にいいんだけど。そろそろ門に差し掛かる辺りになると脇の扉から梅干しみてぇな婆さんがでてきた。顔も髪型も梅干しっぽい。ちな、口が一番梅干しっぽい。しかも背中から羽が生えてる。え、実際の天国って天使婆さんだけなの?
「観光かい?それとも…戦争かい?」
ぽかん。…いや、まず一言目にそれかよ。わざわざ戦争するために死ぬ気で来ねぇっての。しかもさっき船で襲われたみたいに、あんな奴がうじゃうじゃ居そうなここでは喧嘩はしたくねぇな、うん。
唖然とするこちらを他所に梅干し婆さんは片手に握ったカメラであたし達をパシャパシャ、軽快な音を立てながら撮っている。その行動に一層不快感を掻き立てた。
「どっちでも構わない。上層に行くんなら入国料1人10億エクストル置いていきなさい。それが“法律”」
にゅ、入国料…?ンなもん払った事ねぇしなんだ、10億エクストルって。単位がわかんねぇから高ぇのか安いのかもわかんねぇ。これまたぽかん。
「天使だ!!!天使ってあんなんなのか……!!梅干しみてェだ」
「10億エクストルってベリーだといくらなんだ…?」
「……あの…お金…もし…もしなかったら…?」
順にルフィ、ウソップ、ナミの順で話してっけど、この世界にも梅干しがあるのに感動したわ。そしてナミ、金払わねぇと流石に入れねぇんじゃねぇの?なんたって入国料だし。
「通っていいよ」
「「いいのかよ!!!」」
入国料って言っておきながら払わねぇでいいのかよ、んなの入国料の意味ねぇじゃん!そんならタダにしろ!思わずウソップと同じツッコミ入れちまったじゃねぇか!!
そんなあたしらを横目に梅干し婆さんは続ける。
「それに通らなくても…いいよ。あたしは門番でもなければ衛兵でもない。お前たちの意志を聞くだけ」
…あ?なんだ通らなくてもいいってことは、入国料っつってんのに払えないし、タダで入んのも心苦しい良心持ちが引き返せるように選択肢増やしてんのか?あたしたちの意志を聞くだけって…じゃあ梅干し婆さんいちいち出てくる必要なくね?なのにわざわざ聞いてくるあたり、なーんか臭うな。
「じゃあ行くぞ、俺達は空島に!!金はねぇけど通るぞ婆さん!」
「…まぁ、この船に金は無さそうだしタダで通れんなら願ったり叶ったりだけどよ」
「そうかい。8人でいいんだね」
なんか、なんだか。裏がありそうでむず痒い。例えるなら、背中の痒いとこに手が届かない感じ。でも取り合えず8名様ご案内されときます。
ルフィの了承にあたしも思うことを言う。が、しかし。この門をくぐった先はさっき遠目で見えた滝しかない。遠目だったからいいものの今は目の前にある。だからすげぇ迫力、滝の流れる音に連れて身体が振動しているよう。
こんなほぼ直角な滝どうやって登りゃいいんだ。
「…?うん…!でもよ、どうやって登ったら、」
真横でルフィが梅干し婆さんに問うている間、多分あたしは間抜けな面で直角な滝を見上げてたんだと思う。
ルフィが問うた瞬間、ボフンと軽快な音を立てて海からエビのハサミが出てきて船を鷲掴みにした。
「え!!?」
「ギャーー!!ギャ〜〜〜〜!!!」
「何だ!!?何か出てきた!!?」
突然の揺れに間抜けな面をして対応できなかったあたしは尻もちをついてしまった。クルーが騒ぐ中、言葉が出ない。読んで字のごとく“ぽかん”だった。
そんな騒ぎにも我関せず、梅干し婆さんは「“白海”名物『特急エビ』…」と辛うじて聞こえる声で呟く。しかもその、特急エビとか言うやつは船を掴むだけではなくなんと、なんと。滝を登り出した。
「上にまだ続いてる!!」
ナミの声に自然を顎が上がっていく。本当だ、渦巻きみたいになって雲の道が続いてる。
頬にあたる飛沫が嫌に冷たく感じたのは、酷く火照っていたからだと思う。驚きと、興味に。
__________「天国の門」監視官アマゾンより
ゴッド
全能なる“神”及び神官各位
神の国「スカイピア」への不法入国者8名
“天の裁き”にかけられたし__________
29.じりじりと、
(冒険のにおいが、胸を焦がした)
そこへ船を先導するようにあたし達は雲の上を軽快に歩いているわけだけど、「次は左だ」「いや右だ」なんてくだらない言い合いに加えて「ヨロイのおっさん呼ぼう」と極論を吐く男ども。やっぱいつの時代も男って言うのは馬鹿な生き物なのかね、あたしのとこでもすーぐ突っかかってきてたし。
騒ぐ男を横目にふかふかな感触を踏み締めて進んでいく。下は当たり前のように海なんだけど、見た目が雲だから水っぽい感じがしなくて落ちてしまう、なんて危機感が抜け落ちていく。さっきウソップが抜けてって地上に帰るとこだったけど。
「おいルイ、あんまり覗き込むと落ちるぞ、俺みたいに。それこそ木っ端微塵だ木っ端微塵」
「大丈夫よ、あんたみたいなヘマしないし」
「ばっかアレは俺がヘマをしたんじゃなくて抵抗があまりにもなくてよォ!潜ったら最後“下”まで真っ逆さまだぜ!」
「はーいはい、気をつけまぁす」
船から海を見た時同様、思いの外身を乗り出していたらしい。うーん、なんだかな、この海は変な気分。やっぱ見た目雲ってのが大きいのかも、溺れる想像できないし。
ウソップからの忠告を受けてなるべく内側を歩くよう心掛ける。と、自然とルフィの横に。…そういえば、ベラミー達にボコられた時んことまだ礼言ってねぇよな。単身で助けに来てくれて有り得ねぇ強さでぶっ飛ばして、あたしをここに連れて来てくれた。思い返すとすげぇ世話になってるな。
「入ってもいいぞ」
「は?」
“ありがとう”その5文字を喉奥から吐き出そうとするも張り付いてなかなか出てこない。多分ルフィの横であたしは挙動不審だっただろう。そんな挙動不審女に構わず我らが船長は主語の無い言葉を吐いた。
悪ぃ船長、主語がねぇ会話は続ける事が出来ねぇってあたしでも一応わかるんだが…、怪訝そうな顔を向け呆けた返事をしたところ。
「海。入ってもいいぞ」
「あぁ、海か。…いや、入ったらウソップみてぇに下まで突き抜けんじゃねぇか殺す気か」
「俺が絶対引き上げてやっから安心しろ」
眩しい笑顔を向けてきやがって、絶対の自信を含んだ声音で言った。言い切った。まぁさっきウソップも引き上げてたしな、この言葉は信じていいだろ。なんかな、こいつが言う“信じろ”って、絶対信じて大丈夫な気がすんだよな。これが船長ってやつなんだろうな。
なんか、この間あったばかりのあたしが、さぞ信頼しきってるのを見透かしてるような“信じろ”に自然と笑みが漏れた。
「ふ、うん、分かった。そんときは安心して飛び込む」
この海賊団の仲間になってから笑顔になることが増えたと思う。増えて、いつもは使わない顔の筋肉が時々痛てぇなと思うくらい。本当、こいつらの仲間になれて良かったって思える。
前の世界にいる時よりも、幾分温かい気持ち抱えて先へ進んだ。
__________________________
「…ん?どうしたんだルフィ、ンなとこで立ち止まって」
「痛てぇ」
「痛てぇって…なんだァ?まさかここの気候が合わねぇとかか?そんならチョッパーを呼んで見てもらえよ」
「あいつが笑うたび痛てぇんだ、ここ」
「胸?しかもあいつって…」
「ルイ」
「…………まじか、ルフィ…」
「変なもん食ってねぇのになァ」
(いや、ないない。コイツに限ってそれは無い。うん、ない。)
__________________________
あたし達がフカフカ雲で騒がしくしている中、とうとう船は阻まれた狭い航路を抜けて見つけた滝の下の門に辿り着いた。その門は遠目で見た何倍もデカくて、見上げなきゃ視界にはいりきらないくらい。しかもなんだこれ、「HEAVEN’S GATE」…?天国の門、てか?いやシャレになんねぇだろ、死ぬ気で空の上まで来て、まじで天国なのかよ。いっぺん死んだ気もするっちゃするが。
「縁起でもねェ、死にに行くみてェじゃねェか…」
「…いーや、案外俺達ァもう全員死んでんじゃねェのか?」
「うわ、マリモとあたし同じ思考回路かよ」
「ンだてめッいちいち突っかかってくんじゃねェよ!!」
「おいクソマリモ何ルイちゃんと同じ事考えてんだ、その思考回路今すぐ遮断しろルイちゃんが腐っちまう」
「おめェが入ると余計ややこしくなんだよエロマユゲ!!」
「がしかし…死んでもルイちゃんやナミさん、ロビンちゃんとこんな綺麗な世界にいられるなら俺ァもう、本望だぜ…!」
「キメぇ」
いやまさかウソップの後に続いたゾロの発言にこんな突っかかることになるとは。あたしの脳みその中にもコケ生えてるかもしれねぇな。そして最後のコックはただただキメぇ。
そんな会話を交わしていれば、船は着実に門へ近付いていて。このままくぐっていいのかどうか、まぁそこは別にいいんだけど。そろそろ門に差し掛かる辺りになると脇の扉から梅干しみてぇな婆さんがでてきた。顔も髪型も梅干しっぽい。ちな、口が一番梅干しっぽい。しかも背中から羽が生えてる。え、実際の天国って天使婆さんだけなの?
「観光かい?それとも…戦争かい?」
ぽかん。…いや、まず一言目にそれかよ。わざわざ戦争するために死ぬ気で来ねぇっての。しかもさっき船で襲われたみたいに、あんな奴がうじゃうじゃ居そうなここでは喧嘩はしたくねぇな、うん。
唖然とするこちらを他所に梅干し婆さんは片手に握ったカメラであたし達をパシャパシャ、軽快な音を立てながら撮っている。その行動に一層不快感を掻き立てた。
「どっちでも構わない。上層に行くんなら入国料1人10億エクストル置いていきなさい。それが“法律”」
にゅ、入国料…?ンなもん払った事ねぇしなんだ、10億エクストルって。単位がわかんねぇから高ぇのか安いのかもわかんねぇ。これまたぽかん。
「天使だ!!!天使ってあんなんなのか……!!梅干しみてェだ」
「10億エクストルってベリーだといくらなんだ…?」
「……あの…お金…もし…もしなかったら…?」
順にルフィ、ウソップ、ナミの順で話してっけど、この世界にも梅干しがあるのに感動したわ。そしてナミ、金払わねぇと流石に入れねぇんじゃねぇの?なんたって入国料だし。
「通っていいよ」
「「いいのかよ!!!」」
入国料って言っておきながら払わねぇでいいのかよ、んなの入国料の意味ねぇじゃん!そんならタダにしろ!思わずウソップと同じツッコミ入れちまったじゃねぇか!!
そんなあたしらを横目に梅干し婆さんは続ける。
「それに通らなくても…いいよ。あたしは門番でもなければ衛兵でもない。お前たちの意志を聞くだけ」
…あ?なんだ通らなくてもいいってことは、入国料っつってんのに払えないし、タダで入んのも心苦しい良心持ちが引き返せるように選択肢増やしてんのか?あたしたちの意志を聞くだけって…じゃあ梅干し婆さんいちいち出てくる必要なくね?なのにわざわざ聞いてくるあたり、なーんか臭うな。
「じゃあ行くぞ、俺達は空島に!!金はねぇけど通るぞ婆さん!」
「…まぁ、この船に金は無さそうだしタダで通れんなら願ったり叶ったりだけどよ」
「そうかい。8人でいいんだね」
なんか、なんだか。裏がありそうでむず痒い。例えるなら、背中の痒いとこに手が届かない感じ。でも取り合えず8名様ご案内されときます。
ルフィの了承にあたしも思うことを言う。が、しかし。この門をくぐった先はさっき遠目で見えた滝しかない。遠目だったからいいものの今は目の前にある。だからすげぇ迫力、滝の流れる音に連れて身体が振動しているよう。
こんなほぼ直角な滝どうやって登りゃいいんだ。
「…?うん…!でもよ、どうやって登ったら、」
真横でルフィが梅干し婆さんに問うている間、多分あたしは間抜けな面で直角な滝を見上げてたんだと思う。
ルフィが問うた瞬間、ボフンと軽快な音を立てて海からエビのハサミが出てきて船を鷲掴みにした。
「え!!?」
「ギャーー!!ギャ〜〜〜〜!!!」
「何だ!!?何か出てきた!!?」
突然の揺れに間抜けな面をして対応できなかったあたしは尻もちをついてしまった。クルーが騒ぐ中、言葉が出ない。読んで字のごとく“ぽかん”だった。
そんな騒ぎにも我関せず、梅干し婆さんは「“白海”名物『特急エビ』…」と辛うじて聞こえる声で呟く。しかもその、特急エビとか言うやつは船を掴むだけではなくなんと、なんと。滝を登り出した。
「上にまだ続いてる!!」
ナミの声に自然を顎が上がっていく。本当だ、渦巻きみたいになって雲の道が続いてる。
頬にあたる飛沫が嫌に冷たく感じたのは、酷く火照っていたからだと思う。驚きと、興味に。
__________「天国の門」監視官アマゾンより
ゴッド
全能なる“神”及び神官各位
神の国「スカイピア」への不法入国者8名
“天の裁き”にかけられたし__________
29.じりじりと、
(冒険のにおいが、胸を焦がした)