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ヤンデレ後輩に頼るしかない話

「でも一番は、にこ先輩が水泳の授業中に、先輩のパンツを盗めた時だったなぁ。すげー興奮した!手に入れたパンツもだけど、ノーパンで一日中ソワソワしている先輩がちょー可愛かった!」
「…。」
「その時はそこで直ぐにでも押し倒したかったなぁ〜!俺も本当に良く我慢したよな…。俺はにこ先輩がノーパンなのは一応知らない体から、ふざけてお尻触ったりしてさ、にこ先輩の顔が真っ赤になって…」
先程までのしんみりは何処へやら、功は息を乱して怒涛の勢いで喋る。
ペラペラ喋りやがる。
(やっぱ…気持ち悪いなこいつ…。)
二子川はじとりと功を睨んだ。
大体、何故病院の一室をモニターできるのか。
それに先程の話ぶりも気になった。功が大学に入って、その後の就職してからも、まるでずっと二子川を見ていたような口ぶりだった。
「あ〜…にこ先輩…早く目を覚まして…」
チャリ…
「?」
「絶対死なせない…絶対逃がさないんだから…」
ブツブツ言いながら、功が徐に犬二子川の首に首輪を付ける。
突然の事に、二子川もされるがままだ。
そして二子川を床に座らせると、ぎゅっと首輪に付いているリードと机の脚を結ぶ。
机と首輪の距離は20センチ程度。
身動きが取れない。不安でソワソワと耳をパタつかせた。
「…」
チラリと功を仰ぎ見るとぺろりと舌舐めずりされ、嫌な予感倍増だ。
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