無自覚アブノーマル
深夜の会議室に、黒崎と本田の荒い息が響いた。黒崎は後ろから本田を壁に押しつけて、烈々と動く。
もうやめて欲しいが、そうと言えるはずもない。
「…っ…はっ、」
黒崎が動きを止め、後ろで息を詰まらせる気配がする。
その後、黒崎は満足気な息を吐くと肩に顎を乗せてきて、うなだれていた本田の顎を掴み上げるとその耳朶に口を寄せたる。
「で、どうだった?本田?」
「…っ」
小馬鹿にした様に囁く。
胸が喘ぎ、立っているのが辛い。
汗がこめかみを伝う。
なんで…こんな事に…。悪夢だ。
朦朧とする頭で、本田は記憶を辿った。
もうやめて欲しいが、そうと言えるはずもない。
「…っ…はっ、」
黒崎が動きを止め、後ろで息を詰まらせる気配がする。
その後、黒崎は満足気な息を吐くと肩に顎を乗せてきて、うなだれていた本田の顎を掴み上げるとその耳朶に口を寄せたる。
「で、どうだった?本田?」
「…っ」
小馬鹿にした様に囁く。
胸が喘ぎ、立っているのが辛い。
汗がこめかみを伝う。
なんで…こんな事に…。悪夢だ。
朦朧とする頭で、本田は記憶を辿った。
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