【完結】取引先の上司がストーカーです
「殿村さん、急に押しかけてきて、そんな下品な言葉辞めて下さいよ!先輩と俺は、もっとピュアで美しい愛を育んでいたのに…。」
「……はっ、」
殿村が鼻で笑うが、七緒はそれを余裕綽々と花すら散らして笑う。
こんな殿村に睨まれてその笑顔…凄いな七緒…。この子こんな子だったけ?
「いや、まてよ。」
殿村はそんな七緒を睨んでいたが、ふと何かを思いついたかのように漏らした。
「七緒さん、彼のものはどうでした?」
「は?どうって…普通でしたけど?」
「ふぅん、普通ですか。なるほど?ふふ…」
殿村の質問に怪訝な顔をした七緒が答えた。
「あっ、やめっ」
殿村は妙にニコニコとしながら、壁と殿村の間から逃げようと踠いていた碧を強引に引き寄せ、七緒に向き合わせ後ろから拘束し直した。
嫌な感じ。
「あの…と、殿村さん…?」
「俺の碧くんのものはこんな状態ですけどね。」
「「!」」
そして、ぐいっと碧のパンツを引き下ろした。晒される、一矢纏わぬ自身。
それを見た七緒が瞠目し言葉を失う。
「や、やめっ、殿村さん‼︎本当っ、離してっ…!七緒!七緒、見ないでっっ‼︎」
渾身の力で暴れるが、殿村の手は緩まない。
「ふっ、どうしたんですか?その反応。行為をしたという割には、初見の様な驚き方ですね。」
「…。」
殿村が含み笑いで煽るが、余程ショックだったのか今だ七緒は動かない。
殿村の手が緩んだ隙に、急いでパンツを引き上げた。
顔から火が出そう。
あれ?でも確かに。今の七緒の反応は不思議だ。まるで本当に初めて見たように固まっている。
カシャ
カシャ、カシャ
「っ、なんだよ!」
「別に。」
そして気づけば、殿村はパンツ姿の七緒をスマホで撮っていた。我に帰った七緒が怒りの声を上げる。
「やめろ!」
「折角だから、矢野さんに送ってあげようかと。七緒さんなんて、ただ黙って矢野くんのおかずにでもなっているのが相応しいですから。仲も大変いいらしいですしね?」
殿村が冷たく言い放つ。七緒がぐっと唇を噛んだ。
矢野?おかず?
「あぁ寧ろ、そんなに朝から発情しているなら、矢野くんの家にこのまま送ってあげましょうか?」
「!黙れ!先輩と俺は、折角純な関係を育んでいたのに!お前が…お前が急に割り込んでくるから…!計画が狂うんだよ!」
「はっ、純、ですか?こんな詐欺紛いな事までして。」
ブツブツ言う七緒を、殿村が鼻で笑う。そしてまたもや、殿村の手から逃げようとモゾついていた碧を後ろからぐっと引き寄せる。
「ふっ…ぁっ」
殿村は挑発的に七緒を見据えたまま、碧の耳に舌を差し込み舐めた。その後、大袈裟に音を立てて耳にキスをした。 耳に音が大きく響き、鳥肌がブワリと立つ。
そのまま殿村は、片方をするするとパンツの中に滑り込ませてくる。
「ふぅ、やっ、ぁ!」
堪らず変な声が出て、自分の口を塞いだ。殿村の手を引っ張るが、口を塞ぎながらではろくな抵抗にもならない。
やわやわと刺激され、腰が砕ける。
蒼は顔を真っ赤にして震えた。
気づけば、そんな碧を七緒が食い入る様にして見ている。
「碧くんは俺のだから。俺の特別な人だから…。ね?そうだもんね?碧くん?」
「…っ、ふっ…っっ!」
肩口に顔を乗せて碧に甘く囁く。
「だから、お前は失せろ。」
「…。」
思わず漏れた碧の声に微笑んだ後、殿村は七緒を睨みつけ低い声でそう言い放った。
「……はっ、」
殿村が鼻で笑うが、七緒はそれを余裕綽々と花すら散らして笑う。
こんな殿村に睨まれてその笑顔…凄いな七緒…。この子こんな子だったけ?
「いや、まてよ。」
殿村はそんな七緒を睨んでいたが、ふと何かを思いついたかのように漏らした。
「七緒さん、彼のものはどうでした?」
「は?どうって…普通でしたけど?」
「ふぅん、普通ですか。なるほど?ふふ…」
殿村の質問に怪訝な顔をした七緒が答えた。
「あっ、やめっ」
殿村は妙にニコニコとしながら、壁と殿村の間から逃げようと踠いていた碧を強引に引き寄せ、七緒に向き合わせ後ろから拘束し直した。
嫌な感じ。
「あの…と、殿村さん…?」
「俺の碧くんのものはこんな状態ですけどね。」
「「!」」
そして、ぐいっと碧のパンツを引き下ろした。晒される、一矢纏わぬ自身。
それを見た七緒が瞠目し言葉を失う。
「や、やめっ、殿村さん‼︎本当っ、離してっ…!七緒!七緒、見ないでっっ‼︎」
渾身の力で暴れるが、殿村の手は緩まない。
「ふっ、どうしたんですか?その反応。行為をしたという割には、初見の様な驚き方ですね。」
「…。」
殿村が含み笑いで煽るが、余程ショックだったのか今だ七緒は動かない。
殿村の手が緩んだ隙に、急いでパンツを引き上げた。
顔から火が出そう。
あれ?でも確かに。今の七緒の反応は不思議だ。まるで本当に初めて見たように固まっている。
カシャ
カシャ、カシャ
「っ、なんだよ!」
「別に。」
そして気づけば、殿村はパンツ姿の七緒をスマホで撮っていた。我に帰った七緒が怒りの声を上げる。
「やめろ!」
「折角だから、矢野さんに送ってあげようかと。七緒さんなんて、ただ黙って矢野くんのおかずにでもなっているのが相応しいですから。仲も大変いいらしいですしね?」
殿村が冷たく言い放つ。七緒がぐっと唇を噛んだ。
矢野?おかず?
「あぁ寧ろ、そんなに朝から発情しているなら、矢野くんの家にこのまま送ってあげましょうか?」
「!黙れ!先輩と俺は、折角純な関係を育んでいたのに!お前が…お前が急に割り込んでくるから…!計画が狂うんだよ!」
「はっ、純、ですか?こんな詐欺紛いな事までして。」
ブツブツ言う七緒を、殿村が鼻で笑う。そしてまたもや、殿村の手から逃げようとモゾついていた碧を後ろからぐっと引き寄せる。
「ふっ…ぁっ」
殿村は挑発的に七緒を見据えたまま、碧の耳に舌を差し込み舐めた。その後、大袈裟に音を立てて耳にキスをした。 耳に音が大きく響き、鳥肌がブワリと立つ。
そのまま殿村は、片方をするするとパンツの中に滑り込ませてくる。
「ふぅ、やっ、ぁ!」
堪らず変な声が出て、自分の口を塞いだ。殿村の手を引っ張るが、口を塞ぎながらではろくな抵抗にもならない。
やわやわと刺激され、腰が砕ける。
蒼は顔を真っ赤にして震えた。
気づけば、そんな碧を七緒が食い入る様にして見ている。
「碧くんは俺のだから。俺の特別な人だから…。ね?そうだもんね?碧くん?」
「…っ、ふっ…っっ!」
肩口に顔を乗せて碧に甘く囁く。
「だから、お前は失せろ。」
「…。」
思わず漏れた碧の声に微笑んだ後、殿村は七緒を睨みつけ低い声でそう言い放った。