【完結】取引先の上司がストーカーです
殿村はニコニコと笑顔のまま腕を組み、碧を見もせずに答えた。
どうしよう…会社で、もっと言うと取引先の会議室でとか、嫌過ぎる!死ぬ‼︎
どうにか、どうにか…。
「楓」
「…なに?あ、」
碧は殿村の顔を引き、強引にキスをした。殿村の目が見開かれる。
「俺は、楓が、好きです!大好きですっ!」
「……。」
「だから、他の奴にとか…あるわけないだろ?」
「……。」
碧の必死の言葉に殿村は無表情だ。
これ、どういう感情⁈
「ね、楓…。」
「…た…。」
「え?」
「勃った!」
「は?……えぇ⁈」
「碧くん!何それ⁈可愛すぎでしょ!愛おしい過ぎるよっっ!」
「えー!」
殿村は鼻息を荒げて、碧の肩を掴む。もはや目が興奮で血走っている。
碧は殿村の勢いによろけた。
「さっ、速攻で!会議室行こう!ほらっ‼︎」
「嫌っ、嫌嫌ー!誰か!助けてっ‼︎」
無情にもエレベーターが海南物産の会議室フロアに止まり、エレベータードアに必死で掴まる碧を殿村が無理矢理引き剥がした。
幸いと言うのか微妙だか、こんな深夜に会議をしている人はおらず、このフロアには碧達だけだった。
「っ、ひっ、本当、やめてっ!楓くん!流石に不味いって‼︎」
半ば転がるように会議へ押し込められた。そのせいで転けて蹲る碧に殿村は覆いかぶさり、乱暴にワイシャツの間から手を差し込む。
「ふっむっ…!」
すっぽり殿村の下に収まり震える碧に、殿村は強引にキスをした。
「あっ、か…っ、楓くんっ!ほらっ…、お、俺、楓くんとすると、気持ち良すぎで色々、で……出ちゃうから…」
「‼︎‼︎そうなの⁈分かった!もっ、直ぐに出させてあげるね、色々!」
鼻息荒い殿村がベリっと音がする勢いで碧の体を反転させ、スラックスを脱がせ始める。
「いやいや‼︎だから、会議室汚したら不味いって話!あっ、」
いつの間にかたくし上げられたシャツの下に殿村が顔を突っ込み、胸を舐める。じぃんと快感がこみ上げ、殿村を抑える手が緩む。
「はっ、大丈夫。碧くんのにも、ゴム付けるから。」
「いや、そういうっ、んんっ…っ‼︎」
殿村が碧の言葉を遮りキスをした。
しつこいキスが終わると体を起こし、何やら懐から出した袋を口で切る。
…ゴ、ゴムやん!
「っ、」
碧はとっさに殿村を蹴り上げ、ずり下げられたパンツを引き上げて逃げ出した。
「どこ行くの。」
「あぁ‼︎ごめんなさいごめんなさい!本当、無理無理無理無理‼︎」
しかし呆気なく会議室の扉前で掴まり、逆にドアに押さえ込まれる。
「俺も、」
「うっ、」
ぐりゅっと殿村のものが押し付けられた。綺麗な顔に似つかわしくない、雄雄しいそれだった。
「これで我慢とか無理っ」
「っ!」
結局、やられた。
どうしよう…会社で、もっと言うと取引先の会議室でとか、嫌過ぎる!死ぬ‼︎
どうにか、どうにか…。
「楓」
「…なに?あ、」
碧は殿村の顔を引き、強引にキスをした。殿村の目が見開かれる。
「俺は、楓が、好きです!大好きですっ!」
「……。」
「だから、他の奴にとか…あるわけないだろ?」
「……。」
碧の必死の言葉に殿村は無表情だ。
これ、どういう感情⁈
「ね、楓…。」
「…た…。」
「え?」
「勃った!」
「は?……えぇ⁈」
「碧くん!何それ⁈可愛すぎでしょ!愛おしい過ぎるよっっ!」
「えー!」
殿村は鼻息を荒げて、碧の肩を掴む。もはや目が興奮で血走っている。
碧は殿村の勢いによろけた。
「さっ、速攻で!会議室行こう!ほらっ‼︎」
「嫌っ、嫌嫌ー!誰か!助けてっ‼︎」
無情にもエレベーターが海南物産の会議室フロアに止まり、エレベータードアに必死で掴まる碧を殿村が無理矢理引き剥がした。
幸いと言うのか微妙だか、こんな深夜に会議をしている人はおらず、このフロアには碧達だけだった。
「っ、ひっ、本当、やめてっ!楓くん!流石に不味いって‼︎」
半ば転がるように会議へ押し込められた。そのせいで転けて蹲る碧に殿村は覆いかぶさり、乱暴にワイシャツの間から手を差し込む。
「ふっむっ…!」
すっぽり殿村の下に収まり震える碧に、殿村は強引にキスをした。
「あっ、か…っ、楓くんっ!ほらっ…、お、俺、楓くんとすると、気持ち良すぎで色々、で……出ちゃうから…」
「‼︎‼︎そうなの⁈分かった!もっ、直ぐに出させてあげるね、色々!」
鼻息荒い殿村がベリっと音がする勢いで碧の体を反転させ、スラックスを脱がせ始める。
「いやいや‼︎だから、会議室汚したら不味いって話!あっ、」
いつの間にかたくし上げられたシャツの下に殿村が顔を突っ込み、胸を舐める。じぃんと快感がこみ上げ、殿村を抑える手が緩む。
「はっ、大丈夫。碧くんのにも、ゴム付けるから。」
「いや、そういうっ、んんっ…っ‼︎」
殿村が碧の言葉を遮りキスをした。
しつこいキスが終わると体を起こし、何やら懐から出した袋を口で切る。
…ゴ、ゴムやん!
「っ、」
碧はとっさに殿村を蹴り上げ、ずり下げられたパンツを引き上げて逃げ出した。
「どこ行くの。」
「あぁ‼︎ごめんなさいごめんなさい!本当、無理無理無理無理‼︎」
しかし呆気なく会議室の扉前で掴まり、逆にドアに押さえ込まれる。
「俺も、」
「うっ、」
ぐりゅっと殿村のものが押し付けられた。綺麗な顔に似つかわしくない、雄雄しいそれだった。
「これで我慢とか無理っ」
「っ!」
結局、やられた。