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【完結】取引先の上司がストーカーです

超えてはいけない一線というもは何にでもある。
殿村との一線はあの日だった。
「ふっ、ん」
「あぁ、可愛いっ!今、碧くんのがきゅんってなった!」
「あっ、ちょっ、〜〜っ!」
一回やってから、殿村は遠慮をなくしたらしい。しつこい。泊まりに行くと、というか無理矢理連れ込まれると、大体いつも襲われる。
「もう、やだっ、はっ…っぅ、やめて…っ!」
「無理。」
「〜〜っ!」
そして碧の体も徐々に慣れて、最近やたら気持ち良くてそれが怖かった。
自分の中にある、今までの自分が塗り替えられていく。
ベッドの上、後ろから碧を攻めていた殿村は、逃げる碧の体を強引に引き戻してまた律動を強めた。その刺激に碧の腰が砕けると、殿村は引く腰を引き上げこれ幸いと更に好き勝手に動く。
「はぁっ、好き!碧くん、碧、碧…!好きっ!」
「うぅ〜っ‼︎もう、やめて…っ」
殿村は腰を打ちつけながらも、器用に碧の項に口付ける。
「あっ、やっ、あっ、あ、また、く、くるっ〜〜っ!もう、むりぃ…っ」
「ふふ、碧くん、無理じゃないでしょ。はっ、気持ち良い時はっ、ほら、教えたでしょ?」
「〜〜っ!」
「ほらっ、言えって。」 
心持ち声を低くした殿村がぐりぐりと碧の一番弱い所を攻めた。
「っ‼︎‼︎あ、ごめっ、あっ、ごめんなさっ!あ、気持ち、良い、気持ちいいですっ〜〜〜っ!」
不味い事に、殿村による碧のメンタル支配も確実に進んでいた。
満足気な殿村の吐息が聞こえ、へたり込んだ碧の腰を再び抱え直す。殿村はまた続けるらしい。碧はその快感に歯を食いしばり耐えた。
「碧、幸せだね。」
殿村はそんな碧にまた挿入し、震える背中にキスを落とす。
殿村は幸せらしい。
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