日記

母とテレビ

2024/11/04 00:01
日常家族の話
2024/11/3

 母の楽しみのひとつにテレビがある。

 私なんかはだいぶ前、

「あなたのことはそれほど」

「きみが心に棲みついた」

 というドラマを観てからずっと、テレビドラマを観ていないんだけど、母はずっとテレビドラマを観続けている。

 私は一癖ある話が割と好きで、警察ものや医療系、学園ドラマなど観る気にならないのだけど(でも小説の探偵ものは読める不思議)、母は普通に観るジャンルが幅広いので、ドラマ消化に毎日大変そうだ。

 またBSの中国ドラマまで手を出しているので、地上波のドラマと合わせて観るものに追われている。

 それだけのドラマを観られるのは、集中力がまだまだあるんだなって思う。

 そう考えると、私なんかは集中力が落ちたと思う。

 新しいアニメとかで最初の方で止めてしまうアニメがわんさかあるので。

 それとか途中で止めてしまうアニメもある。

 母はなんでも楽しめる人だし、集中力があるので、たくさんのドラマを最後まで観る。

 そんな母で1番困っていることが、私や姉に観てるドラマの説明をしたがること。

 特に中国ドラマ。

 姉は母が観てると斜め観をしているので、

「この人とこの人の関係って親子?」

 なんて聞けば、10いや100も返事が返ってくる。

 自分の観ているドラマなので、一緒に共感して欲しいらしい。

 だが、説明長すぎて聞いていて飽きてきてしまうので、姉も私もあまり母に説明を求めないようにしている。

「なんでよー話させてよー」と言うが、説明長すぎやっちゅうねん。

 とまあ、話が脱線してしまったが、すごい集中力があるのでアラ還ではあるけど、まだまだ若いんだなって思った。
 
 そう考えると、私の方がヤバいなって感じる。

 年を取って集中力が減ったように感じるからだ。

 母はテレビドラマも観るし、中高年向けのジムにも通っているし、仕事もレジを頑張っているし、1つ違いの父よりもよっぽど若い。

 父なんて定年退職をしてから家に籠もりっぱなし、行くのはコンビニと病院だけで、足腰が弱っている。

 母は70になってもしっかりしてそうだ。


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