日記

悪役令嬢と鬼畜騎士

2023/10/15 00:21
小説の話
 今回はえっちな小説について話しているので、苦手な方は閉じちゃって下さいね。

 あらすじ─1巻裏表紙より抜粋─

 侯爵令嬢ツェツィーリアはふと気づいた。

 自分が乙女ゲームの悪役令嬢に転生していたことに!

 しかし既に断罪回避は間に合わず、婚約破棄の後、ヒロインにハメられて娼婦に堕とされてしまう。

 最初の客として訪れたのは、ヒロインの幼馴染でチートな近衛騎士団副団長のルカス・ヘアプスト。

 怯えたツェツィーリアだが、執拗に抱かれた翌日、目覚めたところはヘアプスト公爵邸だった。

 しかも、下腹部には誓紋が刻まれ、ルカスの婚約者になっていて──!?

 ヤンデレ鬼畜騎士と悪役令嬢のこじらせ溺愛ラブファンタジー♡



 だいぶ前に買ったのを、やっと読み終わりました。

 普段、悪役令嬢ものは観ない読まないのですが、鬼畜騎士ことルカスが気になって買った小説です。

 でも読み終わるのに時間がかかったのは、悪役令嬢ことツェツィーリアの心の声がちょっと苦手だったから。

『脳内で叫ぶツェツィたちの言葉がグサグサと胸に刺さるわ』とか『ミニツェツィが悪魔の囁きをしてくる』とか悪役令嬢の葛藤を読むのが苦手でした。

 ですがルカスの執着愛、怖いくらいの重たい愛が可愛らしくてそこが見たくて読んでいた感じです。

 自分だけのものにしたくて誓紋をツェツィーに刻印しちゃうし、意地悪で甘くて優しいし、ツェツィーのことをずっと護ってきていてストーカー染みていたり、娼婦館での出会いのシーンは初めてのツェツィーにめっちゃ意地悪なえっちの仕方してくるし。

 重たい愛の男性は好きなタイプなので、読んでいて楽しかった。

 狂愛とか重たい愛とかのタイプは、脇役ばかりで主人公の相手役にならないので嬉しかった。

 悪役令嬢のツェツィーリアも可愛いのですが、もう少し心の声を減らしてくれたらな。

 ルカスに対する愛や周りの人たちに対する接し方、とても女性らしく可愛らしいキャラなので、よかったのですが心の状況説明とかはちょっと……でした。

 えっちなシーンも多くて、ふたりの甘い秘め事は読んでいて楽しかった。

 最初はルカス、噛み痕を付けてくるので痛い愛でしたが、段々と優しいえっちになりましたし、ツェツィーの方もね段々とルカスに惹かれて甘えたりおねだりしたり可愛かったです。

 周りのキャラたちも個性豊かでツェツィーに優しいので、嫌な気持ちなく読めました。

 やはり主人公に意地悪してくるキャラが嫌なので、ツェツィーを護る女中たちが意地悪だったら最後まで読まなかったかも知れない。

 挿絵も素敵なイラストで、ツェツィーは可愛らしくルカスは格好よく、表紙もそうですが1枚ある中のカラーイラストでも戸惑うツェツィーと狂気的な愛の眼差しをツェツィーに向けるルカスがよかったです。

 悪役令嬢と鬼畜騎士はメリッサ文庫から全3巻、コミックス版もあるらしいですよ。

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