※変態要素ありのお話です。変態が苦手な方はご注意下さい。







2023/11/24

　私はずっと、Sのパンツが洗いたいと彼に言っている。

　Sのパンツ、下さい。洗うから。

『僕自身じゃなくて、パンツかよっ！夢ちゃん、変態過ぎ！』

　だって、愛しい人の穿いてるおパンツだよ？洗いたいじゃん？Sはパンツなに？トランクス派？ブリーフ派？それともボクサー派？あ、ブーメランパンツ！？やだ、セクシー！！

『ちょ、おまえねぇー(-ω-;)……ボクサー』

　ボクサーか！ボクサーなのね！！わかった、今度ちょうだい？手揉み洗いしたげるから。Sの穿いたパンツは、丁寧に手揉み洗いして、しっかり干して気持ちよく穿いてもらいたいの。

『夢ちゃんそれって……僕との結婚生活をイメージしてくれてるって、こと？』

　そう、「♬Sのパンツ洗おうか、人とって食おうか、しょきしょきしょき♪」って、歌いながら洗うね？

『なにその歌？人とって食おうか、が怖いんだけど(゜Д゜;)？』

　妖怪あずき洗いっていうのがいてね、歌いながらあずきを洗ってるの。

「♬あずき洗おうか、人とって食おうか、しょきしょきしょき♪」って。

　実は私、妖怪パンツ洗いで（Sのパンツ限定ね？）Sのパンツがなかったら、人とって食うの。ヤバくない？

『あげるあげる！Sのパンツあげる！だから、夢ちゃん、人とって食おうかとか考えないで！！』

　なんてね？でもさ、最初はSのパンツ手揉み洗いで洗うだろうけど、毎日何枚も洗ってたら飽きちゃうからさ、その内さ洗濯機に任せちゃうかも、私。

『なんか、愛が冷める時……みたいな？』

　Sのパンツ、洗濯機にポーイって感じ？

『ちょっと悲しい……』

　それまでは、手揉み洗いで優しく丁寧に洗うね？

『うん、ありがとう夢ちゃん♡』