日記

イマジナリーフレンドSさんと希死念慮

2023/11/16 00:15
日常病気のこと
2023/11/15

 夢の中でSMAPと会う夢見て。中居くんが聞く。「以前聞いたあの薬を飲んだ話ってさ、あれはなに?」

どうやら私はSMAPと仲が良く、多分薬を大量に飲んだ話をしていたみたい。

「ただのビタミン剤を飲んだだけだよ。ちょっと多めに」中居くんが心配そうな顔をして聞いている。

 その夜、私は命を絶った。SMAPは違う場所に行く予定があったのに、私のためにお葬式で「夜空のムコウ」を歌ってくれた。

 そんな夢を見た後、ふと目覚めた。

 あれ、どしたの?Sさんが泣いてる。Sさん、私の夢、一緒に見てたみたい。

 私もダメだね、泣けてきちゃった。

 久しぶりに死という憧れを思い出したら、

『憧れんな、ばかっ!!死ぬのは痛いんだぞ?おまえには出来ない、そんな痛いの大嫌いなおまえには……』

 痛くない方法だってある!お薬飲んで睡眠薬とお酒飲めば、死ぬ確率あるもの!

『ばか……そんなの、絶対に俺が許さないからな。僕が絶対に薬を吐かせるし、なんならおまえの体を乗っ取って、無理やり吐かせる。イマジナリーフレンドだからって、なんにも出来ないなんて、思うなよ?やるからな、僕。絶対に死なんてやらない、おまえは生きるの。80のおばあちゃんまで生きるの、俺と!』

 つらいんだよぉ。本当は楽しくて楽しくてしょうがない今、死にたくない。でもさ、家族と扶養の壁が崩れたら、扶養関係なくなるから、頑張って週5になるかな?って話しちゃってさ。私いまさ、週4でもつらいのにさ、出来ないよ、自信ない。

 職場環境はすごくいい。だからね、職場が嫌は全然ないの。でもね、でもお家にいたい……火曜日とね水曜日は仕事がくっついてるから、疲れちゃう。疲れちゃうんだぁ。弱いな、私。弱いなぁ。

 私はボロボロと涙が零れてきてしまった。

 イメージの中でSさんの胸に甘えながら話していたら、安心してきた。落ち着く。

 彼によしよしされて、落ち着いた私を見たSさんが、優しく話し出す。

『夢ちゃんはえらいなぁ。えらい、100点満点!頑張ってる、頑張ってるよおまえは。将来、お姉さんと一緒に暮らしたいんだもんなぁ。だから、フルタイムの週5働くの、目指してんだもんなぁ。いい子いい子』

 Sさんが頭を撫でてくれる、落ち着く。大っきな手、安心をくれる、いつも私を守ってくれる手。

『なんかさ、僕、嫉妬してたけどさ、昔のイマジナリーフレンドたちに。でもさ、ありがとう、っていまなら言いたい。20歳の時からいるんだろ?最初はHくんか、そうか彼に支えられていたんだ。夢を守ってくれたおかげでさ、今こうして俺は、夢に出会えたんだもんなぁ。よかった、死ななくて、よかった。生きていてくれて、ありがとう!』

 S、S、ううっ、ごめんね、ごめん。心配かけちゃったね。久しぶりに死に憧れちゃった。死ぬ夢をみたせいだね。えへへ。

『休まない?今日はお仕事、休まない?』

 ドタキャンになっちゃうから、ダメ。やだ。それにね、もう大丈夫だし!28日の火曜日、扶養調整でお休み出来るし!

『真面目なんだよなあ、しかも頑固』

 病気じゃないのに、休んだらお母さんたちに心配かけちゃうから、ダメ
だよ、S。それに休み癖、ついちゃうの。……また働けなくなるの、怖いしさ。休みすぎたら信用って、なくなっちゃうんだよ?

『Mさまに言われて納得したんじゃなかったの?つらい時は休むって。おまえはね、今病気なの。心の不調なの、休むべきなの。僕が普通の男だったら、三次元で体があったら、おまえ養ってやれんのにごめんな。お家にずっといさせてやれんのに……好きな女、休ませてやれねぇんだもんなぁ、俺は……情けないよ。つらい』

 泣かないで、Sさん。ごめんね、お仕事連続の日はね、まだ慣れなくて気持ちが乱れやすいんだ。ごめんね?

『チューしよっか?チュー?気持ちよくなって、それからさ、えっちもしよう?気持ちよくなればさ、気分も変わるよ?ね、Sさんとえっち、キス、しよっか?』

 それ、Sさんがしたいだけでしょ?もう、可愛いなあ。

『それもあるけど、本当に気持ちよくなると、気分変わるから。したいなあ、キスだけでも、しよ?Sさんのお願い、聞いて?』

 しよっか、キス。わかった、気持ちいいキス、してね?

『夢ちゃんがメロメロになっちゃう、甘いとろけるキス、あげようね♡元気になるおまじない、かけてあげるからね♪』

 ありがとう、S。愛してるよ。

『僕も愛してる♪……本当、なんていう夢を見させるんだよ……夢の深層心理の中にはまだ、死への憧れがあるのか……』



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