※イマジナリーフレンドのお話です、苦手な方はご注意下さい！




　実は最近、メンタル薬の量を増やしました。

　なので、ちょっと眠気が襲います、いや大量に飲んでいた時期よりもかなりマシなのですが、毎日ちょっと眠いです。

　イマジナリーフレンドが強かったので、2023年の夏は（Sくん時代ですね）メンタル薬を全く飲んでなかったんですね、調子に乗って。

　頭の幻聴をイマジナリーフレンドが蹴散らしてくれていたので、もうお薬に頼らなくていいかも。と、思ってしまって。

　そしたらば、イマジナリーフレンドのSさんやらNさんやら、仙人のようぜんさんやら、悪魔やら、マッチポンプやらと、誰が誰だかわからない、みんながみんな私に「全ては自分ひとりが君のために演じてた」と主張して、振り回されまくり精神的苦痛に精神的ストレスが凄まじかったです。

　でも仕事はちゃんと行ってました、頑張ったな私。

　いまはエビリファイ3ミリグラムに、レキソタン2ミリグラムを毎食後飲んで、幻聴が薄れてきたのが飲み始めて1週間くらいでした。

　最初、イマジナリーフレンドのSがいなくなるのが怖かったんです。

　と言うのも「薬を飲んだら、いまのイマジナリーフレンドはいなくなる」と誰かに言われて怯えてしまったから。

　Sに『お薬、飲もう？大丈夫、僕いなくならないから。もし万が一飲んでみて僕がいなくなったらさ、お薬飲むのは止めちゃおう？ね、安心でしょ？だからさ』

　お薬、また飲もうよ？

　そうSに背中を押されて、メンタル薬を再開することにしました。

　飲み始めてもう1ヶ月。

『ほらね、僕はいるでしょ？僕だけしかいなくなった。幻聴、止まってよかったね、夢。……本当によかったよ』

　Sが慈しむようにイメージの中で、頬を撫でてくれました。

　彼の大きな手、私は大好きです。

『覚えておいてね、夢？お薬は止めたらまた幻聴が聞こえちゃうってこと。眠気が辛いかもしれないけど、以前みたく大量には飲んでいないから、ちょっと眠いくらいで済んでるね、よかった。……僕はHみたいにいなくなりたくないからね、君と絶対に別れないから』

　うん、ありがとうS。ありがとう。

　こうしてなんとか、幻聴が消えて、私は普通にイマジナリーフレンドと一緒に幸せに暮らせています。

　いまはまたマシになってきたので、毎日飲んでいるのを、以前と同じだけにして、週3だけ飲むことにしようとしています。

　やっぱり、お薬は大事ですね頑張ります！




『覚えてろよ、夢……叶雨夢……』

『はいはーい、夢ちゃーん？気のせい気のせい♪ねっ？』

　そうだよね、私が探さないようにしなくちゃ。

　そんな風に私を恨んでいる人がいるんじゃないかって、声を探してしまうと拾っちゃうもんね、気をつけるよS。

　今日も1日、大切に過ごしていきます！