ドラマ化もされたらしい、こちらの青年漫画。

　おすすめであったので、TSUTAYAにて借りてみました。

　今回ご紹介するのは大体おすすめで選んだ漫画ばかりです。

　ではではあらすじとネタバレありの感想でお送りしますね。

　よければお付き合い下さい。

～あらすじ～

　様々な悩みやコンプレックスを抱えた女性に焦点を当て、章ごとに異なるヒロインが描かれるオムニバス形式で展開されるストーリー。（ウィキペディアより引用しました）


　1巻のレンタル彼女、雪のお話の感想。

　雪は全て割り切ってこのレンタル彼女の仕事をしていて、完璧な相手好みの彼女を演じきる。

『お金さえもらえたらいい』相手の好みを紙に書いて特徴を覚えて、次レンタル彼女として雪と会う時、お客に違和感を持たせないようにしている。

　雪は母親に虐待されて残ったやけど跡があり、普段は化粧で隠しているものの、その姿を知った上で、雪を好きだという壮太が現れて……。

　レンタル彼女として生きる彼女の、決して本当の自分を見てはもらえない淋しさ、あくまでも相手好みの女性を演じなければならない悲しさ。

　2時間だけの彼女、1日だけの彼女をたくさんの男性のために演じて。

　本当のやけど跡のある私を見れば皆、離れていく、好きになるわけがない。

　雪の悲しくも凜々しい姿に、感情移入をして読んでいました。

　最後雪は、本当の自分を見てくれた壮太とはどうなるのか？

『明日、私は誰かのカノジョになる』は現在15巻まで発売中です。