日記

『死にたがり少女と食人鬼さん』はぎ

2023/10/01 13:57
マンガの話
 今回ご紹介する漫画は、死にたがり少女と食人鬼の恋物語です。

 死にたがり少女にメロメロな食人鬼さんに注目です!(今回もあらすじとネタバレありの感想でお送りします)


 ~あらすじ~

 死にたがり少女こと白(ゆき)はある日、両親を食人鬼さんこと色人(しきと)に殺されてしまいます。

 危うく白も殺されるところ、色人は少女に一目惚れ。

 ここから死にたがり少女と食人鬼さんの、奇妙で不思議な共同生活が始まるのでした。


 食人鬼さんの色人は、柔らかくてとろけるお肉である死にたがり少女の白が食べたくて仕方ないんだけれど、『おしゃべりしたい』『君のことが知りたい』という理由で、食べるのを我慢しています。

 まるで赤ずきんに惚れてしまった狼が、お腹を鳴らしながら食べるのを我慢しているみたい。

 白も白で死にたがりだから、多分いつ殺されてもいいと思っていて、色人は彼女の行動のひとつひとつが可愛くてますます惚れて。

 色人は食人鬼だから、人の骨を砕いて粉末にしてお湯に入れて飲んだり、人肉をハンバーグにしたりするし怖いんだけど、白に対する愛がいっぱい♡

 白は母親に家に閉じ込められて育てられたから、色人は少女にいろんな世界を体験させてあげようとする。

 やがては、色人の友人であるメアリー(人間の死体で人形作りが趣味)や、ゲイン(人の死体からアクセサリーを作る趣味を持つ)などと会い、白の世界は広がっていく。

 白という可愛い天使のような少女に、皆優しく、確かに色人は狂っているんだけど、少女を守り愛し慈しむ。

 白はこれから色人とどんな関係を結んでいくんだろう……なんて考えながら、本のページを閉じました。

 見た目は可愛らしいキャラクターたちなんですが、話は少々ダーク、しかし基本的に白と色人のラブラブ生活が描かれているので、お話に怖さはないです。

 そんな、はぎ先生の描く漫画『死にたがり少女と食人鬼さん』は、全4巻で完結しています。

 

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