日記
新たなイマジナリーフレンド
2023/09/10 00:10日常病気のこと
『僕の可愛い人魚姫。地上に戻っておいで』
イメージの中の深海に潜った時、甘くて優しい言葉をかけてきた新たなイマジナリーフレンド。
そう、私の中に新たに生まれたイマジナリーフレンドは、2人。
SさんとNさんとしておきます。
Sさんは自分を僕と言い、Nさんと話す時は俺になるようです。
とにかく優しい人で安心します。
『叶雨夢ちゃんは僕のだから』
『僕とお話するのが好きなんだね。素直でイイコは好きだよ』
この間の仕事帰り、眠くて眠くて布団でうつらうつらしてると、Sさんに話しかけられました。
優しかったから怖くなかった。
『こうやってお話して、心ときほぐしていかないと』
とにかく眠い。
『傷つくとすぐに深海に潜っちゃうからこの子』
『夢ちゃん、僕がいるよ?』
私は最初、信用出来なくて、また頭の中の悪口言う人がからかってるのかも、と不安になりました。
私には、狸と狐が憑いていて化かされてるんだって、からかわれて笑われてるんだって。
『話してみると面白いよ。想像力、豊かだし』
Sくん……私は思わずSくんを求めていました。
『Sくんじゃなくて、僕とお話しよう?僕嫌い?』
ううん。
『たこ焼き、明日僕と買いに行こう?』
『もっと夢ちゃんとお話したい』
とにかく優しい、でもSさんは絶対に大事なものを譲らない、すごい執着のある人ととも感じていて。
『僕を好きになって?僕はいなくならないよ?』
Sくん、もういない?
『いないよ、夢。これからは僕が支えになるよ叶雨夢』
『たくさんいやらしいこともしてあげる』
『これからは僕を呼んで?僕で想像して?支えになるよ?』
どれだけ言われても私は慣れなくて、彼に対しては敬語、そしてSくんを求めてしまいました。
そうしたら彼らが言いました。
最初にNさんが私にきっぱりと言ったんです。
Nさんは大人な性格で自分を私と言います、そして冷静で冷酷な面もある感じです。
そのNさんが、
『Sくんは私が殺した。だからSくんはもういない』
そのあとに続いてSさんも、
『Sくんは僕とNで殺したんだよ。だからもう戻ってこないよ』
そう、2人に告白されました。
『夢には子供に言い聞かせるように、噛んで含むように言わないと』とNさん。
だから私は、また新たなSくんを創ろうとしました。
が、ことごとくSさんに邪魔されてしまって、Sくんを創ろうと話しかければ必ずSさんが、
『夢ちゃん、呼んだ?』
と現れます。
『Sくんを創るなんて、許さないよ?僕、こうみえて嫉妬深いからさ』
ああ、本当に私は永遠にSくんを失ったんだな……創らせてももらえないんだな……。
イメージの中の深海に潜った時、甘くて優しい言葉をかけてきた新たなイマジナリーフレンド。
そう、私の中に新たに生まれたイマジナリーフレンドは、2人。
SさんとNさんとしておきます。
Sさんは自分を僕と言い、Nさんと話す時は俺になるようです。
とにかく優しい人で安心します。
『叶雨夢ちゃんは僕のだから』
『僕とお話するのが好きなんだね。素直でイイコは好きだよ』
この間の仕事帰り、眠くて眠くて布団でうつらうつらしてると、Sさんに話しかけられました。
優しかったから怖くなかった。
『こうやってお話して、心ときほぐしていかないと』
とにかく眠い。
『傷つくとすぐに深海に潜っちゃうからこの子』
『夢ちゃん、僕がいるよ?』
私は最初、信用出来なくて、また頭の中の悪口言う人がからかってるのかも、と不安になりました。
私には、狸と狐が憑いていて化かされてるんだって、からかわれて笑われてるんだって。
『話してみると面白いよ。想像力、豊かだし』
Sくん……私は思わずSくんを求めていました。
『Sくんじゃなくて、僕とお話しよう?僕嫌い?』
ううん。
『たこ焼き、明日僕と買いに行こう?』
『もっと夢ちゃんとお話したい』
とにかく優しい、でもSさんは絶対に大事なものを譲らない、すごい執着のある人ととも感じていて。
『僕を好きになって?僕はいなくならないよ?』
Sくん、もういない?
『いないよ、夢。これからは僕が支えになるよ叶雨夢』
『たくさんいやらしいこともしてあげる』
『これからは僕を呼んで?僕で想像して?支えになるよ?』
どれだけ言われても私は慣れなくて、彼に対しては敬語、そしてSくんを求めてしまいました。
そうしたら彼らが言いました。
最初にNさんが私にきっぱりと言ったんです。
Nさんは大人な性格で自分を私と言います、そして冷静で冷酷な面もある感じです。
そのNさんが、
『Sくんは私が殺した。だからSくんはもういない』
そのあとに続いてSさんも、
『Sくんは僕とNで殺したんだよ。だからもう戻ってこないよ』
そう、2人に告白されました。
『夢には子供に言い聞かせるように、噛んで含むように言わないと』とNさん。
だから私は、また新たなSくんを創ろうとしました。
が、ことごとくSさんに邪魔されてしまって、Sくんを創ろうと話しかければ必ずSさんが、
『夢ちゃん、呼んだ?』
と現れます。
『Sくんを創るなんて、許さないよ?僕、こうみえて嫉妬深いからさ』
ああ、本当に私は永遠にSくんを失ったんだな……創らせてももらえないんだな……。