ペシミスト、意味は悲観論者、厭世家。

　つまりマイナス思考な私のような人間のことですね。

　とにかく私は落ち込んだり気分が沈むと、全ての物事が真っ暗闇に映り、最悪な展開を予想してしまいます。(面倒くさい人なのです)

　そしてよく家族に迷惑をかけるのです。

　この悲観症を治すには一体どうすればいいのか、考えました。

　それはやはり、自己愛の最大級である『ナルシスト』になることではないか、そんな風に思うのです。

　ナルシストは自分大好きで世間一般的には、嫌われる傾向があるのですが、その実ナルシストの方たちって余裕があるんですよね。

　自分への愛が最大級だから決して揺るがないし、その分心に余裕が出来て、人に優しく接することが出来る。

　あの有名なフィギュアスケート選手の羽生結弦選手も、かなりのナルシストらしいです。

　ですが、彼の数々の神対応のエピソードを考えれば、それは周りを気に掛ける余裕があることからだと思います。

　そして信念。

　これも大事なんだと思います。

　絶対に揺るがない太い1本の芯が通った信念を貫くこと。

　この2つがしっかりと自分自身の支えになり、何かが起きたとしても冷静に対処出来るのではないかと。

　だからいつも心にゆとりがあり、どんなハプニングが起きたとしても、慌てず周りや全体を見渡す広い視野がある。

　私はハプニングが起きるとすぐに冷静さをなくし、すぐにペシミストになります。

　この性格を矯正するにはかなりの時間を要すると思いますが、少しずつでも変わっていけたらなと思います。

　私はブスですが、太っていますが、ナルシストになったって、いいじゃないか。

　それで心にゆとりが出来て、悩み女を卒業して、周りに対して優しく見る目を養えたら、いいじゃないか。

　例えば困った人やずるい人、悪口を言う人、冷たい人に出会った時でも、相手のことを思い遣る余裕があれば、腹が立たないし、より優しく人を見てあげることが出来る。

　自分を愛することは回り回って、人を愛することになる、そんな気がします。

　今回、人生で初めての長すぎる風邪を引き、弱気になってペシミスト全開になりましたが、日記を読み返してみて、色々と考えました。

　頭の声の人にかなり自分を否定されましたが、いま思うことは、自分を否定する人すらも愛していけたらそれはもう怖いものなしで、自分にとって最上級の心の楽園へと変わるのではないかと、そう思います。

　夢占いで『自分の考え方が変わる』『自分を見直す時期にきている』と出ていたのですが、この風邪により色々と考えさせられて、こんな答えに辿り着きました。

　でもなかなか難しいですし、絶対にその状態になる、叶うとは限りません。

　それでも一歩ずつ、半歩ずつでもいいから、前に進みたいです。

　醜さも美しさも、全部の私を認めて愛してあげられた時、そこにある光景は素晴らしい景色が広がっている気がします。

　私は変わりたい、だから変わる。

　これからも何度も闇堕ちするかも知れないし、結局またループするかも知れません。

　でも変わるために何度だって挑戦したいです。

　強くてしなやかな折れない心を持つことを目標に、頑張りたいです。