日記

京都の話

2023/08/06 00:05
おしゃべり家族の話
 私の母は京都人なので、京都にまつわる話を色々と聞かせてもらってきました。

 京都人はよく腹黒、表向きと心で思っていることが違うと言われているらしいですが、母によると、

「京都人はね、昔アメリカとの戦争で文化財がいっぱいある京都には、原爆を落とさないようにお願いしたからね、敵方のアメリカ人が京都に来ても、表向きは穏やかな振りをするしかなかったんだよ」

 だから京都人は、例え相手が嫌いでも心で思ったことを言わず、表向きは相手と穏やかに仲良くするために、心の内を隠すようになった。と、そう持論を話していました。

 それは私の母と母方の祖母でよく現れていて、私の母は京都人ですがどちらかと言うと大阪人っぽくて、例えばお中元とかで相手が自分の好きじゃない物を贈った場合、

「私、あれ好きじゃないわー」

 と、母はストレートに相手に伝えます。

 しかし祖母の場合、

「ありがとうー。今度美味しく食べるさかい、楽しみやわー」

 そんな風に相手に伝えます。

 また私の地域で言う「だるまさんが転んだ」の子供の遊びは、こちらの場合、

「だるまさんが転んだっ!」

 で振り向くのですが、京都の場合、

「坊(ぼん)さんが屁(へ→おなら)をこいたっ! 臭いだら臭かったっ!」

 と言って、振り向くらしいです。

 ちなみに坊さんとはもちろん、お坊さんのことです。

 また、これは舞妓さん限定なのかな、お座敷にお客さんが居て舞妓さんが、

「ぶぶ漬け(お茶漬け)でもいかがどすー?」

 と勧めてきた場合は、その心は、

『早う帰っておくれやすー』

 という意味らしいです。

 最後に、

「御座布(座布団)を敷いてお客さん待ってるのに、なかなか来ないねん」

 というのは、御座布(おざぶ→生理用品)敷いてお客さん(生理)を待ってるのに、なかなか来ない。

 つまり、「私いま生理用品敷いて生理待ってるのに、なかなか来ないねん」

 そういう言葉となります。

 さて京都人のことを今回お話しましたが、いかがでしたでしょうか。

 もし閲覧者さまでの県によって変わった話や県民性などありましたら、ダイレクトメッセージやスキボタンから、よろしければ教えて頂けると嬉しいです。

 ではでは今回はこの辺で。

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