今回のキャラクターは、12.13歳の女の子で御神木に宿る神様に愛された巫女。

　元々、神々の声を聴く御宣託の役目があったけど、御神木の神様に嫁ぐことになり、身を清めて、花嫁の準備をしていた。

　しかし、幼なじみの男の子（17歳）が、彼女が好きで、御神木の花嫁になるのが許せなくて、神様の本体である御神木を焼いてしまった。

「やめてーっ！！」嘆き悲しむ彼女の前で、御神木はごうごうと炎に焼かれて、燃え尽きてしまった。

　悲しみにくれた彼女は、自らの命を絶ってしまう。

　それを見た彼は、愛する彼女が自分の行いで死んでしまったことにショックを受けて、恐ろしいマガツカミ（呪いの神様）になってしまう。

　彼女を哀れんだ森の妖精や、神々が彼女を森の妖精に変えた。

　いまも彼女は彼を元に戻したいと思い、彼はこの世に災いを振り撒く呪いの神様として、ずっと彼女が妖精に生まれ変わったと知らずに彷徨い続けている。

　彼女は、森から出られないために、彼を探しに行けない悲しさがある。

　イラストは、森の妖精になった彼女の姿です。