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バレンタイン

「なるほどな」


「……っていうか、雫葉っ!!そのチョコはタダ同然でしょ」


十代が納得するが、小夜は彼に抱かれたまま……抱かれた?


「……そんなことより何で、小夜は十代にこんな所で抱かれてるの?」


「それは小夜が可愛いからだぜ」


「自重しろ」


雫葉が少し退きながら、二人に尋ねる。それに十代が清々しい笑顔で答えると、和弥が彼の頭を叩く。


「ほら、アイツらが退いてるぞ」


「「「………………」」」


「た……確かに」


和弥が万丈目らを指差すと、彼らは沈黙……空気になっていた。


「でもよ、オマエは雫葉に抱き着いたりしないのか?」


「流石に場の空気を見る、二人で居る時とか……」


「大概は、和弥からよね」


そう言って、雫葉は和弥の頬にキスをした。




(何なんだ、あの勝ち組オーラは)
(羨ましいっスね)
(そうだな……)
(結局はバカップルじゃない、互いに)




→ 後書き
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