#11 Ordeal that dwells in the world of two lap
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自分を認めまいとする本体の否定によって、シャドウはその力を現した。咲き乱れて散る薔薇の花弁はさながら、溢れ出す力を表現するかのよう
可憐な花の印象とは裏腹の人の身の丈を軽々と上回った筋肉が盛り上がった体、その体表に敷き詰められた薔薇が悪い意味で存在感にインパクトを与えていた。更にそれを助長させる、むさ苦しい筋肉質のシャドウが二体程
「でっか…」
ー巽くんがシャドウを否定して、こうなったって事は…シャドウは否定の言葉で力を得るって事なのか
「勝手な事、ほざいてんじゃねぇぞ!」
シャドウが力を得る仕組みを灰音が理解したその横を完二がシャドウへ一歩近付く、得体の知れない存在への恐怖よりも、それが自分自身だと言われている事の方がよっぽど腹立たしいのだろう
だが自分へ近付く完二は最早、シャドウにとっては本体に成り変わる上での邪魔者でしかない。牙を向いた影は盛り上がった筋肉質の拳と拳を合わせるポーズによって、発生させた電流で本体を吹き飛ばした
「完二くん!」
「大丈夫?!」
「しっかりしろ!」
《ボクは自分に正直に生きたいんだ…だから、邪魔な奴には消えてもらうよ?》
「こんなのが完二くんの本音だなんて…」
シャドウは抑圧された意志の集合体、そのシャドウが言ったのだ。「女は嫌い=だから男が良い・好き」なのだと。それは他ならぬ完二の、日頃隠して来た秘密ではないか?
その秘密を隠さず、赤裸裸にして生きていきたいと言う口がついた体は前述に記した通り。姿と相まっての宣言は雪子を絶句に導いた
「こんなの本音じゃねぇ!タチ悪く暴走しちまってるだけだ!」
「やるぞ!」
リーダーである悠の指示に気持ちを入れ替え、灰音達は一斉にペルソナを召喚する。狙うはシャドウ完二、ただ一体
早々に決着を着けるべく、五体のペルソナの中からトモエが先攻する。体を捻り、蹴りの体勢に入ったものの、その攻撃はシャドウ完二の左右に配置されたシャドウが受け止めた。……尻で
《ヘーイ!カモンベイベー?》
「な、何コイツ…」
「視覚に悪影響なんで、燃やしますね」
トモエの攻撃を受け止めたシャドウから汗が花火の様に爆ぜる。そこまでならサンドバックを打つ格闘家の図…なのだが、シャドウの良い笑顔のせいでどうにもあっちの方を思い浮かべてしまう
筋肉で張った尻を蹴った感触がトモエを通して伝わったのか、千枝の表情が引き攣る。何はともあれ、奴らには物理攻撃はあまり効かないらしい。次の一手としてオルフェウスとコノハナサクヤの火炎魔法が共演を果たした
《オーウ!キ、クー!》
「ウソ?!」
「わあフラグだったー」
「何だ、これ…?」
悉くこちらが繰り出す攻撃を吸収、または無効化され、しかも反応があれで攻撃を指示した女子陣は引き気味である。どうにも討った感触に乏しく、戦闘に身が入らない
しかし物理もだめ、魔法もだめとなったら一体どうすれば良いというのか。今まで陽介、千枝、雪子のシャドウと対峙してきた時にはいなかった従者という前例がない話に動揺が隠し切れない
「お、おいクマ!これどういうことだよ?!何か変なのいんぞ!」
「多分、コイツらは完二のシャドウの一部クマー!」
《アーラ、イイ男!》
メンバーのやる気を取り戻す為、シャドウの前に撃沈したトモエやコノハナサクヤ、オルフェウスの思いを背負って、イザナギがシャドウ完二へと矛先を向けるも呆気なくシャドウ二体に拘束されてしまった
前述のペルソナを扱うのが女性だったからか、扱うのが男性であったイザナギは体積が多いシャドウに抱き締められ、窮屈そうだ
「チ、チェンジで!」
《ア、アラ?》
《ああん?》
「……!同じ、力…」
千枝の時と同じく抱き締められる感触がダイレクトに伝わって来たのか、悠は早々とイザナギをカードの状態へ引き戻し、状況から逃れると支えを失ったシャドウはそのまま、地面へ落下
イザナギに変わる新たなペルソナ『ラクシャーサ』を召喚した悠の能力、ペルソナチェンジを目の当たりにした灰音の目が見開かれる。その能力を彼女が見るのは、これで2回目だった
《ウホッ》
「チ、チェン…」
「!花村センパイ、鳴上センパイ、後ろ!お尻が!」
新たに召喚されたラクシャーサも、ラクシャーサと行動を共にしていたジライヤもイザナギの時と同様に逞しい豪腕に捕まってしまった。やはりシャドウ完二の一部というのもあって、男にしか興味がない様に暴走しているのか
再びペルソナチェンジ能力で難を逃れようとするも、悠と陽介の背後にもう一体のシャドウが周り込み…
《食ベチャイ、タイッ》
「うわあ?!」
《オ?》
「ああ!」
意味深に刻まれた笑みのまま、二人の敏感な部分(尻)を微妙なタッチで攻撃され、男性陣二人の心は折れてしまった
それはもうポッキリと毒牙によって折れた精神は立ち直れない所まで落ちたのだった
可憐な花の印象とは裏腹の人の身の丈を軽々と上回った筋肉が盛り上がった体、その体表に敷き詰められた薔薇が悪い意味で存在感にインパクトを与えていた。更にそれを助長させる、むさ苦しい筋肉質のシャドウが二体程
「でっか…」
ー巽くんがシャドウを否定して、こうなったって事は…シャドウは否定の言葉で力を得るって事なのか
「勝手な事、ほざいてんじゃねぇぞ!」
シャドウが力を得る仕組みを灰音が理解したその横を完二がシャドウへ一歩近付く、得体の知れない存在への恐怖よりも、それが自分自身だと言われている事の方がよっぽど腹立たしいのだろう
だが自分へ近付く完二は最早、シャドウにとっては本体に成り変わる上での邪魔者でしかない。牙を向いた影は盛り上がった筋肉質の拳と拳を合わせるポーズによって、発生させた電流で本体を吹き飛ばした
「完二くん!」
「大丈夫?!」
「しっかりしろ!」
《ボクは自分に正直に生きたいんだ…だから、邪魔な奴には消えてもらうよ?》
「こんなのが完二くんの本音だなんて…」
シャドウは抑圧された意志の集合体、そのシャドウが言ったのだ。「女は嫌い=だから男が良い・好き」なのだと。それは他ならぬ完二の、日頃隠して来た秘密ではないか?
その秘密を隠さず、赤裸裸にして生きていきたいと言う口がついた体は前述に記した通り。姿と相まっての宣言は雪子を絶句に導いた
「こんなの本音じゃねぇ!タチ悪く暴走しちまってるだけだ!」
「やるぞ!」
リーダーである悠の指示に気持ちを入れ替え、灰音達は一斉にペルソナを召喚する。狙うはシャドウ完二、ただ一体
早々に決着を着けるべく、五体のペルソナの中からトモエが先攻する。体を捻り、蹴りの体勢に入ったものの、その攻撃はシャドウ完二の左右に配置されたシャドウが受け止めた。……尻で
《ヘーイ!カモンベイベー?》
「な、何コイツ…」
「視覚に悪影響なんで、燃やしますね」
トモエの攻撃を受け止めたシャドウから汗が花火の様に爆ぜる。そこまでならサンドバックを打つ格闘家の図…なのだが、シャドウの良い笑顔のせいでどうにもあっちの方を思い浮かべてしまう
筋肉で張った尻を蹴った感触がトモエを通して伝わったのか、千枝の表情が引き攣る。何はともあれ、奴らには物理攻撃はあまり効かないらしい。次の一手としてオルフェウスとコノハナサクヤの火炎魔法が共演を果たした
《オーウ!キ、クー!》
「ウソ?!」
「わあフラグだったー」
「何だ、これ…?」
悉くこちらが繰り出す攻撃を吸収、または無効化され、しかも反応があれで攻撃を指示した女子陣は引き気味である。どうにも討った感触に乏しく、戦闘に身が入らない
しかし物理もだめ、魔法もだめとなったら一体どうすれば良いというのか。今まで陽介、千枝、雪子のシャドウと対峙してきた時にはいなかった従者という前例がない話に動揺が隠し切れない
「お、おいクマ!これどういうことだよ?!何か変なのいんぞ!」
「多分、コイツらは完二のシャドウの一部クマー!」
《アーラ、イイ男!》
メンバーのやる気を取り戻す為、シャドウの前に撃沈したトモエやコノハナサクヤ、オルフェウスの思いを背負って、イザナギがシャドウ完二へと矛先を向けるも呆気なくシャドウ二体に拘束されてしまった
前述のペルソナを扱うのが女性だったからか、扱うのが男性であったイザナギは体積が多いシャドウに抱き締められ、窮屈そうだ
「チ、チェンジで!」
《ア、アラ?》
《ああん?》
「……!同じ、力…」
千枝の時と同じく抱き締められる感触がダイレクトに伝わって来たのか、悠は早々とイザナギをカードの状態へ引き戻し、状況から逃れると支えを失ったシャドウはそのまま、地面へ落下
イザナギに変わる新たなペルソナ『ラクシャーサ』を召喚した悠の能力、ペルソナチェンジを目の当たりにした灰音の目が見開かれる。その能力を彼女が見るのは、これで2回目だった
《ウホッ》
「チ、チェン…」
「!花村センパイ、鳴上センパイ、後ろ!お尻が!」
新たに召喚されたラクシャーサも、ラクシャーサと行動を共にしていたジライヤもイザナギの時と同様に逞しい豪腕に捕まってしまった。やはりシャドウ完二の一部というのもあって、男にしか興味がない様に暴走しているのか
再びペルソナチェンジ能力で難を逃れようとするも、悠と陽介の背後にもう一体のシャドウが周り込み…
《食ベチャイ、タイッ》
「うわあ?!」
《オ?》
「ああ!」
意味深に刻まれた笑みのまま、二人の敏感な部分(尻)を微妙なタッチで攻撃され、男性陣二人の心は折れてしまった
それはもうポッキリと毒牙によって折れた精神は立ち直れない所まで落ちたのだった