#10 Physical and it turned into women's force
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不自然に陽介の声が尻窄みに途切れた、その原因は彼らの目の前で転がり込んだ千枝と雪子、灰音達にあった
逸早く灰音が気付いたこの液体の正体、それは良くお笑い番組でも使用されるローションという奴で。それに転んだとなると必然、彼女達の体はローション塗れになってしまう
「何これ!」
「ぬるぬる…」
「気持ちわる~!」
「起き上がれない…」
「いたた…。…?!」
ローション塗れな三人の姿は健全な男子には実に刺激が強過ぎた、しかも倒れた際に灰音のスカートが捲れる始末。千枝や雪子の様にジャージ、カーディガンを着ていない為に防止策がなかったのだ
幾ら自分の容姿に興味がないと言っても、灰音も一人の女子。慌ててスカートの裾を抑えるも既に遅く。悠達の目にオレンジ色の何かが焼き付いた後だった
「鳴上!何か録画できるもん、持ってねぇか?!」
「くっ…ない!」
「何言ってんの、そこぉ!」
「うー…何、撮ろうとしてるんですか。花村センパイのへんたいー」
「変態じゃねぇし!てか何で俺だけ?!」
「野郎…!」
録画機器を持っていない事を心から悔やむ前に立ち上がるのを補助してほしいのが灰音達、女性陣の本音である
ローションに足を取られ、立ち上がる事もましてや動く事もままならないのは彼女達だけでなく完二もだった。先程みたいに力づくで抑え込まれる事がないと判断したシャドウが彼に囁く。説き伏せる様に
『もうやめようよ、嘘つくの』
「あ?」
『やりたいことやりたいって言って、何が悪い?ボクはキミのやりたい事だよ』
「違う!」
「よせ、聞くな!ジライ…おわ?!」
「花村!」
完二が"あの言葉"を言う前にシャドウを何とかしようと、ジライヤの召喚を試みる陽介。だが足下がローションなのは依然変わりなく、ペルソナカードを蹴り砕くモーションの為に飛び上がった瞬間、足を取られてしまう
彼が転ぶのを阻止しようと悠が反射的に陽介の手を取るも、雪子が千枝を助けようとした時の様に二人一緒に転んでしまう。が、それだけでは彼らは済まなかった
「あう…!」
「う…悪い、神楽坂…!大丈、夫か…?」
今の声を聞くに自分は灰音の上に落下した様だ、辛うじて押し潰す事はなかったがどこか怪我をしていたら大変だと慌てて体を離し、今日二度目となる、陽介の声が不自然に途切れた
衝撃に表情を歪ませる彼女の顔の横についた手と手、自分の下に見える小柄な体躯。これはいわゆるあれである、陽介が灰音を押し倒していた
「羨ましいな、花村」
「ち、違…!」
「センセイ!今、助け…クマー!!!」
「ああ…クマくんが変な所に…」
ーこ、この神楽坂…今の状態に何の感情も持ってない、だと…?!
自分の先輩である陽介に押し倒されていると言われても可笑しくない状況に目も向けず、灰音は明後日の方向へと転んで行ったクマの方を気にかける。自分よりも他人かよ、と陽介の頭が力無く項垂れた
ある意味、ローションでお馴染みのお笑い番組の様な光景をバックにシャドウは完二に語り続ける。自分に宿る完二の本音、抑圧された感情を赤裸々に
『女は嫌いだ…ボクが裁縫したり、絵を描いたりすると皆、"気持ち悪い"、"男の癖に"ってバカにして…』
「ってめぇ…いい加減にしねぇと…」
『男の癖に!男の癖に!男の癖に!じゃあ、男らしいって何なんだよ?女は怖いよなー』
「こ、怖くなんかねぇ!」
『男がいい!"男の癖に"って言わないしさ、だから男がいいんだ』
「違う!」
霧、大浴場という場に立ち込める熱気に当てられたのか膝を崩す完二にシャドウは手を緩めない。その肩に手を置き、逃げない様に自分という本音と彼を直面させる
女は嫌いだ、だから男が好きだとカミングアウトするシャドウを否定せずにはいられない完二の言葉を更にシャドウは否定する。これが君自身なのだと
『違わないよ。キミはボク…ボクはキミだよ』
「ふ、ざけんな…」
「ダメだ!よせ、完二!」
「え…?」
未だにローションに浸された場から抜け出せず、シャドウから完二を引き離す事も出来ない悠達はただそう忠告に声を荒げる
一体何がいけないのか、その意味が分からない灰音は首を傾げる。彼らが必死に忠告を続けた意味はシャドウを受け入れる事が出来ず、荒げた声で判明する
「テメェみてぇなのが、俺なもんかよぉ!!」
『うふふふ、んふふふふ…!ボクはキミ!キミさぁ!』
直面したくない自分、受け入れ難い自分への否定
それは自身を認めない本体を殺し、本体に成り代わろうとするシャドウの意志に力を与え、完二の前に立ちはだかった
『我は影…真なる我…』
Physical and it turned into women's force
(受け止め切れない)
(受け止めて欲しい)
(交錯して、やがて交わる事を諦めた)
逸早く灰音が気付いたこの液体の正体、それは良くお笑い番組でも使用されるローションという奴で。それに転んだとなると必然、彼女達の体はローション塗れになってしまう
「何これ!」
「ぬるぬる…」
「気持ちわる~!」
「起き上がれない…」
「いたた…。…?!」
ローション塗れな三人の姿は健全な男子には実に刺激が強過ぎた、しかも倒れた際に灰音のスカートが捲れる始末。千枝や雪子の様にジャージ、カーディガンを着ていない為に防止策がなかったのだ
幾ら自分の容姿に興味がないと言っても、灰音も一人の女子。慌ててスカートの裾を抑えるも既に遅く。悠達の目にオレンジ色の何かが焼き付いた後だった
「鳴上!何か録画できるもん、持ってねぇか?!」
「くっ…ない!」
「何言ってんの、そこぉ!」
「うー…何、撮ろうとしてるんですか。花村センパイのへんたいー」
「変態じゃねぇし!てか何で俺だけ?!」
「野郎…!」
録画機器を持っていない事を心から悔やむ前に立ち上がるのを補助してほしいのが灰音達、女性陣の本音である
ローションに足を取られ、立ち上がる事もましてや動く事もままならないのは彼女達だけでなく完二もだった。先程みたいに力づくで抑え込まれる事がないと判断したシャドウが彼に囁く。説き伏せる様に
『もうやめようよ、嘘つくの』
「あ?」
『やりたいことやりたいって言って、何が悪い?ボクはキミのやりたい事だよ』
「違う!」
「よせ、聞くな!ジライ…おわ?!」
「花村!」
完二が"あの言葉"を言う前にシャドウを何とかしようと、ジライヤの召喚を試みる陽介。だが足下がローションなのは依然変わりなく、ペルソナカードを蹴り砕くモーションの為に飛び上がった瞬間、足を取られてしまう
彼が転ぶのを阻止しようと悠が反射的に陽介の手を取るも、雪子が千枝を助けようとした時の様に二人一緒に転んでしまう。が、それだけでは彼らは済まなかった
「あう…!」
「う…悪い、神楽坂…!大丈、夫か…?」
今の声を聞くに自分は灰音の上に落下した様だ、辛うじて押し潰す事はなかったがどこか怪我をしていたら大変だと慌てて体を離し、今日二度目となる、陽介の声が不自然に途切れた
衝撃に表情を歪ませる彼女の顔の横についた手と手、自分の下に見える小柄な体躯。これはいわゆるあれである、陽介が灰音を押し倒していた
「羨ましいな、花村」
「ち、違…!」
「センセイ!今、助け…クマー!!!」
「ああ…クマくんが変な所に…」
ーこ、この神楽坂…今の状態に何の感情も持ってない、だと…?!
自分の先輩である陽介に押し倒されていると言われても可笑しくない状況に目も向けず、灰音は明後日の方向へと転んで行ったクマの方を気にかける。自分よりも他人かよ、と陽介の頭が力無く項垂れた
ある意味、ローションでお馴染みのお笑い番組の様な光景をバックにシャドウは完二に語り続ける。自分に宿る完二の本音、抑圧された感情を赤裸々に
『女は嫌いだ…ボクが裁縫したり、絵を描いたりすると皆、"気持ち悪い"、"男の癖に"ってバカにして…』
「ってめぇ…いい加減にしねぇと…」
『男の癖に!男の癖に!男の癖に!じゃあ、男らしいって何なんだよ?女は怖いよなー』
「こ、怖くなんかねぇ!」
『男がいい!"男の癖に"って言わないしさ、だから男がいいんだ』
「違う!」
霧、大浴場という場に立ち込める熱気に当てられたのか膝を崩す完二にシャドウは手を緩めない。その肩に手を置き、逃げない様に自分という本音と彼を直面させる
女は嫌いだ、だから男が好きだとカミングアウトするシャドウを否定せずにはいられない完二の言葉を更にシャドウは否定する。これが君自身なのだと
『違わないよ。キミはボク…ボクはキミだよ』
「ふ、ざけんな…」
「ダメだ!よせ、完二!」
「え…?」
未だにローションに浸された場から抜け出せず、シャドウから完二を引き離す事も出来ない悠達はただそう忠告に声を荒げる
一体何がいけないのか、その意味が分からない灰音は首を傾げる。彼らが必死に忠告を続けた意味はシャドウを受け入れる事が出来ず、荒げた声で判明する
「テメェみてぇなのが、俺なもんかよぉ!!」
『うふふふ、んふふふふ…!ボクはキミ!キミさぁ!』
直面したくない自分、受け入れ難い自分への否定
それは自身を認めない本体を殺し、本体に成り代わろうとするシャドウの意志に力を与え、完二の前に立ちはだかった
『我は影…真なる我…』
Physical and it turned into women's force
(受け止め切れない)
(受け止めて欲しい)
(交錯して、やがて交わる事を諦めた)