TURN-052 刹那の刻を焼べて永遠を
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回答を出す事を躊躇う時間が増す度、Playmakerに戸惑いの感情が生まれる
拠り所であった少女の最期を見送ったAiを自分まで否定すれば、彼は今度こそどこにもいけないのではないか
──Playmakerからの回答を待つAiとの間を遮るように細い腕が一刀両断するまでは、長い迷宮に入りこんでいた
「──プレイメーカーさんは、渡せない」
少女の一言は、Aiの願望をPlaymakerに変わって拒絶する矛となった
砕かれた結晶体が創造主の盾であった事から、彼女の意思と願望はクロッシェと統合された現実をまざまざと見せつけられる
「プレイメーカーさんの意思も、未来も全部を奪い去らせたりしない
この人に進んでいきたい未来がやっと出来た事も、そして"Aiくん"、君がいる未来を諦められないからプレイメーカーさんが今も手を伸ばしている事も分かっているんでしょう…!」
「クロッシェ。アンタ、記憶が…!」
「…記憶だけじゃありません、ヴェールさんの見聞きしていたものも譲り受けました」
「ヴェールの…?」
「私はAiくんがこの一件を引き起こしたのは、不霊夢さんや他のイグニスさん達を失ってどこにもいけなくなった孤独
仲間という繋がりを失った寂しさをプレイメーカーさんに理解されたくて、貴方を呼び寄せようとして晃さん達へ犯行予告を出したのだと思ってました。…でも実際は違った」
その少女の瞳を、何と表せばいいのだろうか
奪われていた欠片を取り戻したクロッシェは、本当の意味で理解したAiが消滅を願った裏側──彼が何としてでも隠しておきたかった真実を暴く
「さっき言ったサイバース世界でのシミュレーション内でAiくんは、確かにプレイメーカーさんと戦う事は1度もなかった」
「っやめろ、やめてくれ…!」
「……その代わり、遊作くんがAiくんを庇って死んでしまう事実を突き付けられた」
「…俺が、死ぬ?……そうか、だからAi、お前は…!」
「──お前を失ってまで、生きようとなんて思えるかよ」
自分の誕生の為に幼い遊作の時間と心に大きな傷を負わせたというのに、今度はその生命が断たれる原因まで背負う事などAiは出来なかった。──成長した彼と出会い、時間を共有したのなら尚更だ
「……諦めて下さい」
「なに?」
「私がいる限り、遊作くんとAiくんといる未来を手放す事は絶対に訪れないと諦めてください!」
いつになく意味を強く持たせた、クロッシェからの宣言は熱を帯びていた
Aiがいる事で人類が滅び、犠牲者の中に遊作がいる予測を目の当たりにした時、Aiを助ける事を躊躇わなかったとは言わない。それでも彼女は胸に抱いた躊躇を数秒の間に自分から突き放したのだ
失う事、傷付く事を恐れて前に進む事が出来なくなった彼への喝ともなったクロッシェの言葉にAiの時間が刹那、進展も後退も出来なくなった針を過去へ押し戻す
「Ai、これが繋がりだ!お前は他のイグニス達とヴェールとの繋がりが途絶えたかもしれない、だがまだ俺と椎名がいる、お前は一人じゃない!」
「戻って来てください、ううん…戻って来てくれないと困るよ、Aiくん」
「いい加減にしろ、戻るつもりはないと言った筈だ!ケリ、つけようぜ。お二人さん」
「…私のターン、ドロー!」
「俺はこの瞬間、永続罠『-Ai-Q』を発動する!このカードが魔法・罠ゾーンにある限り、互いに1ターンに一度しかモンスターをリンク召喚できない
これでお前がリンクモンスターを呼べるチャンスはたった一度だ!」
「リンク召喚縛り…!」
「クロッシェ、墓地のカードを使え!」
「墓地の…?っ分かりました!私は手札から速攻魔法『冷薔薇の抱香』を発動します!
自分フィールドの表側表示モンスター1体を墓地へ送って発動できます、私はフィールドの『アロマセラフィ-スイート・マジョラム』を墓地へ送ります!」
「わざわざ自分のフィールドをがら空きにして、何を?!」
「この瞬間、墓地の儀式魔法『サイバネット・リチューアル』の効果を発動します!
自分フィールドにモンスターがいない場合、墓地から儀式魔法『サイバネット・リチューアル』と儀式モンスター《サイバース・マジシャン》1体を除外し、《サイバネット・トークン》2体を特殊召喚します!」
決闘の終幕を肌でも感じるPlaymakerへ促されるがままにクロッシェは墓地に存在する《ヴァレルロード・F・ドラゴン》を除外し、闇属性ドラゴン族に値するダークフルードの効果を無効にした状態で特殊召喚
自分のターンを切り開く時、Playmakerは繋がりをAiへ説いていたがこの場面もリボルバーや今までの仲間が繋いでくれた道なのだろう。そして手札に存在する、このカードも──
拠り所であった少女の最期を見送ったAiを自分まで否定すれば、彼は今度こそどこにもいけないのではないか
──Playmakerからの回答を待つAiとの間を遮るように細い腕が一刀両断するまでは、長い迷宮に入りこんでいた
「──プレイメーカーさんは、渡せない」
少女の一言は、Aiの願望をPlaymakerに変わって拒絶する矛となった
砕かれた結晶体が創造主の盾であった事から、彼女の意思と願望はクロッシェと統合された現実をまざまざと見せつけられる
「プレイメーカーさんの意思も、未来も全部を奪い去らせたりしない
この人に進んでいきたい未来がやっと出来た事も、そして"Aiくん"、君がいる未来を諦められないからプレイメーカーさんが今も手を伸ばしている事も分かっているんでしょう…!」
「クロッシェ。アンタ、記憶が…!」
「…記憶だけじゃありません、ヴェールさんの見聞きしていたものも譲り受けました」
「ヴェールの…?」
「私はAiくんがこの一件を引き起こしたのは、不霊夢さんや他のイグニスさん達を失ってどこにもいけなくなった孤独
仲間という繋がりを失った寂しさをプレイメーカーさんに理解されたくて、貴方を呼び寄せようとして晃さん達へ犯行予告を出したのだと思ってました。…でも実際は違った」
その少女の瞳を、何と表せばいいのだろうか
奪われていた欠片を取り戻したクロッシェは、本当の意味で理解したAiが消滅を願った裏側──彼が何としてでも隠しておきたかった真実を暴く
「さっき言ったサイバース世界でのシミュレーション内でAiくんは、確かにプレイメーカーさんと戦う事は1度もなかった」
「っやめろ、やめてくれ…!」
「……その代わり、遊作くんがAiくんを庇って死んでしまう事実を突き付けられた」
「…俺が、死ぬ?……そうか、だからAi、お前は…!」
「──お前を失ってまで、生きようとなんて思えるかよ」
自分の誕生の為に幼い遊作の時間と心に大きな傷を負わせたというのに、今度はその生命が断たれる原因まで背負う事などAiは出来なかった。──成長した彼と出会い、時間を共有したのなら尚更だ
「……諦めて下さい」
「なに?」
「私がいる限り、遊作くんとAiくんといる未来を手放す事は絶対に訪れないと諦めてください!」
いつになく意味を強く持たせた、クロッシェからの宣言は熱を帯びていた
Aiがいる事で人類が滅び、犠牲者の中に遊作がいる予測を目の当たりにした時、Aiを助ける事を躊躇わなかったとは言わない。それでも彼女は胸に抱いた躊躇を数秒の間に自分から突き放したのだ
失う事、傷付く事を恐れて前に進む事が出来なくなった彼への喝ともなったクロッシェの言葉にAiの時間が刹那、進展も後退も出来なくなった針を過去へ押し戻す
「Ai、これが繋がりだ!お前は他のイグニス達とヴェールとの繋がりが途絶えたかもしれない、だがまだ俺と椎名がいる、お前は一人じゃない!」
「戻って来てください、ううん…戻って来てくれないと困るよ、Aiくん」
「いい加減にしろ、戻るつもりはないと言った筈だ!ケリ、つけようぜ。お二人さん」
「…私のターン、ドロー!」
「俺はこの瞬間、永続罠『-Ai-Q』を発動する!このカードが魔法・罠ゾーンにある限り、互いに1ターンに一度しかモンスターをリンク召喚できない
これでお前がリンクモンスターを呼べるチャンスはたった一度だ!」
「リンク召喚縛り…!」
「クロッシェ、墓地のカードを使え!」
「墓地の…?っ分かりました!私は手札から速攻魔法『冷薔薇の抱香』を発動します!
自分フィールドの表側表示モンスター1体を墓地へ送って発動できます、私はフィールドの『アロマセラフィ-スイート・マジョラム』を墓地へ送ります!」
「わざわざ自分のフィールドをがら空きにして、何を?!」
「この瞬間、墓地の儀式魔法『サイバネット・リチューアル』の効果を発動します!
自分フィールドにモンスターがいない場合、墓地から儀式魔法『サイバネット・リチューアル』と儀式モンスター《サイバース・マジシャン》1体を除外し、《サイバネット・トークン》2体を特殊召喚します!」
決闘の終幕を肌でも感じるPlaymakerへ促されるがままにクロッシェは墓地に存在する《ヴァレルロード・F・ドラゴン》を除外し、闇属性ドラゴン族に値するダークフルードの効果を無効にした状態で特殊召喚
自分のターンを切り開く時、Playmakerは繋がりをAiへ説いていたがこの場面もリボルバーや今までの仲間が繋いでくれた道なのだろう。そして手札に存在する、このカードも──