Memoria:19 一人離れた友の心は遠く、見えないまま
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大統領に報告する様に促されるものの先程自分達が見た光景を信じてもらえるか分からないという事から開く口がいつもより重く感じた
それでもアスベルは自分の目で視た事をありのままに二人に報告する、リチャードが突然大蒼海石に現れ、その原素を奪って行った…と
普通の事態ならば理解し難い話だが報告を聞いた大統領とヒューバートは目を合わせた、そしてヒューバートが次に告げる言葉にラティア達は驚きを露にさせる事となる
「リチャード国王は大輝石の原素を吸収していったのではないですか?」
「どうしてそれを!?」
「それがウィンドル軍の撤退理由だからです、リチャード国王が大輝石のエネルギーを全て吸収し失踪したため……王都では大きな混乱が起きているようです」
「リチャード国王はなぜこのような事をしている?心当たりはないか?」
そう訪ねられるもののラティア達にはリチャードがこの様な行動に移っている理由に心当たりはない、逆にどうして彼があの様な事をしているのか聞きたい程だ
「……とにかくこのままにはしておけない、大至急手を打たなければ
問題はふたつだ、ひとつは大輝石が失われた事への対処。そしてもうひとつはリチャード陛下の行方と目的を判明させる事だ。こうなるともう国同士で角突きあってる場合ではなさそうだな……」
「ふたつの大輝石がこうなった以上、最後のひとつも狙われると考えるのが自然です
リチャード国王は次にフェンデルへ向かう可能性が高いでしょう」
「アスベル君に頼みがある。……リチャード陛下の追跡を引き受けてくれないだろうか」
「それは……私にフェンデルへ行けという事でしょうか?」
「君は陛下の事をよく知っているしお仲間は大輝石に詳しい、適任だと思うんだが。もちろん我が国は全力をもって君たちの行動を支援する」
「わかりました」
突如として頼まれたフェンデル遠征に驚きながらもすぐにそれを了承しソフィ達と顔を見合わせれば、彼らにも異存はなく
最後に一番気にかかるラティアに視線を向けると彼女も大丈夫だと言う様に柔らかく微笑み、フェンデルへ行く事を了承した
自分達もリチャードの行動とそれによって大輝石が役目を果たさなくなる事を気にかけていた事を提案了承の答えとすると大統領はヒューバートにラティア達と行動を共にしろと告げる
まさかそう言われるとは思っていなかったヒューバートは惚けた表情を浮かべるとすぐに厳しい表情を浮かべた
「ですが、ぼくは……!」
「閣下!ヒューバートがいなければ、ラントは立ち行きません!」
「ラントの後任に関しては君に一任しよう、それなら問題ないだろう
君の兄君は私の選ぶ者では安心してくれそうにないからな、君たちには調査に専念してもらいたい、今はこの問題の解決が優先だ。アスベル君、これでどうだ?これなら文句あるまい」
「閣下……あ、ありがとうございます!」
大統領のラントを考えての言動にアスベルは声を弾ませ、深々と頭を下げ多大な御礼を行動としても現せた
上げた頭でヒューバートを見るものの彼は視線を交える事はなかった、謝礼の言葉を受けた大統領は彼に自分は国益を考えて判断しただけの事と切り捨てたのだった
「ヒューバート、これからは一緒?」
「閣下のご命令ですから仕方ありません、一緒に行動するのにいささか不安がありますが……」
「不安?」
「ソフィはこの人たちといて苦労しませんでしたか?」
「苦労はしてないけどロックガガンに食べられたりした」
「食べられたって……」
食べられたという衝撃的な事実を叩き付けられ、ヒューバートは再び驚きの余りに目を見開き、ずれた眼鏡のフレームをかけ直す
そんな彼から貰ったお守りに入っていたコショウのおかげで結果的に助かった事をソフィが告げ、それに便乗してアスベルが礼を告げた
「偶然でしょう、それは……それにあれは元々あなたがくれた物です……いらなくなったから返しただけです、勘違いしないでください!」
「それでも俺は嬉しかったんだがな……まるでお前が助けてくれたようで……」
「そういう甘い考え方は嫌いです、だからあなた方と行くのは不安なんですよ」
「ならば君がしっかり監督すればいい、そうだろう?」
「よろしく、弟くん!」
「よろしくお願いします、ヒューバート様」
「ああもう、わかりました!よろしく頼みますよ……兄さん」
「……ああ、よろしく」
照れ臭そうに頭を掻くアスベルの言葉を冷たく突き放し、ラティア達と共に旅をする事に不安を露にするが大統領、パスカルだけでなくラティアに頼られ絆されてしまった
再び兄と呼んでくれた弟にアスベルの声色も嬉しそうに弾ませ、そんな二人の姿をラティアは微笑ましそうに暖かく見守っていた
「それで閣下、フェンデルへの潜入経路ですが」
「闘技島まで船で行って乗り換えるのが一番だろうな」
「闘技島…ですか?」
「ヒューバート、闘技島って?」
「三国のどこにも属さない自由地域の小島の事です、それじゃ出発しましょう、街の北出口から港へ行けます」
フェンデルへの潜入経路を確かめるとラティア達はヒューバートの言う港へ向かう為に砂漠を横断する
その道中、水が干上がったものの良質な塩が取れる事で評判のカラ井戸を見つけた、砂漠地帯では一杯の水を飲むにも苦労するのだとストラタの住民達の苦労を知った所で…
それでもアスベルは自分の目で視た事をありのままに二人に報告する、リチャードが突然大蒼海石に現れ、その原素を奪って行った…と
普通の事態ならば理解し難い話だが報告を聞いた大統領とヒューバートは目を合わせた、そしてヒューバートが次に告げる言葉にラティア達は驚きを露にさせる事となる
「リチャード国王は大輝石の原素を吸収していったのではないですか?」
「どうしてそれを!?」
「それがウィンドル軍の撤退理由だからです、リチャード国王が大輝石のエネルギーを全て吸収し失踪したため……王都では大きな混乱が起きているようです」
「リチャード国王はなぜこのような事をしている?心当たりはないか?」
そう訪ねられるもののラティア達にはリチャードがこの様な行動に移っている理由に心当たりはない、逆にどうして彼があの様な事をしているのか聞きたい程だ
「……とにかくこのままにはしておけない、大至急手を打たなければ
問題はふたつだ、ひとつは大輝石が失われた事への対処。そしてもうひとつはリチャード陛下の行方と目的を判明させる事だ。こうなるともう国同士で角突きあってる場合ではなさそうだな……」
「ふたつの大輝石がこうなった以上、最後のひとつも狙われると考えるのが自然です
リチャード国王は次にフェンデルへ向かう可能性が高いでしょう」
「アスベル君に頼みがある。……リチャード陛下の追跡を引き受けてくれないだろうか」
「それは……私にフェンデルへ行けという事でしょうか?」
「君は陛下の事をよく知っているしお仲間は大輝石に詳しい、適任だと思うんだが。もちろん我が国は全力をもって君たちの行動を支援する」
「わかりました」
突如として頼まれたフェンデル遠征に驚きながらもすぐにそれを了承しソフィ達と顔を見合わせれば、彼らにも異存はなく
最後に一番気にかかるラティアに視線を向けると彼女も大丈夫だと言う様に柔らかく微笑み、フェンデルへ行く事を了承した
自分達もリチャードの行動とそれによって大輝石が役目を果たさなくなる事を気にかけていた事を提案了承の答えとすると大統領はヒューバートにラティア達と行動を共にしろと告げる
まさかそう言われるとは思っていなかったヒューバートは惚けた表情を浮かべるとすぐに厳しい表情を浮かべた
「ですが、ぼくは……!」
「閣下!ヒューバートがいなければ、ラントは立ち行きません!」
「ラントの後任に関しては君に一任しよう、それなら問題ないだろう
君の兄君は私の選ぶ者では安心してくれそうにないからな、君たちには調査に専念してもらいたい、今はこの問題の解決が優先だ。アスベル君、これでどうだ?これなら文句あるまい」
「閣下……あ、ありがとうございます!」
大統領のラントを考えての言動にアスベルは声を弾ませ、深々と頭を下げ多大な御礼を行動としても現せた
上げた頭でヒューバートを見るものの彼は視線を交える事はなかった、謝礼の言葉を受けた大統領は彼に自分は国益を考えて判断しただけの事と切り捨てたのだった
「ヒューバート、これからは一緒?」
「閣下のご命令ですから仕方ありません、一緒に行動するのにいささか不安がありますが……」
「不安?」
「ソフィはこの人たちといて苦労しませんでしたか?」
「苦労はしてないけどロックガガンに食べられたりした」
「食べられたって……」
食べられたという衝撃的な事実を叩き付けられ、ヒューバートは再び驚きの余りに目を見開き、ずれた眼鏡のフレームをかけ直す
そんな彼から貰ったお守りに入っていたコショウのおかげで結果的に助かった事をソフィが告げ、それに便乗してアスベルが礼を告げた
「偶然でしょう、それは……それにあれは元々あなたがくれた物です……いらなくなったから返しただけです、勘違いしないでください!」
「それでも俺は嬉しかったんだがな……まるでお前が助けてくれたようで……」
「そういう甘い考え方は嫌いです、だからあなた方と行くのは不安なんですよ」
「ならば君がしっかり監督すればいい、そうだろう?」
「よろしく、弟くん!」
「よろしくお願いします、ヒューバート様」
「ああもう、わかりました!よろしく頼みますよ……兄さん」
「……ああ、よろしく」
照れ臭そうに頭を掻くアスベルの言葉を冷たく突き放し、ラティア達と共に旅をする事に不安を露にするが大統領、パスカルだけでなくラティアに頼られ絆されてしまった
再び兄と呼んでくれた弟にアスベルの声色も嬉しそうに弾ませ、そんな二人の姿をラティアは微笑ましそうに暖かく見守っていた
「それで閣下、フェンデルへの潜入経路ですが」
「闘技島まで船で行って乗り換えるのが一番だろうな」
「闘技島…ですか?」
「ヒューバート、闘技島って?」
「三国のどこにも属さない自由地域の小島の事です、それじゃ出発しましょう、街の北出口から港へ行けます」
フェンデルへの潜入経路を確かめるとラティア達はヒューバートの言う港へ向かう為に砂漠を横断する
その道中、水が干上がったものの良質な塩が取れる事で評判のカラ井戸を見つけた、砂漠地帯では一杯の水を飲むにも苦労するのだとストラタの住民達の苦労を知った所で…