Memoria:12 降り積もった雪は解け、息吹返す
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街の誘導と称したが、それはこの戦いにラティア達を巻き込まない為の処置でもあるだろう
ここに残ると首を振ったソフィとラティアはシェリア達に無理矢理に連れて行かれ、領主邸の庭園にはラント兄弟とリチャードが残った
「アスベル、もう一度聞く。僕の何が間違っているって?
……君は僕の事なら、なんでも理解してくれるんじゃなかったのかい?」
「力に頼り、恐怖で縛るばかりのやり方では何も解決できはしない。そんなやり方では平和など到底手に入れられない!
……わかってくれ、リチャード。昔のお前に戻ってくれ!」
「そうか……本気なんだね、君も僕に逆らうのか。所詮は君も……うおおおおおお!」
穏やかな口調から一変、彼はその表情を怒りに満ちたものに変え、引き抜いた剣より凄まじいエレスを攻撃的にアスベルへと放出する
向かって来るよりも数秒早くヒューバートは双剣を組み立て、そのエレスを受け止めるが全てを弾く事は出来ず、傷を作り、その場に崩れ落ちてしまった
「ぐっ……!」
「ヒューバート!なんて凄まじい闘気だ……本当にあのリチャードか?」
共に戦っていた時には見られなかった闘気に呆然と呟くアスベルへとリチャードは再びエレスを放出し、嗾けようとするがアスベルはヒューバートを抱え、何とか逃げ仰せる
「死ねええ!」
「だめ!」
その声は天高くから聞こえ、気配に気付いたリチャードが剣で防御したと同時にソフィが降下して現れるとリスレットとレイピアの間で火花が散る
「どぉけぇええ!!」
「ソフィ!なぜ戻ってきた!?」
「守る」
彼女が戻ってきたのはアスベルとヒューバートを守る為、短く告げるとソフィはリチャードへと勇猛果敢に向かって行くがリチャードはソフィにも容赦なく、レイピアから風に見立てたエレスで攻撃を繰り返す
彼からの攻撃を防ぎながら、天で体制を整え噴水に降り立つが攻撃の重さに表情を歪ませた
「くっ……!」
「ソフィッアスベル!」
「ラティア、来ちゃダメ!」
「貴様も僕にまた楯突く気か…!」
「!」
「ラティア!!」
「…守る!!」
「ソフィ…!」
ソフィだけでなくラティアも来てしまい、もはや見境なしのリチャードは彼女を見つけるとソフィからラティアへと攻撃を放つ
その攻撃を先程のヒューバートと同じ様に防ごうと双剣を取り出したラティアを軽々とソフィは横抱きにし、攻撃から救い出す
地面に降り立った彼女の拳からは炎の様な揺らめきを放つ光が立ち上がり、その光は彼女全身を包み込む、それをアスベルは遠い昔に見たことがあった
「この光は……あの時の……!」
その時、その光に吸い寄せられる様にラティアとヒューバートの体が同じ様に発光を始め、二人の体内から現れた光の粒子はソフィに吸収されていく
「また貴様か……またしても貴様が立ち塞がるのか!」
意味深な言葉を発しながら、リチャードはソフィへの攻撃を再び開始する
ラティアをその場に降ろし、体が発光したままのソフィは身軽に受け身を取りながら、全ての攻撃を受け流すとその体から光柱を立ち上らせ、今までとは違う瞳を見せた
「守る!あの時のようにはさせない!」
「ソフィ……お前……記憶が……!」
"あの時"とソフィが叫んだのは7年前のあの事、彼女はあの時のソフィだったのだ
二人の白熱していく戦いを見つめながら、アスベルは座り込み、俯いているラティアに気付く、そしてその視線に気付いた彼女の瞳もまた違った
「…アス、ベル様…?」
「ラティア…?」
「私…どうして…今までずっと…いいえ、7年前のあの時から眠っていた様、な…」
「っ…戻ってきてくれたんだな、ラティア…ッ!」
まるでソフィが記憶を取り戻し、それに同調したかの様に彼女もまた7年前のあの日から戻ってきた
やっと戻ってきた彼女に嬉しさに浮かべる涙で視界が歪むが、それは噴水にソフィが叩き付けられた音で現実に引き戻された
ここに残ると首を振ったソフィとラティアはシェリア達に無理矢理に連れて行かれ、領主邸の庭園にはラント兄弟とリチャードが残った
「アスベル、もう一度聞く。僕の何が間違っているって?
……君は僕の事なら、なんでも理解してくれるんじゃなかったのかい?」
「力に頼り、恐怖で縛るばかりのやり方では何も解決できはしない。そんなやり方では平和など到底手に入れられない!
……わかってくれ、リチャード。昔のお前に戻ってくれ!」
「そうか……本気なんだね、君も僕に逆らうのか。所詮は君も……うおおおおおお!」
穏やかな口調から一変、彼はその表情を怒りに満ちたものに変え、引き抜いた剣より凄まじいエレスを攻撃的にアスベルへと放出する
向かって来るよりも数秒早くヒューバートは双剣を組み立て、そのエレスを受け止めるが全てを弾く事は出来ず、傷を作り、その場に崩れ落ちてしまった
「ぐっ……!」
「ヒューバート!なんて凄まじい闘気だ……本当にあのリチャードか?」
共に戦っていた時には見られなかった闘気に呆然と呟くアスベルへとリチャードは再びエレスを放出し、嗾けようとするがアスベルはヒューバートを抱え、何とか逃げ仰せる
「死ねええ!」
「だめ!」
その声は天高くから聞こえ、気配に気付いたリチャードが剣で防御したと同時にソフィが降下して現れるとリスレットとレイピアの間で火花が散る
「どぉけぇええ!!」
「ソフィ!なぜ戻ってきた!?」
「守る」
彼女が戻ってきたのはアスベルとヒューバートを守る為、短く告げるとソフィはリチャードへと勇猛果敢に向かって行くがリチャードはソフィにも容赦なく、レイピアから風に見立てたエレスで攻撃を繰り返す
彼からの攻撃を防ぎながら、天で体制を整え噴水に降り立つが攻撃の重さに表情を歪ませた
「くっ……!」
「ソフィッアスベル!」
「ラティア、来ちゃダメ!」
「貴様も僕にまた楯突く気か…!」
「!」
「ラティア!!」
「…守る!!」
「ソフィ…!」
ソフィだけでなくラティアも来てしまい、もはや見境なしのリチャードは彼女を見つけるとソフィからラティアへと攻撃を放つ
その攻撃を先程のヒューバートと同じ様に防ごうと双剣を取り出したラティアを軽々とソフィは横抱きにし、攻撃から救い出す
地面に降り立った彼女の拳からは炎の様な揺らめきを放つ光が立ち上がり、その光は彼女全身を包み込む、それをアスベルは遠い昔に見たことがあった
「この光は……あの時の……!」
その時、その光に吸い寄せられる様にラティアとヒューバートの体が同じ様に発光を始め、二人の体内から現れた光の粒子はソフィに吸収されていく
「また貴様か……またしても貴様が立ち塞がるのか!」
意味深な言葉を発しながら、リチャードはソフィへの攻撃を再び開始する
ラティアをその場に降ろし、体が発光したままのソフィは身軽に受け身を取りながら、全ての攻撃を受け流すとその体から光柱を立ち上らせ、今までとは違う瞳を見せた
「守る!あの時のようにはさせない!」
「ソフィ……お前……記憶が……!」
"あの時"とソフィが叫んだのは7年前のあの事、彼女はあの時のソフィだったのだ
二人の白熱していく戦いを見つめながら、アスベルは座り込み、俯いているラティアに気付く、そしてその視線に気付いた彼女の瞳もまた違った
「…アス、ベル様…?」
「ラティア…?」
「私…どうして…今までずっと…いいえ、7年前のあの時から眠っていた様、な…」
「っ…戻ってきてくれたんだな、ラティア…ッ!」
まるでソフィが記憶を取り戻し、それに同調したかの様に彼女もまた7年前のあの日から戻ってきた
やっと戻ってきた彼女に嬉しさに浮かべる涙で視界が歪むが、それは噴水にソフィが叩き付けられた音で現実に引き戻された