Memoria:7 久遠劫を経ても変わらぬ誓い
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ここでこうしていれば、いつかはあの兵士達に見つかるのが関の山、それならば何かしらの行動をした方が良いだろう
アスベルの言葉にソフィはいつかの自分の部屋の扉を壊した様にその扉を同じ原理で破壊した、彼女の破壊力は戦闘でも見たがやはり凄まじい
隠し通路は昔のままに存在していた、だがアスベルにとって、この通路は嫌な思い出しかない、ラティアとソフィを失った喪失の場所
だが今は自分にも力はある、彼女達を守れる、そう思えば、真実を知る為に足は自然と動いていた、魔物と戦いながら奥へ進んでいると…
「…誰か…いるよ…?」
「あれは……!」
膝をついている人物にアスベルは心当たりがあった、否彼しかいない、自分が頼りにしようとしていた存在
彼に駆け寄り、アスベルはその人物を支え、その名前を呼んだ
「リチャード!?リチャード……!しっかりするんだ!」
「君は……」
「アスベルだ!アスベル・ラント!」
「アスベル……?本当に君なのかい……?こんな所で君とまた会えるなんて思わなかったよ……」
「それはこっちの台詞だ!お前が死んだと聞かされて驚いたんだぞ」
「僕が……死んだ……」
「無事で本当に良かったです、お立ちになれますか、リチャード殿下?」
「アスベル……君は……」
かつては目指した騎士として身分を弁え、丁寧語を使い、リチャードに肩を貸し、起き上がらせると同時に奥の方から二人分の足音
「やはり生きていましたか、リチャード殿下」
「……セルディクの手の者たちか」
リチャードの命を狙い、殺気立つ兵士達からリチャードを守る為にアスベルはサーベルの柄に手を沿え、ソフィとラティアも戦闘加入する意志を見せる
「封翼衝!意思を刈り取る!」
「…鳳凰震脚!雷瞬砕閃っ」
兵士を鞘で殴りつけ、その心を砕く漆黒の波動で攻撃されつつ引き寄せられた兵士にラティアが流れる様な斬撃と蹴りの連撃を繰り出す
不意に体を屈ませ、足払いで兵士のダウンさせ、その上空から衝撃波を備えた踵落としを決めた
「見切った!光翼…天翔!」
「ソフィに手出しさせない…翔帝刃!」
後一人はというとソフィのサマーソルトに怯んだ所に浮かび上がっての範囲攻撃を受ける
だがソフィの攻撃を受けて尚、兵士は立っており、ゆっくりと落下するソフィを攻撃しようとした所をラティアに突進され、蹴り上げられ、そのまま地に伏した
「アスベル、君は本当に僕を助けに来てくれたんだね
君が来てくれなかったら、僕は本当に死んでいたと思うよ、……ありがとうアスベル」
「はっ間に合って良かったです」
「そんな他人行儀な話し方をしないでくれ、君と僕の仲じゃないか」
「しかし立場がございますので」
「僕がこうやって頼んでもかい?」
「殿下……、……わかった、それなら昔の通りにする、それでいいか?」
「ありがとう、やはり君にはそうやって話しかけてもらうのが一番しっくり来るよ」
立場を超えた友情は未だに健在、リチャードに頼まれてはアスベルも折れてしまう
二人の仲睦まじい話を黙って聞いていたソフィとラティアにリチャードは漸く気付き、視線を彼女等に向ける
「おや、この子たちは……」
「ソフィ、ラティア、リチャード殿下だ、ご挨拶を」
「ソフィ……死んでしまったと聞かされたが……ラティアも昏睡状態だと…」
「例の花畑で出会ったのでそう呼んでいるんだが本人かどうかはわからないんだ」
「……本人だろう、ソフィと同じ雰囲気を感じるよ、君もそれがわかっているからソフィと呼ぶんじゃないのかい?」
「それは……」
「…ラティアも無事に目が覚めたみたいで良かったよ」
「…?」
「あ…ラティアは七年も眠り続けた所為で…記憶喪失に近い状態でいるんだ」
「記憶喪失?…そうか…でも彼女なら大丈夫だろう、いつか僕たちの事を思い出してくれるよ、う…」
「リチャード?」
「わからない……急に胸が……」
彼女達にそれぞれを信じている言葉を零し、リチャードは表情を苦悶に歪ませ、再度膝を着いてしまう、原因は突然の胸の痛み
だが再会の喜びも何があったかを聞く暇もなく、背後からは援軍の声が迫っている
「リチャード、詳しい話は後だ、今はとにかく王都を脱出しよう」
「ここを進んだ先に外へ通じる出口がある、そこから街道をまっすぐ行くとグレルサイドに至る、僕はそこを目指していたんだ
あそこの領主デール公なら、きっと味方になってくれる筈だ、行こう!」
久遠劫を経ても変わらぬ誓い
(記憶がなくともその誓いは確かに彼女の胸にも、)
アスベルの言葉にソフィはいつかの自分の部屋の扉を壊した様にその扉を同じ原理で破壊した、彼女の破壊力は戦闘でも見たがやはり凄まじい
隠し通路は昔のままに存在していた、だがアスベルにとって、この通路は嫌な思い出しかない、ラティアとソフィを失った喪失の場所
だが今は自分にも力はある、彼女達を守れる、そう思えば、真実を知る為に足は自然と動いていた、魔物と戦いながら奥へ進んでいると…
「…誰か…いるよ…?」
「あれは……!」
膝をついている人物にアスベルは心当たりがあった、否彼しかいない、自分が頼りにしようとしていた存在
彼に駆け寄り、アスベルはその人物を支え、その名前を呼んだ
「リチャード!?リチャード……!しっかりするんだ!」
「君は……」
「アスベルだ!アスベル・ラント!」
「アスベル……?本当に君なのかい……?こんな所で君とまた会えるなんて思わなかったよ……」
「それはこっちの台詞だ!お前が死んだと聞かされて驚いたんだぞ」
「僕が……死んだ……」
「無事で本当に良かったです、お立ちになれますか、リチャード殿下?」
「アスベル……君は……」
かつては目指した騎士として身分を弁え、丁寧語を使い、リチャードに肩を貸し、起き上がらせると同時に奥の方から二人分の足音
「やはり生きていましたか、リチャード殿下」
「……セルディクの手の者たちか」
リチャードの命を狙い、殺気立つ兵士達からリチャードを守る為にアスベルはサーベルの柄に手を沿え、ソフィとラティアも戦闘加入する意志を見せる
「封翼衝!意思を刈り取る!」
「…鳳凰震脚!雷瞬砕閃っ」
兵士を鞘で殴りつけ、その心を砕く漆黒の波動で攻撃されつつ引き寄せられた兵士にラティアが流れる様な斬撃と蹴りの連撃を繰り出す
不意に体を屈ませ、足払いで兵士のダウンさせ、その上空から衝撃波を備えた踵落としを決めた
「見切った!光翼…天翔!」
「ソフィに手出しさせない…翔帝刃!」
後一人はというとソフィのサマーソルトに怯んだ所に浮かび上がっての範囲攻撃を受ける
だがソフィの攻撃を受けて尚、兵士は立っており、ゆっくりと落下するソフィを攻撃しようとした所をラティアに突進され、蹴り上げられ、そのまま地に伏した
「アスベル、君は本当に僕を助けに来てくれたんだね
君が来てくれなかったら、僕は本当に死んでいたと思うよ、……ありがとうアスベル」
「はっ間に合って良かったです」
「そんな他人行儀な話し方をしないでくれ、君と僕の仲じゃないか」
「しかし立場がございますので」
「僕がこうやって頼んでもかい?」
「殿下……、……わかった、それなら昔の通りにする、それでいいか?」
「ありがとう、やはり君にはそうやって話しかけてもらうのが一番しっくり来るよ」
立場を超えた友情は未だに健在、リチャードに頼まれてはアスベルも折れてしまう
二人の仲睦まじい話を黙って聞いていたソフィとラティアにリチャードは漸く気付き、視線を彼女等に向ける
「おや、この子たちは……」
「ソフィ、ラティア、リチャード殿下だ、ご挨拶を」
「ソフィ……死んでしまったと聞かされたが……ラティアも昏睡状態だと…」
「例の花畑で出会ったのでそう呼んでいるんだが本人かどうかはわからないんだ」
「……本人だろう、ソフィと同じ雰囲気を感じるよ、君もそれがわかっているからソフィと呼ぶんじゃないのかい?」
「それは……」
「…ラティアも無事に目が覚めたみたいで良かったよ」
「…?」
「あ…ラティアは七年も眠り続けた所為で…記憶喪失に近い状態でいるんだ」
「記憶喪失?…そうか…でも彼女なら大丈夫だろう、いつか僕たちの事を思い出してくれるよ、う…」
「リチャード?」
「わからない……急に胸が……」
彼女達にそれぞれを信じている言葉を零し、リチャードは表情を苦悶に歪ませ、再度膝を着いてしまう、原因は突然の胸の痛み
だが再会の喜びも何があったかを聞く暇もなく、背後からは援軍の声が迫っている
「リチャード、詳しい話は後だ、今はとにかく王都を脱出しよう」
「ここを進んだ先に外へ通じる出口がある、そこから街道をまっすぐ行くとグレルサイドに至る、僕はそこを目指していたんだ
あそこの領主デール公なら、きっと味方になってくれる筈だ、行こう!」
久遠劫を経ても変わらぬ誓い
(記憶がなくともその誓いは確かに彼女の胸にも、)