Memoria:6 壊れ易い世界で不協和音の君
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シェリアを中心に放たれた電流がグリーンスライムを蹴散らし、アスベルの斬撃が焔と化し、それがクイーンスライムを跡形なく燃やし尽くした
辺りを見回しても、これ以上の敵の姿はなく、警戒状態を解く
「あんな奴がいたとは思わなかった、油断していたら危なかったな
フェンデル軍の姿は見えない、作戦通り、ここで味方の到着と夜の到来を待つとしよう」
その後、バリー率いる味方の援軍が到着し、奇襲に肝心の夜を迎えた
「よし、そろそろだな、それでは今から奇襲作戦を決行する」
アスベルの言葉と同時に洞窟を抜け、北ラント道で展開されている野営地に駈けるだがそこには話し声すらも聞こえずに姿形もなかった
「誰もいない……?どういう事だ!?」
「アスベル様!大変です!」
「どうした!?」
「フェンデル軍の夜襲です!敵は既に野営地を後にし、街へと迫っています!」
「何っ!?」
「行き違いになったの?それともこちらの動きが向こうに気付かれたから?」
「くそ、こうしてはいられない!すぐに戻らなければ!
今、街の守りは手薄だ、大群に襲われでもしたら到底持ちこたえられない!それに…っ」
思考パターンが同一だったのか、仕掛ける筈の夜襲が仕掛けられてしまった
アスベルの脳裏には街の事もあるが、眠り続けているラティアの事もある、それを思えば、足は駆け出していた
*** * ***
―どくん、と何かが脈打つ
誰かの声が聞こえる、あの時、どこかで聞いた様な嘆きの声にも似たそれ
戦いの音と同一したそれに再び脈打つ
今まで止まっていた何かが体を動かそうとしている、意志を取り戻そうとしている
…違う、意志は元よりここにある
遠い遠い、深く深い、何処までも深いそこに私はいた、心地良い場所
でも私は知っている、ここは私のいるべき場所ではないと、もっとここより心地良い場所、戻るべき場所がある事を思い出す
行かなければ、目を覚まさなければ、もう一度…もう一度立ち上がれ
守らなければ、支えなければいけない人達が…私を待っている、そんな気がした
「…行か、なきゃ」
*** * ***
行く際に辿った街道を駆け抜け、街へと入れば、もう街中にはフェンデル軍が侵入し、街を破壊し、人々を傷付けていた
その惨状へと兵士達は急ぎ、フェンデル軍と攻防を繰り広げ、シェリアは傷付いた人々へと駆け寄る
「しまった、もう街の中へ!くそ……!どうしてこんな……!」
「西ラント道の方からも軍勢が来たぞ!」
「フェンデル軍じゃない……あれは……ストラタの軍勢だ!」
ウィンドルともフェンデルとも違う国色の旗、それを持った者達、ストラタの兵達は命令を受け、街にいるフェンデル軍を一掃していく
彼らに任せておくのも忍びなくアスベル達も駈けるがシェリアとソフィはフェンデルの兵士達に阻まれ、アスベルにもその手が及ぶ、がその時
辺りを見回しても、これ以上の敵の姿はなく、警戒状態を解く
「あんな奴がいたとは思わなかった、油断していたら危なかったな
フェンデル軍の姿は見えない、作戦通り、ここで味方の到着と夜の到来を待つとしよう」
その後、バリー率いる味方の援軍が到着し、奇襲に肝心の夜を迎えた
「よし、そろそろだな、それでは今から奇襲作戦を決行する」
アスベルの言葉と同時に洞窟を抜け、北ラント道で展開されている野営地に駈けるだがそこには話し声すらも聞こえずに姿形もなかった
「誰もいない……?どういう事だ!?」
「アスベル様!大変です!」
「どうした!?」
「フェンデル軍の夜襲です!敵は既に野営地を後にし、街へと迫っています!」
「何っ!?」
「行き違いになったの?それともこちらの動きが向こうに気付かれたから?」
「くそ、こうしてはいられない!すぐに戻らなければ!
今、街の守りは手薄だ、大群に襲われでもしたら到底持ちこたえられない!それに…っ」
思考パターンが同一だったのか、仕掛ける筈の夜襲が仕掛けられてしまった
アスベルの脳裏には街の事もあるが、眠り続けているラティアの事もある、それを思えば、足は駆け出していた
*** * ***
―どくん、と何かが脈打つ
誰かの声が聞こえる、あの時、どこかで聞いた様な嘆きの声にも似たそれ
戦いの音と同一したそれに再び脈打つ
今まで止まっていた何かが体を動かそうとしている、意志を取り戻そうとしている
…違う、意志は元よりここにある
遠い遠い、深く深い、何処までも深いそこに私はいた、心地良い場所
でも私は知っている、ここは私のいるべき場所ではないと、もっとここより心地良い場所、戻るべき場所がある事を思い出す
行かなければ、目を覚まさなければ、もう一度…もう一度立ち上がれ
守らなければ、支えなければいけない人達が…私を待っている、そんな気がした
「…行か、なきゃ」
*** * ***
行く際に辿った街道を駆け抜け、街へと入れば、もう街中にはフェンデル軍が侵入し、街を破壊し、人々を傷付けていた
その惨状へと兵士達は急ぎ、フェンデル軍と攻防を繰り広げ、シェリアは傷付いた人々へと駆け寄る
「しまった、もう街の中へ!くそ……!どうしてこんな……!」
「西ラント道の方からも軍勢が来たぞ!」
「フェンデル軍じゃない……あれは……ストラタの軍勢だ!」
ウィンドルともフェンデルとも違う国色の旗、それを持った者達、ストラタの兵達は命令を受け、街にいるフェンデル軍を一掃していく
彼らに任せておくのも忍びなくアスベル達も駈けるがシェリアとソフィはフェンデルの兵士達に阻まれ、アスベルにもその手が及ぶ、がその時