Memoria:4 散るは風花、砕かれしは約束
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何かの羽搏き音をラティアが、そしてその羽搏き音の発声物に気付いたヒューバートの声に全員が見上げた
そこには蝙蝠型の魔物が三体、通路で出会った魔物よりも凶暴で何処か大きく、アスベル達へ向かって来る
「はっ!たあたあっ!ひっさぁーつ!」
「えいっ!てやてやっ!こがはざん!」
二体の小型のバットへとアスベルとヒューバートの叩き付ける様な攻撃が当たり、その二体は抗う術もなく、地上に落ちる
残った一体へと走り出そうと足を踏み出そうとするが、それよりも先にソフィが素早く動く
「連撃!なぎ払う!」
ソフィの素早い三連続打撃、そして隙を与える事なく、バロンバットを斬りつけた事で最後の一体も羽搏くのを止め、地へ落ちた
障害がなくなった事で安堵するがソフィはやはり通路に入る前と同じ表情を浮かべている
「重い空気……まだ消えてない、……むしろ近くなってる
アスベル、ラティア、ここはだめ、すぐに離れた方がいい」
「心配するなって。魔物はもうやっつけたんだから」
「兄さん、向こうに誰か倒れてる!」
「あれは……!」
「アスベル!だめ!」
ヒューバートが気付き、指し示した祭壇の様な場所にソフィが制止するにも構わず、アスベルが駆け寄るとそこにはリチャードが倒れていた
彼らにソフィとラティアも駆け寄るがリチャードが目覚める気配はない、だが自分の後ろで背筋が震える程の"何か"が近付いているのにラティアにも分かった、その瞬間、
「シェリア!ヒューバート!逃げて!」
「!」
「シェリア!ヒューバート!」
「あれは…なに…?」
ソフィの声が届くのが遅かったのか、シェリアとヒューバートは近付いていた…魔物にしては恐ろしく巨体で禍々しい気配と風貌の物体に壁に吹き飛ばされてしまった
その物体は壁に激突した反動で気絶したシェリアに目を向けている
「やめろっ!うおおおお!」
「アスベル様っ!きゃっ…」
「アスベル!ラティア!」
シェリアを守る為に剣をその物体に振り上げるが、子供の体躯は容易く吹き飛ばされる
階段に激突するのを避ける為にラティアがわざとアスベルにぶつかり、勢いを殺すが逆に彼女が負担を負う、そんな二人を守る様にソフィが魔物の前に踊り出、しばし睨み合う
だが男は女を守るものだと思っているアスベルはソフィを払い退け、再び魔物へと特攻していく
「いけない!!」
「だめ!アスベル様っ!!」
「?!」
「ラティアっ!!」
戦った事がないラティアでも一目で魔物がアスベルを殺す気でいると悟った彼女はアスベルの腕を引き寄せ、自分を魔物の前に出す
<div align="center">その瞬間、魔物が振り上げた腕は剣の様に鋭くなり、その柔らかく小さな体躯を貫いた</div>
「ラティア…?」
「―守れて、良かっ…、」
「ラティア?!やだ…目を…目を開けてくれっ!なあっラティアッ!!」
「ゆるせない……!」
痛みで涙を浮かべながらも、自分の大切な存在を守れた事に少女は笑みを浮かべ、そしてそのまま地に落ちた
二人の眼にはその光景が全てスローモーションの様に、ゆっくりと胸の内に毒が回る様な感覚に陥った
「わたしはお前を……!」
「……ソフィ……?」
「うおおお~~!」
「くっ…う…!」
怒りに満ちたソフィの低くも感情を抑えきれない声と共に彼女のリスレットからは眩い光が炎の様に燃え上がる
まるで彼女の感情を表すかの様にそれを纏いながら、ソフィは魔物に特攻、その衝撃波に絶えきれずアスベルは吹き飛ばされ、頭をぶつけ気絶してしまった
そこには蝙蝠型の魔物が三体、通路で出会った魔物よりも凶暴で何処か大きく、アスベル達へ向かって来る
「はっ!たあたあっ!ひっさぁーつ!」
「えいっ!てやてやっ!こがはざん!」
二体の小型のバットへとアスベルとヒューバートの叩き付ける様な攻撃が当たり、その二体は抗う術もなく、地上に落ちる
残った一体へと走り出そうと足を踏み出そうとするが、それよりも先にソフィが素早く動く
「連撃!なぎ払う!」
ソフィの素早い三連続打撃、そして隙を与える事なく、バロンバットを斬りつけた事で最後の一体も羽搏くのを止め、地へ落ちた
障害がなくなった事で安堵するがソフィはやはり通路に入る前と同じ表情を浮かべている
「重い空気……まだ消えてない、……むしろ近くなってる
アスベル、ラティア、ここはだめ、すぐに離れた方がいい」
「心配するなって。魔物はもうやっつけたんだから」
「兄さん、向こうに誰か倒れてる!」
「あれは……!」
「アスベル!だめ!」
ヒューバートが気付き、指し示した祭壇の様な場所にソフィが制止するにも構わず、アスベルが駆け寄るとそこにはリチャードが倒れていた
彼らにソフィとラティアも駆け寄るがリチャードが目覚める気配はない、だが自分の後ろで背筋が震える程の"何か"が近付いているのにラティアにも分かった、その瞬間、
「シェリア!ヒューバート!逃げて!」
「!」
「シェリア!ヒューバート!」
「あれは…なに…?」
ソフィの声が届くのが遅かったのか、シェリアとヒューバートは近付いていた…魔物にしては恐ろしく巨体で禍々しい気配と風貌の物体に壁に吹き飛ばされてしまった
その物体は壁に激突した反動で気絶したシェリアに目を向けている
「やめろっ!うおおおお!」
「アスベル様っ!きゃっ…」
「アスベル!ラティア!」
シェリアを守る為に剣をその物体に振り上げるが、子供の体躯は容易く吹き飛ばされる
階段に激突するのを避ける為にラティアがわざとアスベルにぶつかり、勢いを殺すが逆に彼女が負担を負う、そんな二人を守る様にソフィが魔物の前に踊り出、しばし睨み合う
だが男は女を守るものだと思っているアスベルはソフィを払い退け、再び魔物へと特攻していく
「いけない!!」
「だめ!アスベル様っ!!」
「?!」
「ラティアっ!!」
戦った事がないラティアでも一目で魔物がアスベルを殺す気でいると悟った彼女はアスベルの腕を引き寄せ、自分を魔物の前に出す
<div align="center">その瞬間、魔物が振り上げた腕は剣の様に鋭くなり、その柔らかく小さな体躯を貫いた</div>
「ラティア…?」
「―守れて、良かっ…、」
「ラティア?!やだ…目を…目を開けてくれっ!なあっラティアッ!!」
「ゆるせない……!」
痛みで涙を浮かべながらも、自分の大切な存在を守れた事に少女は笑みを浮かべ、そしてそのまま地に落ちた
二人の眼にはその光景が全てスローモーションの様に、ゆっくりと胸の内に毒が回る様な感覚に陥った
「わたしはお前を……!」
「……ソフィ……?」
「うおおお~~!」
「くっ…う…!」
怒りに満ちたソフィの低くも感情を抑えきれない声と共に彼女のリスレットからは眩い光が炎の様に燃え上がる
まるで彼女の感情を表すかの様にそれを纏いながら、ソフィは魔物に特攻、その衝撃波に絶えきれずアスベルは吹き飛ばされ、頭をぶつけ気絶してしまった