Memoria:3 刻一刻と花弁は舞い落ちる
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片腕を上げ、出発と行こうとするが後ろからの聞き慣れた呼び声にアスベルとラティアは立ち止まり、振り返った
「シェリア!?どうしてお前がここに!」
「王都のお医者様に体を診てもらいに来たの、アスベルとラティア、やっぱり来てたのね……
それでアスベル、王都までラティアに着いて来て貰ってまでどうするつもりなの?」
「ソフィの身元探しもしたいし、騎士学校の見学なんてのもいいな、後リチャードにも会わないと」
「リチャード様にですかっ?」
「相手は王子様なのよ?簡単に会えるわけないじゃない」
「それができるんだよ、これがあればな」
そう言って、アスベルが取り出したのはリチャードとの別れの祭に彼から預かった指輪
不思議がるラティア達には友情の証と称し、診断も終わったらしいシェリアとも一緒に城へと向かい、門番の騎士に怖じけずにアスベルは話し掛けた
「ねえおじさん!これ見てよ」
「この指輪は王子殿下の……!そうか、君がアスベル君か。殿下から話は聞いている」
「わあ、アスベル様の言う通りでした」
「すごい、話が通じてる」
「今ってリ……王子様と会える?だめなら無理にとは言わないけど」
「殿下にお伺いしてこよう、ここだと目立つから別の所で待っていなさい、そうだな……"大輝石"のある広場がわかりやすくていいだろう
"大輝石"はもう見ているかな?まだならぜひ見ておくと良い、見上げるくらい大きな輝石だよ」
「うん分かった、じゃあ俺たち、その広場で待ってるよ
三人とも聞いたな?"大輝石"のある広場へ行こう」
門番へリチャードの伺いを頼み、その彼に言われた通りにラティア達は"大輝石"のある広場へと向かった
広場は海に面しており、門番が言った通りに目の前の翡翠色に輝く"大輝石"は見上げる程に巨大で風が辺りを舞っている
「うわあ……これが"大輝石"か、こんな大きいなんて凄いや!」
「こんなに大きいなんて…予想外です、それに凄く綺麗…」
「ラントの風車より、こっちの方が大きいかもなあ……」
「私達が普段見慣れている輝石とはまるで違うのね、名前はなんて言ったかしら?確かグロなんとかって……」
「"大翠輝石"。緑なすもの、という意味だよ」
「リチャード!」
「待たせたね、アスベル」
言葉を繋げる様な言葉を放ったのは帽子を被ったリチャード、まさか本当に彼と謁見出来るとは思っておらず、シェリアとラティアは固まってしまった
にこやかにアスベルと言葉を交わす彼はふと三人にも気に掛けた
「ラティアとソフィとシェリアも来てくれたんだね」
「は、はい…!リチャード様、お一人なのですか?」
「ほんとだ…一人で出歩いて平気なのか?」
「警備の人もちゃんといるみたいよ、ほら」
「なるほど」
「この"大輝石"は我が国の象徴であり、繁栄の礎でもあるんだ、大切にしないとね
それにしても嬉しいよ、君達とこんなに早く再会できるなんて思わなかった」
シェリアの視線の先には辺りを警戒する様に立っている護衛官がいた、流石に王子一人で外出はさせられないだろう
納得しているとリチャードが"大輝石"の前に歩み寄り、尊んでいる様に説明し再会を喜ぶ、聞けば父親の具合も心配はなくなったらしい、それでも喜んでばかりはいられないらしいが
「ところで君たちはこれからどうするんだい?」
「いろいろ見たり、聞いたりしたい事あるから、街をぶらぶらしようかなぁと」
「街見物か……」
「リチャードも一緒に来ないか?」
「そうしたいけど……騒ぎが起きると大変だから……」
「リチャードは一緒に行けないの?」
「うーん……まあ王子様だしね」
どうしてもリチャードと街見学に行きたいらしいアスベルは彼を自分達の兄とする事で街へ狩り出そうとする
だがそのままの名前で呼べば、街の人々はすぐにリチャードだとバレてしまうだろう、どう呼ぼうかと悩んでいるとソフィが小さく微笑みながら、衝撃的な名前を発案した
「シェリア!?どうしてお前がここに!」
「王都のお医者様に体を診てもらいに来たの、アスベルとラティア、やっぱり来てたのね……
それでアスベル、王都までラティアに着いて来て貰ってまでどうするつもりなの?」
「ソフィの身元探しもしたいし、騎士学校の見学なんてのもいいな、後リチャードにも会わないと」
「リチャード様にですかっ?」
「相手は王子様なのよ?簡単に会えるわけないじゃない」
「それができるんだよ、これがあればな」
そう言って、アスベルが取り出したのはリチャードとの別れの祭に彼から預かった指輪
不思議がるラティア達には友情の証と称し、診断も終わったらしいシェリアとも一緒に城へと向かい、門番の騎士に怖じけずにアスベルは話し掛けた
「ねえおじさん!これ見てよ」
「この指輪は王子殿下の……!そうか、君がアスベル君か。殿下から話は聞いている」
「わあ、アスベル様の言う通りでした」
「すごい、話が通じてる」
「今ってリ……王子様と会える?だめなら無理にとは言わないけど」
「殿下にお伺いしてこよう、ここだと目立つから別の所で待っていなさい、そうだな……"大輝石"のある広場がわかりやすくていいだろう
"大輝石"はもう見ているかな?まだならぜひ見ておくと良い、見上げるくらい大きな輝石だよ」
「うん分かった、じゃあ俺たち、その広場で待ってるよ
三人とも聞いたな?"大輝石"のある広場へ行こう」
門番へリチャードの伺いを頼み、その彼に言われた通りにラティア達は"大輝石"のある広場へと向かった
広場は海に面しており、門番が言った通りに目の前の翡翠色に輝く"大輝石"は見上げる程に巨大で風が辺りを舞っている
「うわあ……これが"大輝石"か、こんな大きいなんて凄いや!」
「こんなに大きいなんて…予想外です、それに凄く綺麗…」
「ラントの風車より、こっちの方が大きいかもなあ……」
「私達が普段見慣れている輝石とはまるで違うのね、名前はなんて言ったかしら?確かグロなんとかって……」
「"大翠輝石"。緑なすもの、という意味だよ」
「リチャード!」
「待たせたね、アスベル」
言葉を繋げる様な言葉を放ったのは帽子を被ったリチャード、まさか本当に彼と謁見出来るとは思っておらず、シェリアとラティアは固まってしまった
にこやかにアスベルと言葉を交わす彼はふと三人にも気に掛けた
「ラティアとソフィとシェリアも来てくれたんだね」
「は、はい…!リチャード様、お一人なのですか?」
「ほんとだ…一人で出歩いて平気なのか?」
「警備の人もちゃんといるみたいよ、ほら」
「なるほど」
「この"大輝石"は我が国の象徴であり、繁栄の礎でもあるんだ、大切にしないとね
それにしても嬉しいよ、君達とこんなに早く再会できるなんて思わなかった」
シェリアの視線の先には辺りを警戒する様に立っている護衛官がいた、流石に王子一人で外出はさせられないだろう
納得しているとリチャードが"大輝石"の前に歩み寄り、尊んでいる様に説明し再会を喜ぶ、聞けば父親の具合も心配はなくなったらしい、それでも喜んでばかりはいられないらしいが
「ところで君たちはこれからどうするんだい?」
「いろいろ見たり、聞いたりしたい事あるから、街をぶらぶらしようかなぁと」
「街見物か……」
「リチャードも一緒に来ないか?」
「そうしたいけど……騒ぎが起きると大変だから……」
「リチャードは一緒に行けないの?」
「うーん……まあ王子様だしね」
どうしてもリチャードと街見学に行きたいらしいアスベルは彼を自分達の兄とする事で街へ狩り出そうとする
だがそのままの名前で呼べば、街の人々はすぐにリチャードだとバレてしまうだろう、どう呼ぼうかと悩んでいるとソフィが小さく微笑みながら、衝撃的な名前を発案した