Memoria:34 運命が隠したがった手向け花
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「一点集中!行きます!」
「ふふふ…」
「?!」
高められた敏捷値を宿し、自身へ駆け出してきたラティアへ黒色のエネルギー波を放ち、逆に彼女を自身の間合いに迎え入れる
エメロードへ引き寄せられた事、そして無防備に間合いへ自分を迎え入れた事に意表を衝かれ、固まっているラティアの真下に法陣が展開し、波打つ攻撃に彼女の体は押し戻されてしまった
「く…っう」
「大丈夫か、ラティア!」
「まだ…行けます!」
押し戻され、膝をつきそうになるラティアの体を支えたアスベルにそう問われながら、気丈に振る舞うと再び戦輪を持つ手に力を込めた
「ラティアを傷付けた、許さない!仁麗閃!え…?」
「ソフィ、後ろ!」
「逃がしませんよ!ふんっ!」
「うあっ!」
ラティアと入れ替わる形でエメロードへ駆け出し、拳を薙ぎ払ったソフィの前からエメロードは消え去り、その姿はいつの間にかソフィの背後へ
後ろだと指摘する声よりも早くソフィ目掛け、闇色の球体が彼女を攻撃し動きを止めざるを得ない足下から先程のラティアが受けた様に波動が襲った
「攻撃中なら移動は出来ない筈だ!これでも食らえ!砕陣霊臥!決めさせてもらう!裂空刃!砕け散れ!紫電一閃!」
「アスベル、下がって~!ファイヤー!突然の衝撃!開け始祖の扉!マグネティックゲート!…揺り起せ贖うは我が振るう灰燼の剛腕!ブラドフランム!」
「教官、そっちに行きました!」
「任せろ!旋廻!其は怒りの権化、その激情はすべてを揺らし葬る絶対なる破滅!爆壊、レ・ディスラプション!」
アスベルの帯刀術、パスカルの術技と決まり、続けてのマリクの術技にエメロードは倒れる事はないもののその場でよろめく
最初の内こそ、その技に動揺もしたもののこの短期間に慣れた様だ、だがこちらの攻撃が緩み、追撃を試みようと動き出した刹那、空間が白く歪む
「端役は地伏せるがいい!キリングフィールド!神なる雷よ!この身に平伏せ!ディサイドセイバー!!」
「これはまずいな…」
「おいおい、シャレにならんぞ…」
暗黒、もしくはラムダの力を放たれ、防御も崩され仲間は悉く傷を抑え、肩で息をしていた
「祈りしは癒輝の光、慈愛の抱擁にて救いを見出したまえ!ヒール!
更に!鎧に受けしは祝福の加護、何人たりとも傷付かれん!フィールドバリアー!」
「光よ集え、全治の輝きを持ちて、彼の者を救え!キュア!」
「消え…」
「邪魔はさせません!壮麗の驟雨、断罪の刃となりて穢れを断ち切りたまえ!シャイニングスピア!」
「再生の光よ集え!ヒールウィンド!」
「ありがと、弟くん!」
「助かった…ラティア、ソフィ!」
「いいえ、今から巻き返しましょう…!」
前衛を任せたアスベル達はこれで大丈夫だ、後は自分やソフィ、後衛に徹していた仲間の回復を…
「おーっほっほっほっ!死ねっ!」
「まだ、私は…っ」
「このままじゃ…」
回復術の構成を行おうとしたラティアと傍にいたソフィ目掛け、罵声と共に赤い雷が落とされ、ラティアの視界はあまりのダメージに眩んでしまう
「集え、雷光!見切れはしまい!クロスミラージュ!」
「神聖なる光よ集え、この名を以ちて我が仇なす敵を討て!ディヴァインセイバー!」
「ラティアとソフィは後ろに!」
「すいません…!」
シェリアとヒューバートにより、エメロードの更なる追撃から免れたラティアとソフィは言われた通りに後退
早く回復を行い、戦闘に参加しなければ、そう思っていた矢先にシェリアが動いた
「とどめよ!無垢な魂よ、癒しの庭に集え! 煌めけ!イノセント・ガーデン!!」
ラントの裏山の花畑を思わせる光景が空間を囲んだ後、その恩恵により二人の傷は癒され、逆に調和を乱すエメロードはダメージを負い、入れ替わる形で体の動きが鈍っていた、ここを逃す手はなかった
「根こそぎシュート!カタストロフィ!」
「聖浄なる罪科、穢れし魂を滅し安息なる光へと誘え、ジャッジメント!天翔舞!鳳凰震脚!」
「光よ、集え!光翼…天翔!」
「端役如きに……神に逆らうというのですね…」
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