Memoria:31 傷付いた翼でもがき、足掻く
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
アスベルの問いかけにエメロードは首を横に振る、どうやらそこまで遠い、という訳ではないらしく、テロスアステュに戻る途中で寄り道する形になるそうだ
エフィネアに今も尚あるであろう繭を突破する為の強化パーツを求め、ラティア達は研究施設を後にする、その背後でソフィは物思いに俯いていたのに気付かずに
研究施設の外に出て、アスベルはまず先にとソフィの体調を気遣う
「ソフィ、治ったばかりなんだから無茶をするなよ」
「うん」
「辛くなったらアスベルにおぶってもらいなさい、あんまり上手じゃないけどね」
「おぶるのもいいですが、ソフィを落とさないよう気をつけて下さいよ」
「ふふ。責任重大ですね、アスベル」
ソフィの体調が快方に向かった事で和気藹々とするラティア達の言葉にアスベルは困惑してか口を閉ざすと自身の頭を掻く
そんなラティア達の様子を先程の光の力の時と同じく羨ましそうに見つめていると素直にその言葉を口に出す
「いいなぁ……これが同じ力を持つ者同士の絆ってやつなのか~」
「まあ、それだけではないと思うがな」
「あたしも仲間に入りたいよ~」
同じ力だけでなく幼い頃からの縁がラティア達の絆をより強めているのだろうが、それがなくともマリクやパスカルも得がたい仲間なのは変わりない
「ねえねえ、あたしたちにもソフィの力を使えるようになる方法ってないかな?」
「……難しいと思う」
「そんなぁ~」
一抹の希望もなかった事を知り、パスカルはこれ以上ないと言える程のオーバーリアクションで肩と腕を項垂れてしまう
そんな彼女の様子を見兼ねてかエメロードは今から行くバシス軍事基地へ行けば何か分かるかもという助言を施す、何でもそこではソフィの能力を広める為の研究が進められていたと言う
もしかしたら自分やマリクにも光の力が与えられるかも、という可能性が見えた事により、パスカルは進もうとする足の速度は速まったのだった
「エメロードさんはラムダが生命に巣くう悪魔だと言っていましたね」
「わたしはそのラムダを倒すために作られたヒューマノイドなんだよ」
「そんな言い方をするな、誰もよろこばんぞ。ラティアはその中で最たる様子でいる」
「……けど事実だから」
極当然に自分自身を兵器だというソフィはマリクに諭されるも事実を覆せない為に俯いてしまう
ギスギスとした雰囲気の中、会話の主旨を変えようと多種の研究に携わっていたパスカルは研究者として浮かんだ質問を言葉がなくなった場で議論した
「ラムダを育てたのはコーネルって人なんだよね、それじゃあ一体誰がソフィを生み出したの?」
「どういう事ですか?」
「コーネルはヒューマノイド研究の第一人者なんでしょう?コーネル以外にソフィを生み出せる人はいたのかな?」
「うーん……」
映像ではラムダに対してコーネルはエメロード程の嫌悪や敵意を剥き出しにせず、逆に親の様な親愛で接していた、そんな彼がラムダを滅ぼそうとソフィを生み出すものなのだろうか
コーネル以外にソフィを生み出せる可能性を持つ人間に気付けず、そこで議論は収まり、ラティア達はシャトル墜落現場から崖下へ向かう様に続く道を下り、軍事基地を目指す
「エフィネアは大丈夫でしょうか?こちらからどうにか状況がわかればいいのですが……」
「心配だよね~」
「リチャードさんのこともそうですが、フーリエさんの安否も気になりますね…」
「パスカル、ポアソンにもらった通信機で連絡できないのか?」
「あの鳥がぼくたちの世界まで飛んでいけるとは思えません」
「やってみるだけならいいよ。ほーら、とんでけー」
「どうだ?」
微かな可能性に賭けてみるもパスカルが持つ通信機からエフィネアへ飛んで行こうと試みた鳥型の文章は通信機へと戻ってきてしまう
シャトル、熱線照射装置、そして何よりフーリエの助けでやっと自分達もこの地へ訪れたのだ、戻ってきてしまうのは無理がない
「戻ってきました、ダメだったようです……」
「やはり強化したシャトルで俺たちの世界に帰る必要があるのか」
「その時はもうまもなくです、急ぎましょう」
「ああ」
落胆しそうになる気持ちを奮い立たせ、更に道を進んで行くと研究施設の時と同じく転送装置を使い、崖下に設置されていた巨大な施設へ潜入
バシス軍事基地内は研究施設と同じく、機構が所々で今も尚息衝き、人の手が離れ何千年という時間を経ていない様に思わせた
エフィネアに今も尚あるであろう繭を突破する為の強化パーツを求め、ラティア達は研究施設を後にする、その背後でソフィは物思いに俯いていたのに気付かずに
研究施設の外に出て、アスベルはまず先にとソフィの体調を気遣う
「ソフィ、治ったばかりなんだから無茶をするなよ」
「うん」
「辛くなったらアスベルにおぶってもらいなさい、あんまり上手じゃないけどね」
「おぶるのもいいですが、ソフィを落とさないよう気をつけて下さいよ」
「ふふ。責任重大ですね、アスベル」
ソフィの体調が快方に向かった事で和気藹々とするラティア達の言葉にアスベルは困惑してか口を閉ざすと自身の頭を掻く
そんなラティア達の様子を先程の光の力の時と同じく羨ましそうに見つめていると素直にその言葉を口に出す
「いいなぁ……これが同じ力を持つ者同士の絆ってやつなのか~」
「まあ、それだけではないと思うがな」
「あたしも仲間に入りたいよ~」
同じ力だけでなく幼い頃からの縁がラティア達の絆をより強めているのだろうが、それがなくともマリクやパスカルも得がたい仲間なのは変わりない
「ねえねえ、あたしたちにもソフィの力を使えるようになる方法ってないかな?」
「……難しいと思う」
「そんなぁ~」
一抹の希望もなかった事を知り、パスカルはこれ以上ないと言える程のオーバーリアクションで肩と腕を項垂れてしまう
そんな彼女の様子を見兼ねてかエメロードは今から行くバシス軍事基地へ行けば何か分かるかもという助言を施す、何でもそこではソフィの能力を広める為の研究が進められていたと言う
もしかしたら自分やマリクにも光の力が与えられるかも、という可能性が見えた事により、パスカルは進もうとする足の速度は速まったのだった
「エメロードさんはラムダが生命に巣くう悪魔だと言っていましたね」
「わたしはそのラムダを倒すために作られたヒューマノイドなんだよ」
「そんな言い方をするな、誰もよろこばんぞ。ラティアはその中で最たる様子でいる」
「……けど事実だから」
極当然に自分自身を兵器だというソフィはマリクに諭されるも事実を覆せない為に俯いてしまう
ギスギスとした雰囲気の中、会話の主旨を変えようと多種の研究に携わっていたパスカルは研究者として浮かんだ質問を言葉がなくなった場で議論した
「ラムダを育てたのはコーネルって人なんだよね、それじゃあ一体誰がソフィを生み出したの?」
「どういう事ですか?」
「コーネルはヒューマノイド研究の第一人者なんでしょう?コーネル以外にソフィを生み出せる人はいたのかな?」
「うーん……」
映像ではラムダに対してコーネルはエメロード程の嫌悪や敵意を剥き出しにせず、逆に親の様な親愛で接していた、そんな彼がラムダを滅ぼそうとソフィを生み出すものなのだろうか
コーネル以外にソフィを生み出せる可能性を持つ人間に気付けず、そこで議論は収まり、ラティア達はシャトル墜落現場から崖下へ向かう様に続く道を下り、軍事基地を目指す
「エフィネアは大丈夫でしょうか?こちらからどうにか状況がわかればいいのですが……」
「心配だよね~」
「リチャードさんのこともそうですが、フーリエさんの安否も気になりますね…」
「パスカル、ポアソンにもらった通信機で連絡できないのか?」
「あの鳥がぼくたちの世界まで飛んでいけるとは思えません」
「やってみるだけならいいよ。ほーら、とんでけー」
「どうだ?」
微かな可能性に賭けてみるもパスカルが持つ通信機からエフィネアへ飛んで行こうと試みた鳥型の文章は通信機へと戻ってきてしまう
シャトル、熱線照射装置、そして何よりフーリエの助けでやっと自分達もこの地へ訪れたのだ、戻ってきてしまうのは無理がない
「戻ってきました、ダメだったようです……」
「やはり強化したシャトルで俺たちの世界に帰る必要があるのか」
「その時はもうまもなくです、急ぎましょう」
「ああ」
落胆しそうになる気持ちを奮い立たせ、更に道を進んで行くと研究施設の時と同じく転送装置を使い、崖下に設置されていた巨大な施設へ潜入
バシス軍事基地内は研究施設と同じく、機構が所々で今も尚息衝き、人の手が離れ何千年という時間を経ていない様に思わせた