Memoria:25 伸ばした手とその延長線が繋がることはなかった
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「どうなっているんだ?」
「あまりに大量の原素を取り込んだせいで体が耐えられなくなったんじゃ……」
奪ってきた大輝石の原素に相当する原素に体を蝕まれながらもリチャードは星の核を目指し、重い足取りで歩き出す
彼の体の為にも、死の世界を作り出させない為にも彼が目指す星の核の道の前にアスベル達が立ちはだかる
「リチャード、止まれ!これ以上進むな!」
「だまれ……ここまで来たのだ、ようやくここまで来たのだ。邪魔をするな!」
友の声も星の核という目的の前では意味を成さないのか、リチャードはラントの時の様に細剣を引き抜いてきた
「戦うしか…ないんですか…っ?」
「消え失せろぉぉ!!」
戦う事は想定内の事だと言うのにラティアの双刀円月輪を持つ手は重い
だが目の前のリチャードはすでにこちらを目的の為には邪魔なものだと区別したのか、赤黒い何かを彼は纏う
「壮麗の氷棘、棒杙となりて御魂を貫き飲み込みたまえ!アイスウォール!」
「効かぬわ!はああっ!」
「ラントの時と…同じ…!っあぁぁ!」
地表から噴出した氷の刃をものともせずにリチャードは詠唱で隙が出来たラティアの間合いに入り込むとその細剣で無数の突きを繰り出し、彼女を奥へと飛ばす
何とか空中で体勢を整え、地面に円月輪を突き刺す事で地面と激突するのを避ける
「大丈夫か、ラティア!」
「っ…まだ、行けます!」
「ラティアを傷付けた事、後悔して!この名を以ちて戒めを刻め!フラッシュティア!」
「何っ!?」
シェリアの神聖術から放たれた光により、リチャードを攻撃から守っていた赤黒いものが砕け散る
「祈りしは癒輝の光、慈愛の抱擁にて救いを見出したまえ!ヒール!」
「あまりハラハラさせないで下さい、ラティア…緋炎!レールアロール!リヴグラヴィティ!」
「後を引き継ごう、散りゆく闇!漆の衣!」
「泣いても許さん!オールザウェイ!」
「レストレスソード!消え失せろぉぉ!!」
「く…っ!」
背後で自身の傷を癒したのを確認したヒューバートの双銃術の合間にマリクが攻撃の延長を行うも彼らの攻撃の手が緩んだ所にリチャードの術技が二人を奥へ押し込める
その際にシェリアが破ったものが再び彼の体を纏うも…
「二度の失敗はしません!聖浄なる罪科、穢れし魂を滅し安息なる光へと誘え…ジャッジメント!」
「ぐおっ?!」
「覚悟を決めろ!派手に踊れ!アンスタンヴァルス!!」
「ぐぁ、あぁぁっ!」
初手に赤黒い防壁に阻まれ、学習したラティアの星錬術により破壊した所にすかさずヒューバートが双銃を乱射し追撃
自身の体を襲った衝撃にリチャードがよろけた所にアスベルがサーベルを引き抜き、その懐に入り込む
「リチャード、すまない…!雷斬衝!逃がしはしない!魔王炎撃波!覇道滅封!」
「アス、ベル…!」
「夜鷹の爪跡!当たれば落ちる!星屑の破者!」
「雷神、剣!滅びよ!シェイドインペリアル!」
「うわっと?!」
抜刀術の後を引き継ぎ、自身を狙い撃つ長杖技の隙をつき、リチャードはパスカルを吹き飛ばすと威圧術で追い打ちをかけてくる
懐に飛び込んでいたアスベルは何とかバックステップで回避出来たものの細剣術で拘束されていたパスカルはまともにそれを受けてしまう
「パスカル!祈りしは快輝の光、今ここに集え!ファーストエイド!シェリア、後をお願いします!」
「任せて!紡ぎしは慈愛、母なる御手をかざす光の奇跡に今、名を与うる! ナース!」
「仁麗閃!逃がさない!光よ、集え!」
「貴、様ぁぁ…!」
「!行けない…!」
技の後に隙が生まれたソフィを見るなり、眼光を鋭くさせたリチャードが彼女に標的をずらした事に気付いたラティアは彼の細剣を受け止める
「翔帝刃!天を舞い、地に落ちよ!」
「魔神剣!」
「アスベ、ル…ラティア…ッ」
「解放します……!必中必倒! クリティカルブレード!!」
「グアアアアッ!」
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