Memoria:24 メモワールの底で、廻る
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壁へ激突されたラティア達へと更なる追撃をリチャードは放ち、ご満悦の様に笑みを浮かべるも土煙が晴れた先の光景に笑みを消した
そこには追撃から二人を守り、その状態のままで二人を庇い続けるソフィが凛と真っ直ぐな瞳で自分を射抜いていた
「貴様……」
「うううううううっ!」
「ソ、フィ…?」
「うそ……?ソフィの全身が光ってる……?」
怒りに身を震わせるソフィの体が桃色の光を放ち始める為にその現象を初めて見たパスカルとシェリア達は動く事も忘れ、呆然とその様子を見つめている
視線を集めながらも自分の腕にリスレットを装着したソフィは再び相対する存在を確認するとリチャードは禍々しく微笑む
「我と貴様は戦うが運命……か」
「うああああ!」
重力を忘れ、壁を走るとソフィは勢いをつけてリチャードへ足から踏み込むも細剣で軌道を変えられ、大輝石へ一度足をつけさせる
そこに力を入れ、勢いを入れ直すとそれをバネに息をつかせぬ如く、彼へと連続して格闘技を放ち、細剣とリスレットが交わる
「我は消されぬ!決して消されはしないぞ!」
「うあっ!」
「「ソフィ!」」
「よし……これで残るは……」
自分の周りに原素の渦を作り出し、ソフィを吹き飛ばしたリチャードは大輝石の原素を全て自分に取り込むと現れた魔物の背に立ち、その場を消え去る
「リチャード!」
「ソフィ、しっかりして…!」
「せっかく実験を食い止めたというのに……」
「あれが今のリチャード……馬鹿な……とても人間のやる事とは思えない……」
「なんという事だ……!大輝石の原素が失われてしまった……!しかもウィンドルの国王が我が国の大輝石を奪ったのか!
おのれ……これは我が国に対する重大な侵略行為だ、貴様らもこのままでは済まさん。警備兵!」
「お待ちください、オイゲン総統閣下」
大輝石の原素が失われた事を逆恨みしたオイゲンに呼ばれ、警備兵が現れるよりも前に舌ったらずな少女の声がそれを制する、その少女はアンマルチア族の里で長老の通訳として存在していたポアソン
彼女がこの場に現れた事に対してパスカルが追求すると彼女は長の代理として任じられ、現れたのだと言う
「あなたが……長の代理……?」
「ばば様からの伝言を総統閣下にお伝えさせていただきます、どうかこの方たちの身柄をこちらに預からせていただけませんか?
今回の一件はフェンデルだけの問題ではなく、世界中で同じ事が起こっているようです。長はアンマルチア族の総力を挙げ、真相を解明する事を決定しました
そのためには、この方たちの持つ情報がどうしても必要なんです」
「し、しかしですな……これは我が国の問題で……」
「長はこうも申しております、閣下のお答えによっては現在フェンデル政府に協力中の技術者を引き上げさるを得ない
我がアンマルチア族は今後もフェンデル政府との良好な関係を望んでおります、との事です」
「わ、わかりました……この場は長老殿に預けます……官邸へ戻るぞ!」
大輝石を失い、アンマルチア族の協力者まで失うのは得策ではないと判断したオイゲンは苛立をそのままに兵士を引き連れ、その場を後にした
この国を治める存在を脅迫した事にパスカルは呆れた様に本当に長がああ言ったのかと訪ねるとポアソンは悪びれた様子もなく、もちろんだと返答
「あんた……いい長になるかもね。でも本当いい所に来てくれたよ、あたしたちがここにいるって事どうしてわかったの?」
「大輝石に危険が迫っているとフーリエ姉様が報告しに来てくれたんです」
「お姉ちゃんが……でも結局大輝石を守る事はできなかったよ……」
「これからどうすればいいの……リチャード陛下の次の目的地もわからなくなっちゃったし……」
「その件でばば様からパスカル姉様に伝言があります」
「ばーさまから……?」
「リチャード陛下は次に『星の核』へ向かうだろうとの事です」
「『星の核』……?」
「それは…一体……?」
「世界の中心にあると言われている全ての輝石の大本ともいわれている存在の事です
パスカル姉様、これを。英知の蔵の入り口の鍵です」
懐から鍵を取り出すとポアソンはパスカルへ歩み寄り、その鍵を手渡すと渡された本人は驚いた様に鍵とボアソンを見比べる
「ばば様も『星の核』に関してはそれほど詳しくはないそうですが……英知の蔵にはそれ以上の『星の核』に関する情報が眠っているかもしれないそうです」
「……あたしが英知の蔵に入っちゃっていいの?」
「お前も今回の事で色々と成長したようだ、だから特別に掟を曲げて入る事を許す、だそうです」
「ばーさまがそんな事を……」
「英知の蔵へ行ってみよう、パスカル」
「ええ。今となっては賭けられる可能性にはなんであれ、賭けるべきです」
「……オレはここに残る」
「教官!?」
「ここに残ってカーツの意志を継ぎ、再び改革の行動を起こそうと思う
フェンデルの人間として改革を成し遂げられなかった責任を負わなくては……」
静かにカーツの意志を引き継ごうと語るマリクへとヒューバートは対峙し、彼にここで改革の行動を起こす事にもう意味はないと思う、と告げる
そこには追撃から二人を守り、その状態のままで二人を庇い続けるソフィが凛と真っ直ぐな瞳で自分を射抜いていた
「貴様……」
「うううううううっ!」
「ソ、フィ…?」
「うそ……?ソフィの全身が光ってる……?」
怒りに身を震わせるソフィの体が桃色の光を放ち始める為にその現象を初めて見たパスカルとシェリア達は動く事も忘れ、呆然とその様子を見つめている
視線を集めながらも自分の腕にリスレットを装着したソフィは再び相対する存在を確認するとリチャードは禍々しく微笑む
「我と貴様は戦うが運命……か」
「うああああ!」
重力を忘れ、壁を走るとソフィは勢いをつけてリチャードへ足から踏み込むも細剣で軌道を変えられ、大輝石へ一度足をつけさせる
そこに力を入れ、勢いを入れ直すとそれをバネに息をつかせぬ如く、彼へと連続して格闘技を放ち、細剣とリスレットが交わる
「我は消されぬ!決して消されはしないぞ!」
「うあっ!」
「「ソフィ!」」
「よし……これで残るは……」
自分の周りに原素の渦を作り出し、ソフィを吹き飛ばしたリチャードは大輝石の原素を全て自分に取り込むと現れた魔物の背に立ち、その場を消え去る
「リチャード!」
「ソフィ、しっかりして…!」
「せっかく実験を食い止めたというのに……」
「あれが今のリチャード……馬鹿な……とても人間のやる事とは思えない……」
「なんという事だ……!大輝石の原素が失われてしまった……!しかもウィンドルの国王が我が国の大輝石を奪ったのか!
おのれ……これは我が国に対する重大な侵略行為だ、貴様らもこのままでは済まさん。警備兵!」
「お待ちください、オイゲン総統閣下」
大輝石の原素が失われた事を逆恨みしたオイゲンに呼ばれ、警備兵が現れるよりも前に舌ったらずな少女の声がそれを制する、その少女はアンマルチア族の里で長老の通訳として存在していたポアソン
彼女がこの場に現れた事に対してパスカルが追求すると彼女は長の代理として任じられ、現れたのだと言う
「あなたが……長の代理……?」
「ばば様からの伝言を総統閣下にお伝えさせていただきます、どうかこの方たちの身柄をこちらに預からせていただけませんか?
今回の一件はフェンデルだけの問題ではなく、世界中で同じ事が起こっているようです。長はアンマルチア族の総力を挙げ、真相を解明する事を決定しました
そのためには、この方たちの持つ情報がどうしても必要なんです」
「し、しかしですな……これは我が国の問題で……」
「長はこうも申しております、閣下のお答えによっては現在フェンデル政府に協力中の技術者を引き上げさるを得ない
我がアンマルチア族は今後もフェンデル政府との良好な関係を望んでおります、との事です」
「わ、わかりました……この場は長老殿に預けます……官邸へ戻るぞ!」
大輝石を失い、アンマルチア族の協力者まで失うのは得策ではないと判断したオイゲンは苛立をそのままに兵士を引き連れ、その場を後にした
この国を治める存在を脅迫した事にパスカルは呆れた様に本当に長がああ言ったのかと訪ねるとポアソンは悪びれた様子もなく、もちろんだと返答
「あんた……いい長になるかもね。でも本当いい所に来てくれたよ、あたしたちがここにいるって事どうしてわかったの?」
「大輝石に危険が迫っているとフーリエ姉様が報告しに来てくれたんです」
「お姉ちゃんが……でも結局大輝石を守る事はできなかったよ……」
「これからどうすればいいの……リチャード陛下の次の目的地もわからなくなっちゃったし……」
「その件でばば様からパスカル姉様に伝言があります」
「ばーさまから……?」
「リチャード陛下は次に『星の核』へ向かうだろうとの事です」
「『星の核』……?」
「それは…一体……?」
「世界の中心にあると言われている全ての輝石の大本ともいわれている存在の事です
パスカル姉様、これを。英知の蔵の入り口の鍵です」
懐から鍵を取り出すとポアソンはパスカルへ歩み寄り、その鍵を手渡すと渡された本人は驚いた様に鍵とボアソンを見比べる
「ばば様も『星の核』に関してはそれほど詳しくはないそうですが……英知の蔵にはそれ以上の『星の核』に関する情報が眠っているかもしれないそうです」
「……あたしが英知の蔵に入っちゃっていいの?」
「お前も今回の事で色々と成長したようだ、だから特別に掟を曲げて入る事を許す、だそうです」
「ばーさまがそんな事を……」
「英知の蔵へ行ってみよう、パスカル」
「ええ。今となっては賭けられる可能性にはなんであれ、賭けるべきです」
「……オレはここに残る」
「教官!?」
「ここに残ってカーツの意志を継ぎ、再び改革の行動を起こそうと思う
フェンデルの人間として改革を成し遂げられなかった責任を負わなくては……」
静かにカーツの意志を引き継ごうと語るマリクへとヒューバートは対峙し、彼にここで改革の行動を起こす事にもう意味はないと思う、と告げる