Memoria:58 人に反逆せしニルバーナ
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人間の文明は決して自然と隣り合わせには生きていけない、文明を発達させる犠牲は星が生み出す数々の生命、やっと手に入れた安息を踏みつぶされない様に彼女は生み出された
「今まで見てきた情報を統合すれば、確かにそうなるな」
「お姉ちゃんが言ってた生物の生存本能は核にも備わっていたんだよ
人が原素を大量消費した結果だね、フォドラはただ枯れていく事を必死で拒んだんだと思う」
「だとしたら、私たちがしようとしている事って!?」
「フォドラにとっては悪以外、何者でもないだろうね」
「私たちが生きる為にフォドラを、犠牲にしてしまう……」
自分達、人間がいない世界の写し身を見渡してみる
人工物が存在しない…生まれたままの、赤ん坊の様に純粋な大地は美しく穏やかだ、それこそ荒波のない海のように
リチャードの目指す争いのない世界、それがこの場所を指すのだというのなら、一体自分達は何の為に――
「どうやら、その悪を消すための番人がやってきたようだぞ」
その名が現す存在の出現に合わせて、ラティア達は即座に臨戦態勢を構える
フォドラの番人、リトルクイーンの瞳は冷ややかでこちらに対して何の感情も持たない色を湛えていた
「ヒトよ、滅びの時です」
背後に灯った光の中から新たなリトルクイーンが現れる、最初に戦った時の事を思い出す様相が場を作り上げていく
「光り輝く」
三体目の彼女が現れた事で確信する、――あの花畑の時の様に複数の彼女達からの憎悪を相手にしなければならないと
「未来の礎となりなさい」
フォドラの作り上げた、あらゆる生命が躍動する星の調和、それに不必要なのは人間ただ一つ
今回で三回目となるリトルクイーンとの戦闘、それは最初に彼女等と戦った時の様に複数の彼女達を相手する事になる
言葉もなく、静かな動作から繰り出される蹴撃をかいくぐり、ラティア達はすかさず応戦の構えを取る
「早々にご挨拶だな!」
「気を引き締めていくぞ!」
二撃目から繰り出される毒蜂の様な攻撃、どこかソフィが使うスタイルと似た敵意を前面に出ていたリチャードの細剣が受け止めた
「これは、中々……!」
「無傷の勲章…フィールドバリアー!」
「そこ!ティーラダンス!当たって!霊子、障断!」
この数を誇るリトルクイーンはそれぞれに扱う攻撃手段が異なる、それに逐一対処しようとするよりも仲間が耐えられる様にとラティアは唱えた星錬術による補助を選んだ
いつになく神経を広く行き渡らせていたつもりだが、どこからともなく構えられた砲弾から射出された光線がソフィを穿つ
「だめっ!」
「好き勝手はさせませんよ。フレアショット!追撃!リヴグラヴィティ!」
攻撃の間に水を指されれば、たちまちの内に同じ顔に取り囲まれ、一方的な攻撃が雨の様に降り注ぐ
自分達の元へと誘っていたソフィにも容赦ないリトルクイーンを牽制する様に、非難するかの様にヒューバートの双銃が戒める
戦闘の場を形成している外部からは新たなリトルクイーンが加わり、上空目掛けて砲弾を射出
それはヒューバートを取り囲む様に格子へと姿を変えるものの、冷静に状況を見極めた彼は難なくそれを回避
「集え…!闇よ…!」
魔物と手を組んで現れた時と同じく、他の自分に前を任せた彼女の声に宵闇から伸びる手がラティア達の間を飛び交う
極まる混戦を縫う様にアスベルがリトルクイーンの間合いに飛び込み、詠唱後の硬直が溶けない彼女に冷水を持って斬り込む
「凍てつけ!崩雷殺!悪しきは、滅せよ!ラティア!」
「!はい!汝が魂を包み込むは氷蒼の衣!アイスウォール!」
「貴様に見えるか?グラップルダンス!あまり俺を怒らせるもんじゃない、出でよ壊塵の標!
始めるぞ!続けて喰らえ!震天裂空斬光旋風滅砕神罰割殺撃!…お別れだ!」
「つ、次に向かいます!」
アスベルからの呼び掛けにラティアの星錬術が、そしてマリクの攻撃術による怒濤のラッシュはリトルクイーンの姿を跡形なく飲み込み、吐き出される事はなかった
良くあんな長い口上を噛まずに言い切ったなと場違いな事を考えるラティア、それを戒める様に暗い影が指す
「今まで見てきた情報を統合すれば、確かにそうなるな」
「お姉ちゃんが言ってた生物の生存本能は核にも備わっていたんだよ
人が原素を大量消費した結果だね、フォドラはただ枯れていく事を必死で拒んだんだと思う」
「だとしたら、私たちがしようとしている事って!?」
「フォドラにとっては悪以外、何者でもないだろうね」
「私たちが生きる為にフォドラを、犠牲にしてしまう……」
自分達、人間がいない世界の写し身を見渡してみる
人工物が存在しない…生まれたままの、赤ん坊の様に純粋な大地は美しく穏やかだ、それこそ荒波のない海のように
リチャードの目指す争いのない世界、それがこの場所を指すのだというのなら、一体自分達は何の為に――
「どうやら、その悪を消すための番人がやってきたようだぞ」
その名が現す存在の出現に合わせて、ラティア達は即座に臨戦態勢を構える
フォドラの番人、リトルクイーンの瞳は冷ややかでこちらに対して何の感情も持たない色を湛えていた
「ヒトよ、滅びの時です」
背後に灯った光の中から新たなリトルクイーンが現れる、最初に戦った時の事を思い出す様相が場を作り上げていく
「光り輝く」
三体目の彼女が現れた事で確信する、――あの花畑の時の様に複数の彼女達からの憎悪を相手にしなければならないと
「未来の礎となりなさい」
フォドラの作り上げた、あらゆる生命が躍動する星の調和、それに不必要なのは人間ただ一つ
今回で三回目となるリトルクイーンとの戦闘、それは最初に彼女等と戦った時の様に複数の彼女達を相手する事になる
言葉もなく、静かな動作から繰り出される蹴撃をかいくぐり、ラティア達はすかさず応戦の構えを取る
「早々にご挨拶だな!」
「気を引き締めていくぞ!」
二撃目から繰り出される毒蜂の様な攻撃、どこかソフィが使うスタイルと似た敵意を前面に出ていたリチャードの細剣が受け止めた
「これは、中々……!」
「無傷の勲章…フィールドバリアー!」
「そこ!ティーラダンス!当たって!霊子、障断!」
この数を誇るリトルクイーンはそれぞれに扱う攻撃手段が異なる、それに逐一対処しようとするよりも仲間が耐えられる様にとラティアは唱えた星錬術による補助を選んだ
いつになく神経を広く行き渡らせていたつもりだが、どこからともなく構えられた砲弾から射出された光線がソフィを穿つ
「だめっ!」
「好き勝手はさせませんよ。フレアショット!追撃!リヴグラヴィティ!」
攻撃の間に水を指されれば、たちまちの内に同じ顔に取り囲まれ、一方的な攻撃が雨の様に降り注ぐ
自分達の元へと誘っていたソフィにも容赦ないリトルクイーンを牽制する様に、非難するかの様にヒューバートの双銃が戒める
戦闘の場を形成している外部からは新たなリトルクイーンが加わり、上空目掛けて砲弾を射出
それはヒューバートを取り囲む様に格子へと姿を変えるものの、冷静に状況を見極めた彼は難なくそれを回避
「集え…!闇よ…!」
魔物と手を組んで現れた時と同じく、他の自分に前を任せた彼女の声に宵闇から伸びる手がラティア達の間を飛び交う
極まる混戦を縫う様にアスベルがリトルクイーンの間合いに飛び込み、詠唱後の硬直が溶けない彼女に冷水を持って斬り込む
「凍てつけ!崩雷殺!悪しきは、滅せよ!ラティア!」
「!はい!汝が魂を包み込むは氷蒼の衣!アイスウォール!」
「貴様に見えるか?グラップルダンス!あまり俺を怒らせるもんじゃない、出でよ壊塵の標!
始めるぞ!続けて喰らえ!震天裂空斬光旋風滅砕神罰割殺撃!…お別れだ!」
「つ、次に向かいます!」
アスベルからの呼び掛けにラティアの星錬術が、そしてマリクの攻撃術による怒濤のラッシュはリトルクイーンの姿を跡形なく飲み込み、吐き出される事はなかった
良くあんな長い口上を噛まずに言い切ったなと場違いな事を考えるラティア、それを戒める様に暗い影が指す