Memoria:50 夢より抜け出した幻影
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これでは満足に街を探索する事も出来ない為、手分けしてラティア達は入り口のフロアに集まった魔物の排除に追われる事となった
数分間の奮闘の末にフロアに集っていた魔物達は姿を消し去る、今回戦った魔物もまたエフィネアで猛威を振るう新種に酷使しており、やはり原因はフォドラにあると見て良いだろう
「なんとか片付いたか」
「これからどうします?」
シャトルも先程の謎の女性に攻撃され、無理をさせられずに遠出も出来ないだろう
だとすれば、今出来る事は目先の問題についての解明だと問いかけられ、顎を摩っていたマリクはそう決断する
「まずは街の中で情報収集だ」
「わかりました」
手始めに目についた左上一角の部屋でテロスアステュへ魔物が侵入した経路を探ろうと入室する
室内は必要な照明以外が落とされ、ぼんやりとした暗がりに包まれている、その中に目を凝らすとこの星で唯一の知り合いともいえるサイが倒れているのを発見した
「サイ」
ソフィに続く形でラティア達はサイへ駆け寄る、その存在と呼び掛けに体を起こしたサイは魔物に危害を加えられた様子はない、魔物から姿を隠す為にここに逃げ込んだのかもしれない
だがサイに出会えた事は幸運だ、サイならば事の経緯について、説明をしてくれる事だろう
「一体、何があったんだ?」
長い時の間で発語機能を失ったサイはある機材を指差す、言葉で説明出来ない代わりにその機材で代用しようと言う訳だろう
指し示された機材へとパスカルは駆け寄り、その機材の起動を行おうと指を動かす、その間にこの様な暗い場所に隠れていたサイをラティアはソフィと接する様に膝を屈める
「魔物に危害を加えられたりしていませんか?」
自分の言葉にサイが小さく頷いたのを見て、ラティアは良かったと笑みを深めた
「なになに~、どれどれ~」
「あれに魔物が入り込んだ原因が残っているんでしょうか…」
「どうだろう……」
滞りなくパスカルの手により、機材の起動が確認されるとそれは映像保管機材だった様でラティア達の目の前に映像パネルが表示され、映像が再生を開始する
映像は入口のフロアを舞台とし、まだその時間は魔物の出現が確認されておらず、静けさと夕焼けの暗がりが支配する街の様子が映し出されている
だが次の瞬間、その静けさと暗がりを裂く様に突如として街の中心に淡い光が脈絡もなく灯る
そこにタイミング悪く街へ入り込んだ魔物がその光に囚われてしまい、もがき苦しむ体内へと光――原素が侵入した所で映像は中途半端な所で途切れてしまった
「これは!?」
「今の光はフォドラの原素かな。う~ん、でもだとすると……」
何処か腑に落ちない様子のパスカル、フォドラの原素が魔物に新たな進化を促したと考えが纏まり始めたのだろうか
「こっちの地図に載っているのは何かの施設のようだけど」
思考する事を頭の隅に追いやり、パスカルはリチャードの言葉に映像パネルの横に表示された地図に載った名前を読み上げる
「原素……研究所……?フォドラの核を調べていた施設みたいだね、ふ~ん」
「場所はわかりますか?」
「うん、シャトルに座標を転送すればいけるよ」
活動を休止していた筈のフォドラの核がエフィネアにおける魔物の進化に関与している可能性もあるとフーリエは提示した、以前にそこで核を調べていたとすると何か有力な手がかりがつかめるかもしれない
素早く機材を操作し、あっという間にパスカルはシャトルへと研究所の座標を転送し、そこへ向かう準備を整えてしまった
「は~い、準備完了!これでばびょっと飛んでいけるよ」
「街にまで魔物がいたこの状況では外は危険かもしれんな」
「サイ、研究所が今どうなっているのかわからないか?」
少しでも高いリスクを低くしようと外から内部の状況を探りたい意向のアスベルの言葉にサイは無機質に首を横に振る
現実はそうそうに甘くなく、研究所へは自分達から趣き、目的の情報を手にしないといけない事をラティア達は思考を切り替えた
「実際に行ってみるしか、手はなさそうだね」
「ああ」
研究所に向かう手続きを終えたパスカルへとソフィは胸につっかえたままの疑問を投げかける、その疑問はソフィだけでなくラティア達も忘れようにも忘れる事が出来ないものであった
「パスカル、お花畑の場所はわからないの?」
「結構飛ばされたからね~。だいたいの方向なら、なんとなくわかるけど?」
「ソフィはあの場所が気になるの?」
「あのね……。わたし、あの女の子に会わなきゃいけない気がするの」
「どうする、アスベル?」
枯れた大地に突如として現れた花畑、そしてそこにいたシャトルへ攻撃を仕掛けてきた謎の女性
可能性が低いとしても万が一にも生存者ならば、保護も必要だろう、あの女性を捜す傍らで花畑に足を運べば、フォドラの核がどの様に作用しているか分かるかもしれない
数分間の奮闘の末にフロアに集っていた魔物達は姿を消し去る、今回戦った魔物もまたエフィネアで猛威を振るう新種に酷使しており、やはり原因はフォドラにあると見て良いだろう
「なんとか片付いたか」
「これからどうします?」
シャトルも先程の謎の女性に攻撃され、無理をさせられずに遠出も出来ないだろう
だとすれば、今出来る事は目先の問題についての解明だと問いかけられ、顎を摩っていたマリクはそう決断する
「まずは街の中で情報収集だ」
「わかりました」
手始めに目についた左上一角の部屋でテロスアステュへ魔物が侵入した経路を探ろうと入室する
室内は必要な照明以外が落とされ、ぼんやりとした暗がりに包まれている、その中に目を凝らすとこの星で唯一の知り合いともいえるサイが倒れているのを発見した
「サイ」
ソフィに続く形でラティア達はサイへ駆け寄る、その存在と呼び掛けに体を起こしたサイは魔物に危害を加えられた様子はない、魔物から姿を隠す為にここに逃げ込んだのかもしれない
だがサイに出会えた事は幸運だ、サイならば事の経緯について、説明をしてくれる事だろう
「一体、何があったんだ?」
長い時の間で発語機能を失ったサイはある機材を指差す、言葉で説明出来ない代わりにその機材で代用しようと言う訳だろう
指し示された機材へとパスカルは駆け寄り、その機材の起動を行おうと指を動かす、その間にこの様な暗い場所に隠れていたサイをラティアはソフィと接する様に膝を屈める
「魔物に危害を加えられたりしていませんか?」
自分の言葉にサイが小さく頷いたのを見て、ラティアは良かったと笑みを深めた
「なになに~、どれどれ~」
「あれに魔物が入り込んだ原因が残っているんでしょうか…」
「どうだろう……」
滞りなくパスカルの手により、機材の起動が確認されるとそれは映像保管機材だった様でラティア達の目の前に映像パネルが表示され、映像が再生を開始する
映像は入口のフロアを舞台とし、まだその時間は魔物の出現が確認されておらず、静けさと夕焼けの暗がりが支配する街の様子が映し出されている
だが次の瞬間、その静けさと暗がりを裂く様に突如として街の中心に淡い光が脈絡もなく灯る
そこにタイミング悪く街へ入り込んだ魔物がその光に囚われてしまい、もがき苦しむ体内へと光――原素が侵入した所で映像は中途半端な所で途切れてしまった
「これは!?」
「今の光はフォドラの原素かな。う~ん、でもだとすると……」
何処か腑に落ちない様子のパスカル、フォドラの原素が魔物に新たな進化を促したと考えが纏まり始めたのだろうか
「こっちの地図に載っているのは何かの施設のようだけど」
思考する事を頭の隅に追いやり、パスカルはリチャードの言葉に映像パネルの横に表示された地図に載った名前を読み上げる
「原素……研究所……?フォドラの核を調べていた施設みたいだね、ふ~ん」
「場所はわかりますか?」
「うん、シャトルに座標を転送すればいけるよ」
活動を休止していた筈のフォドラの核がエフィネアにおける魔物の進化に関与している可能性もあるとフーリエは提示した、以前にそこで核を調べていたとすると何か有力な手がかりがつかめるかもしれない
素早く機材を操作し、あっという間にパスカルはシャトルへと研究所の座標を転送し、そこへ向かう準備を整えてしまった
「は~い、準備完了!これでばびょっと飛んでいけるよ」
「街にまで魔物がいたこの状況では外は危険かもしれんな」
「サイ、研究所が今どうなっているのかわからないか?」
少しでも高いリスクを低くしようと外から内部の状況を探りたい意向のアスベルの言葉にサイは無機質に首を横に振る
現実はそうそうに甘くなく、研究所へは自分達から趣き、目的の情報を手にしないといけない事をラティア達は思考を切り替えた
「実際に行ってみるしか、手はなさそうだね」
「ああ」
研究所に向かう手続きを終えたパスカルへとソフィは胸につっかえたままの疑問を投げかける、その疑問はソフィだけでなくラティア達も忘れようにも忘れる事が出来ないものであった
「パスカル、お花畑の場所はわからないの?」
「結構飛ばされたからね~。だいたいの方向なら、なんとなくわかるけど?」
「ソフィはあの場所が気になるの?」
「あのね……。わたし、あの女の子に会わなきゃいけない気がするの」
「どうする、アスベル?」
枯れた大地に突如として現れた花畑、そしてそこにいたシャトルへ攻撃を仕掛けてきた謎の女性
可能性が低いとしても万が一にも生存者ならば、保護も必要だろう、あの女性を捜す傍らで花畑に足を運べば、フォドラの核がどの様に作用しているか分かるかもしれない