Memoria:45 協定が覚醒に猛き焔を示さん
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寧ろリチャードを守るのは自分だと言うのに、リチャードはアスベルと何故かラティアを守ろうと意固地になり、どちらも引きに引けない状態が作り上げられてしまった
玉座の間で再会した時は王と領主という一般人であるが為に一線を引いていた様に見えたリチャードとアスベルが隔たりのない会話をしている、それはまるで…
「何だか子どもの頃に戻ったみたいね」
「そうですね」
ラティアがソフィとの会話を思い出した様にシェリアとヒューバートは二人の関係が子供の頃に戻った事に心持ちを穏やかに変化させていた
まるで半年前の出来事が嘘だったかの様な二人の雰囲気、それを感じている内にここが魔物の巣だという事も忘れてしまう程だ
「よし、感動の再会はここまでだ。奥を目指すとしよう」
マリクの言葉に雰囲気を引き締め、ラティア達は大本を叩く為に奥へ進み始めた
だが些か一抹の不安もある、敵の勢力がいかほどのものかも分かっていない状態でこの人数で踏破するのは無理があるのではないかと
「このまま、闇雲に奥へと突き進んでもよいものでしょうか
敵の巣の中心地がどこにあるかわからないというのに」
「そうだね……一旦退いて、再度態勢を整えるという手もある」
「いや、ここまで来たんだ。いっきに攻め込んだほうがいい」
「…………」
先に進むか否かを論争するアスベル達を何処か微笑ましそうにマリクは見守っていた
「どうしたんですか、教官」
「いや、手塩にかけて育てた若者たちがこうして己の意見をぶつけ合っている姿を見ると年をとるのも悪くないと思うのだ」
「はぁ……」
「人は年をとることを嫌なこととし、死を近づいて行くと忌避する
しかし頼りなかった子らが頼もしくなり、自分の後を継いでいってくれるのだと思ってな」
「はぁ……」
「教官の年齢になってから感じられる感慨深さですね」
しみじみと自身の人生観を語るマリクに何と返せば良いか分からずに曖昧に言葉を返すシェリアは苦笑を浮かべ、隣で話を聞くラティアはふんふんとマリクの言葉を感じ取っていた
一方で論争に終止符が行かず、じれったく思っている中で三人が会話の外にあるが故にヒューバートがマリクに噛み付く
「感慨にふけっていないで、教官も意見を聞かせてください」
「隠居の身となるにはまだまだお前らも青いということか、やれやれ」
「年をとるのも悪くない……か……でも、ソフィは……」
けれどソフィは人間と違うヒューマノイド、いつかの時に大人になる夢を見たと言っていたが、現実の彼女が成長することはない
彼女が言っていた様にいつか自分達は成長し、ソフィを置いていくのか…その不安を払拭させられる様な答えは今も出ずにいた、どうすれば彼女を安心させる事が出来るだろうか
リチャードとの会話である程度の答えが出たと言えども、悩みの種は未だ尽きぬ様でそれを抱きながらラティア達は地下へ
「あの魔物は……!」
地下でラティア達を出迎えたのは今までと様相が違う巨大な鳥型の魔物だった
「どこか様子が違うな」
「みんな、気をつけろ!」
ラティア達が武器を構えた事で戦いの火蓋は切って落とされたのか、魔物は緩やかな羽ばたきで向かってくると分離攻撃を仕掛けてきた
「爆火!ティルトビート!リヴグラヴィティ!獲物は眠れ!クラックビースト!」
「僕たちも行こう!風神剣!空を断つ!鳳凰天駆!」
「陵、其は崩壊の序曲を刻みし者!重圧、エアプレッシャー!」
「封翼衝!風よ!裂空刃!」
放ってくる炎の隙間を抜け、アスベル達の攻撃がそれぞれ鋭く魔物の体に刻まれて…行っていた筈だった
四人のそれぞれの攻撃よりも強靭な装甲が魔物を象り、決定的な一撃に繋がらずにアスベル達は苦い顔を浮かべながらも更に強く、と攻撃を向ける
「行きます!天を舞い、地に落ちよ!追跡開始!」
「この名を以ちて戒めを刻め!フラッシュティア!」
その装甲の固さはラティアの舞刀技、シェリアの神聖術を持っても剥がれずにただただラティア達の体力を消耗させられるだけであった
余りの耐久力の高さに戦闘中にも関わらず、ラティア達は退避する、暴星魔物だけでも厄介だというのにこの新種の魔物の出現は最大の脅威に違いない
玉座の間で再会した時は王と領主という一般人であるが為に一線を引いていた様に見えたリチャードとアスベルが隔たりのない会話をしている、それはまるで…
「何だか子どもの頃に戻ったみたいね」
「そうですね」
ラティアがソフィとの会話を思い出した様にシェリアとヒューバートは二人の関係が子供の頃に戻った事に心持ちを穏やかに変化させていた
まるで半年前の出来事が嘘だったかの様な二人の雰囲気、それを感じている内にここが魔物の巣だという事も忘れてしまう程だ
「よし、感動の再会はここまでだ。奥を目指すとしよう」
マリクの言葉に雰囲気を引き締め、ラティア達は大本を叩く為に奥へ進み始めた
だが些か一抹の不安もある、敵の勢力がいかほどのものかも分かっていない状態でこの人数で踏破するのは無理があるのではないかと
「このまま、闇雲に奥へと突き進んでもよいものでしょうか
敵の巣の中心地がどこにあるかわからないというのに」
「そうだね……一旦退いて、再度態勢を整えるという手もある」
「いや、ここまで来たんだ。いっきに攻め込んだほうがいい」
「…………」
先に進むか否かを論争するアスベル達を何処か微笑ましそうにマリクは見守っていた
「どうしたんですか、教官」
「いや、手塩にかけて育てた若者たちがこうして己の意見をぶつけ合っている姿を見ると年をとるのも悪くないと思うのだ」
「はぁ……」
「人は年をとることを嫌なこととし、死を近づいて行くと忌避する
しかし頼りなかった子らが頼もしくなり、自分の後を継いでいってくれるのだと思ってな」
「はぁ……」
「教官の年齢になってから感じられる感慨深さですね」
しみじみと自身の人生観を語るマリクに何と返せば良いか分からずに曖昧に言葉を返すシェリアは苦笑を浮かべ、隣で話を聞くラティアはふんふんとマリクの言葉を感じ取っていた
一方で論争に終止符が行かず、じれったく思っている中で三人が会話の外にあるが故にヒューバートがマリクに噛み付く
「感慨にふけっていないで、教官も意見を聞かせてください」
「隠居の身となるにはまだまだお前らも青いということか、やれやれ」
「年をとるのも悪くない……か……でも、ソフィは……」
けれどソフィは人間と違うヒューマノイド、いつかの時に大人になる夢を見たと言っていたが、現実の彼女が成長することはない
彼女が言っていた様にいつか自分達は成長し、ソフィを置いていくのか…その不安を払拭させられる様な答えは今も出ずにいた、どうすれば彼女を安心させる事が出来るだろうか
リチャードとの会話である程度の答えが出たと言えども、悩みの種は未だ尽きぬ様でそれを抱きながらラティア達は地下へ
「あの魔物は……!」
地下でラティア達を出迎えたのは今までと様相が違う巨大な鳥型の魔物だった
「どこか様子が違うな」
「みんな、気をつけろ!」
ラティア達が武器を構えた事で戦いの火蓋は切って落とされたのか、魔物は緩やかな羽ばたきで向かってくると分離攻撃を仕掛けてきた
「爆火!ティルトビート!リヴグラヴィティ!獲物は眠れ!クラックビースト!」
「僕たちも行こう!風神剣!空を断つ!鳳凰天駆!」
「陵、其は崩壊の序曲を刻みし者!重圧、エアプレッシャー!」
「封翼衝!風よ!裂空刃!」
放ってくる炎の隙間を抜け、アスベル達の攻撃がそれぞれ鋭く魔物の体に刻まれて…行っていた筈だった
四人のそれぞれの攻撃よりも強靭な装甲が魔物を象り、決定的な一撃に繋がらずにアスベル達は苦い顔を浮かべながらも更に強く、と攻撃を向ける
「行きます!天を舞い、地に落ちよ!追跡開始!」
「この名を以ちて戒めを刻め!フラッシュティア!」
その装甲の固さはラティアの舞刀技、シェリアの神聖術を持っても剥がれずにただただラティア達の体力を消耗させられるだけであった
余りの耐久力の高さに戦闘中にも関わらず、ラティア達は退避する、暴星魔物だけでも厄介だというのにこの新種の魔物の出現は最大の脅威に違いない