chapter:20 月光花はコキュートスで佇む
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魔物と騎士団の攻撃は止まらず、逆に激しさを増している様にも見える
時間の猶予は残されていない、一つの炎が世界を赤に染めた時、エステルは涙を散らしながら、振り向き決断した
「わたしは旅を続けたいです!
まだアルシアと色んなものを見たい!」
「…決まりだね」
「そうこなくっちゃな」
彼女の決断に否定はなく、アルシアとユーリは微笑み、アルシアはエステルに手を伸ばし、彼女はその手を取る
だが空気を読んだのか決断が決まった瞬間に流れ球が橋に当たり、橋を崩し、ダングレストには戻れなくなるが橋の途中でとある人物が立っていた
「ジュディス?危ない事しないで!」
「この橋、崩れてるから巻き込まれたら怪我するよっ」
「お前達がそれ言うな」
「心配ないわ、あなた達は先に」
「さぁ早く!」
「怪我したら大変!」
「あら、強引な子達」
魔物を見ていたジュディスをエステルとアルシアが引き離すが魔物は何処かへ帰って行く、その姿を見送っているとフレンの声が空を裂いた
「待つんだ、ユーリ!アルシア!それにエステリーゼ様も」
「フレン…」
「面倒なのが来ちまったな」
「ごめんなさい、フレン。わたし、やっぱり帝都には戻れません
学ばなければならないことがまだたくさんあります」
「それは帝都にお戻りになった上でも……」
「帝都にはノール港で苦しむ人々の声は届きませんでした、自分から歩み寄らなければ何も得られない……
それをこの旅で知りました、だから!だから旅を続けます!」
「エステリーゼ様……」
エステルの意志は固く、フレンにも揺らがせないだろう、これ以上に引き止める言葉が見つからないフレンにユーリは水道魔導器の魔核を投げ渡し、下町に届ける様に頼む
「帝都にはしばらく戻れねぇ、オレ、ギルド始めるわ
ハンクスじいさんや下町のみんなによろしくな」
「ユーリ……!」
「……ギルド、それが君の言っていた君のやり方か」
「ああ、腹は決めた」
「……それはかまわないがエステリーゼ様にアルシアは……」
「フレン!私の事は心配しないで!私もユーリのギルドに身を寄せるから!」
「アルシア…!」
「頼んだぜ」
「ユーリ、アルシア……!」
「言うのが逆になっちまったけどよろしくな、カロル」
「私も宜しくねっ」
「うん!」
幼馴染み三人の道はこの橋の様に分岐した、不安げな表情を浮かべたままのフレンに微笑んでみせる、自分は大丈夫だと言う様に
ここにいても騎士達が追い掛けに来るのは眼に見えている、ユーリに手を引かれ、アルシアは外へと出たが街道で全員が力つきる
「はぁはぁ、街を出なきゃは分かるんだけど正直へとへと~てゆうか、何でジュディス付いて来てんの?」
「行きがかり上、そういうことになったみたい」
「道連れが増えんのは構わねぇけど、今はもうちょっと頑張って踏ん張ろうぜ」
「そうは言ってもゴールが見えないんじゃ…」
「どこまで踏ん張れば良いのかしら」
「ここから近いのはヘリオードか、取り敢えずそこまでかな」
「え~ッ!」
「街を出て、少ししたら休憩します?」
「そうだね…流石にヘリオードまで行ったら、私も疲れそう…」
「そ、それ賛成~」
「へいへい、んじゃ行きますか」
月光花はコキュートスで佇む
(闇に歩む貴方の手を引き止めたかったのに、)
時間の猶予は残されていない、一つの炎が世界を赤に染めた時、エステルは涙を散らしながら、振り向き決断した
「わたしは旅を続けたいです!
まだアルシアと色んなものを見たい!」
「…決まりだね」
「そうこなくっちゃな」
彼女の決断に否定はなく、アルシアとユーリは微笑み、アルシアはエステルに手を伸ばし、彼女はその手を取る
だが空気を読んだのか決断が決まった瞬間に流れ球が橋に当たり、橋を崩し、ダングレストには戻れなくなるが橋の途中でとある人物が立っていた
「ジュディス?危ない事しないで!」
「この橋、崩れてるから巻き込まれたら怪我するよっ」
「お前達がそれ言うな」
「心配ないわ、あなた達は先に」
「さぁ早く!」
「怪我したら大変!」
「あら、強引な子達」
魔物を見ていたジュディスをエステルとアルシアが引き離すが魔物は何処かへ帰って行く、その姿を見送っているとフレンの声が空を裂いた
「待つんだ、ユーリ!アルシア!それにエステリーゼ様も」
「フレン…」
「面倒なのが来ちまったな」
「ごめんなさい、フレン。わたし、やっぱり帝都には戻れません
学ばなければならないことがまだたくさんあります」
「それは帝都にお戻りになった上でも……」
「帝都にはノール港で苦しむ人々の声は届きませんでした、自分から歩み寄らなければ何も得られない……
それをこの旅で知りました、だから!だから旅を続けます!」
「エステリーゼ様……」
エステルの意志は固く、フレンにも揺らがせないだろう、これ以上に引き止める言葉が見つからないフレンにユーリは水道魔導器の魔核を投げ渡し、下町に届ける様に頼む
「帝都にはしばらく戻れねぇ、オレ、ギルド始めるわ
ハンクスじいさんや下町のみんなによろしくな」
「ユーリ……!」
「……ギルド、それが君の言っていた君のやり方か」
「ああ、腹は決めた」
「……それはかまわないがエステリーゼ様にアルシアは……」
「フレン!私の事は心配しないで!私もユーリのギルドに身を寄せるから!」
「アルシア…!」
「頼んだぜ」
「ユーリ、アルシア……!」
「言うのが逆になっちまったけどよろしくな、カロル」
「私も宜しくねっ」
「うん!」
幼馴染み三人の道はこの橋の様に分岐した、不安げな表情を浮かべたままのフレンに微笑んでみせる、自分は大丈夫だと言う様に
ここにいても騎士達が追い掛けに来るのは眼に見えている、ユーリに手を引かれ、アルシアは外へと出たが街道で全員が力つきる
「はぁはぁ、街を出なきゃは分かるんだけど正直へとへと~てゆうか、何でジュディス付いて来てんの?」
「行きがかり上、そういうことになったみたい」
「道連れが増えんのは構わねぇけど、今はもうちょっと頑張って踏ん張ろうぜ」
「そうは言ってもゴールが見えないんじゃ…」
「どこまで踏ん張れば良いのかしら」
「ここから近いのはヘリオードか、取り敢えずそこまでかな」
「え~ッ!」
「街を出て、少ししたら休憩します?」
「そうだね…流石にヘリオードまで行ったら、私も疲れそう…」
「そ、それ賛成~」
「へいへい、んじゃ行きますか」
月光花はコキュートスで佇む
(闇に歩む貴方の手を引き止めたかったのに、)
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