chapter:18 閉鎖的舞踏会でアンコールを
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地下水道の奥には入口の様な扉があり、その先へ向かうと何処かの室内に出た様だった
「ここは……」
「バルボスがアジトに使ってる街の東の酒場、つまりお宅等が忍び込もうとしてた場所よ」
「じゃあここが敵の中心部…!」
「そういう事よ、アルシアちゃん」
「じゃあこのどこかにバルボスが……?」
「上があるみたいだな……上がってみるか」
出た場所が良かったのかバルボスの部下達に見つかる事もない様だ
二階の更に上の階へ続く階段を昇るとテラスの様な場所へ出る、そこには有意義な態度のバルボスと彼に怒るラゴウがいた
「あ、あんたら!」
「悪党が揃って特等席を独占か?良いご身分だな」
「その、とっておきの舞台を邪魔するバカはどこのどいつだ?ほう、船で会った小僧どもか」
「追いかけてきてあげたよ?まさかもう一人いるとは思わなかったけど」
「この一連の騒動はあなた方の仕業だったんですね」
「それがどうした、所詮貴様らにワシを捕らえることは出来まい」
「はあ、どういう理屈よ」
「悪人ってのは負けることを考えてねぇってことだな」
「なら、ユーリもやっぱり悪人だ」
「そうだね、負けっていう言葉が頭の中にないもんね」
「おう、極悪人だ」
背後でレイヴンが何かを言っている様だがバルボスは動じずに部下達にアイコンタクトし、アルシア達を囲うが彼女達も武器を構える
「手向かうか?前に言ったはずだ、次は容赦しないと」
「その方が暴れ甲斐あるってもんだ」
「こっちも容赦しないから、覚悟して」
「とっとと始末しろ!」
戦闘に入ろうとした、その刹那に外で空気が動いた、どうやら騎士団とギルドが何らかの行動に移ったらしい
テラスの柵へ向かい、声を荒げるバルボスがそこにはいた
「バカどもめ、動いたか!これで邪魔なドンも騎士団もぼろぼろに成り果てるぞ!」
「まさかユニオンを壊して、ドンを消す為に……!」
「騎士団がぼろぼろになったら、誰が帝国を守るんです?ラゴウ、どうして……あっ」
「なるほど、騎士団の弱体化に乗じて、評議会が帝国を支配するってカラクリね」
「で、紅の絆傭兵団が天を射る矢を抑えて、ユニオンに君臨する、と」
「大掛かりではた迷惑だね、漁夫の利戦法?」
「なんてこと……」
「騎士団とユニオンの共倒れか、フレンの言ってた通りだ」
「ふっ今更知ってどうなる?どう足掻いた所でこの戦いは止まらない!」
「それはどうかな」
「そしてお前等の命もここで終わりだ」
「…私の幼馴染みは良い所取りが得意なんだよ?」
不適に勝利を手にした感覚に陥っている笑みを見せるバルボスにユーリとアルシアはシニカルな笑みを浮かべた
エステルが目を向けた外で黄昏に包まれた静かな荒野で一つの蹄が大地を蹴る音が大きく響いた
「ったく遅刻だぜ」
「本当にいつも良い所取りして行くんだもんね」
「フレン!?」
蹄の音を操るのは牢から脱出し、帝都から戻ってきたフレンの姿
土壇場で戻ってきて、最善の策を持ってくる彼の姿は正にアルシアがずっと変わらずに持っていた幼馴染みだった
「止まれーっ!双方刃を引け!引かないか!!」
フレンは臆することなく、一触即発の騎士団とギルドの間に割って入り、一枚の手紙を天に掲げた
「ここは……」
「バルボスがアジトに使ってる街の東の酒場、つまりお宅等が忍び込もうとしてた場所よ」
「じゃあここが敵の中心部…!」
「そういう事よ、アルシアちゃん」
「じゃあこのどこかにバルボスが……?」
「上があるみたいだな……上がってみるか」
出た場所が良かったのかバルボスの部下達に見つかる事もない様だ
二階の更に上の階へ続く階段を昇るとテラスの様な場所へ出る、そこには有意義な態度のバルボスと彼に怒るラゴウがいた
「あ、あんたら!」
「悪党が揃って特等席を独占か?良いご身分だな」
「その、とっておきの舞台を邪魔するバカはどこのどいつだ?ほう、船で会った小僧どもか」
「追いかけてきてあげたよ?まさかもう一人いるとは思わなかったけど」
「この一連の騒動はあなた方の仕業だったんですね」
「それがどうした、所詮貴様らにワシを捕らえることは出来まい」
「はあ、どういう理屈よ」
「悪人ってのは負けることを考えてねぇってことだな」
「なら、ユーリもやっぱり悪人だ」
「そうだね、負けっていう言葉が頭の中にないもんね」
「おう、極悪人だ」
背後でレイヴンが何かを言っている様だがバルボスは動じずに部下達にアイコンタクトし、アルシア達を囲うが彼女達も武器を構える
「手向かうか?前に言ったはずだ、次は容赦しないと」
「その方が暴れ甲斐あるってもんだ」
「こっちも容赦しないから、覚悟して」
「とっとと始末しろ!」
戦闘に入ろうとした、その刹那に外で空気が動いた、どうやら騎士団とギルドが何らかの行動に移ったらしい
テラスの柵へ向かい、声を荒げるバルボスがそこにはいた
「バカどもめ、動いたか!これで邪魔なドンも騎士団もぼろぼろに成り果てるぞ!」
「まさかユニオンを壊して、ドンを消す為に……!」
「騎士団がぼろぼろになったら、誰が帝国を守るんです?ラゴウ、どうして……あっ」
「なるほど、騎士団の弱体化に乗じて、評議会が帝国を支配するってカラクリね」
「で、紅の絆傭兵団が天を射る矢を抑えて、ユニオンに君臨する、と」
「大掛かりではた迷惑だね、漁夫の利戦法?」
「なんてこと……」
「騎士団とユニオンの共倒れか、フレンの言ってた通りだ」
「ふっ今更知ってどうなる?どう足掻いた所でこの戦いは止まらない!」
「それはどうかな」
「そしてお前等の命もここで終わりだ」
「…私の幼馴染みは良い所取りが得意なんだよ?」
不適に勝利を手にした感覚に陥っている笑みを見せるバルボスにユーリとアルシアはシニカルな笑みを浮かべた
エステルが目を向けた外で黄昏に包まれた静かな荒野で一つの蹄が大地を蹴る音が大きく響いた
「ったく遅刻だぜ」
「本当にいつも良い所取りして行くんだもんね」
「フレン!?」
蹄の音を操るのは牢から脱出し、帝都から戻ってきたフレンの姿
土壇場で戻ってきて、最善の策を持ってくる彼の姿は正にアルシアがずっと変わらずに持っていた幼馴染みだった
「止まれーっ!双方刃を引け!引かないか!!」
フレンは臆することなく、一触即発の騎士団とギルドの間に割って入り、一枚の手紙を天に掲げた