chapter:16 答えの欠片にはまだ程遠く、
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一匹倒すだけで体力が消耗した所に同じ魔物が大量に沸き、アルシア達を囲う
絶対絶命という立場でアルシアがエアルが湧いている場所に近付くとぐらりと足が崩れる
「…っ」
「!アルシアっ!!」
「(っまた…!ヘリオードやクオイの森の時と同じ…っ何かが入ってくる…!)」
「エアルがアルシアに吸い着いて行ってます!」
「どういう事なのよっ」
「アルシアちゃん、危ない!」
「…っ!」
橙色のエアルがアルシアに集まり出し、隙が生まれた彼女へと魔物がその尾を振りかろうと動き、ユーリは無我夢中で駈ける
だがその瞬間、上空から一人の白銀の髪をした男性が現れ、アルシアの前に立ち、手にしていた剣を翳す、すると目も開けられない光と突風が魔物達を襲った
「あ、りがとう、ございます…」
「…」
「誰…?」
「デューク……」
「デュー、ク…?」
「ちょっと待って!」
「……」
「その剣は何っ!?見せて!」
呟かれた「デューク」という名の男性はアルシアの手を取り、立ち上がらせると何も言わずに立ち去ろうとする
だがエアルを落ち着かせた剣を持つ彼にリタは尻込みもせずに引き止めた
「今、一体何をしたの?エアルを斬るっていうか……ううん、そんなこと無理だけど」
「知ってどうする?」
「そりゃもちろん……いや……それがあれば、魔導器の暴走を止められるかと思って……
前にも魔導器の暴走を見たの、エアルが暴れて、どうすることもできなくて……あの時はアルシアがいたから、どうにか…」
「それはひずみ、当然の現象だ」
「ひず……み……?」
魔導器やエアル専門の魔導士であるリタも首を傾げる言葉を呟いたデュークへとエステルが近寄り、窮地を助けてくれた事に頭を下げた
だがデュークはそんな彼女の言葉に何も返さず、ただ一言警告の様に語る
「エアルクレーネには近付くな、そこの者は一番」
「え……?」
「私が一番近付いてはならない…?」
「エアルクレーネって何?ここのこと?」
「世界に点在するエアルの源泉、それがエアルクレーネ」
「エアルの……源泉……」
「あんた、一体……こんな場所だ、散歩道ってこともないよな?」
「…………」
「ま、おかげで助かったけど。ありがとな」
「本当にありがとうございました…」
新しく聞き覚えのない単語に頭を捻るリタに変わり、ユーリとアルシアもエステルに続き、デュークへと感謝の言葉を語る、だが彼はやはり無言で今度こそ姿を消してしまった
何やら『リゾマータの公式』と呟くリタは頭を振り、ここだけでは分からないので他のエアルクレーネを回ると言う
「他のか……さっきの人、世界中にこういうのがあるって言ってたね」
「言ってたねぇ」
「それを探し出して、もっと検証してみないと確かな事は何も分かんない、アルシアの事もあるし」
「…うん、そうだね」
「確かにな」
「……じゃあもうここで調べる事はないんです?」
「んじゃダングレストに戻って、ドンに会おうぜ」
「ドンさん、戻ってると良いね」
入口付近まで戻ってきたリタはデュークの言葉に更なる分析をかけ、この場所だけでは問題は済まないと答えをはじき出す
彼女の言葉に立ち止まるとダングレストと同じ様な地響きが足を奪う、次に魔物が逃げ帰ったのを見ると入口にはアルシア達が探していたドンの姿があった
「ドン……!」
「……てめぇらが何かしたのか?」
「何かって何だ?」
「暴れまくってた魔物が突然大人しくなって逃げやがった、何ぃやった?」
「何かって…」
「アルシア、あれです。エアルの暴走が止まったから……」
「ボクたちがエアルの暴走を止めたから、魔物も大人しくなったんです!」
「エアルの暴走?ほぉ……」
「何、おじいさん、あんた、なんか知ってんの!?」
「いやな、ベリウスって俺の古い友達がそんな話をしてたことがあってな」
「……ドンが南のベリウスと友達って本当だったんだ……」
訝しむリタに"ベリウス"という存在はノードポリカで闘技場の首領をしてる存在だとカロルが説明する、その言葉に再びリタが悩み出した
絶対絶命という立場でアルシアがエアルが湧いている場所に近付くとぐらりと足が崩れる
「…っ」
「!アルシアっ!!」
「(っまた…!ヘリオードやクオイの森の時と同じ…っ何かが入ってくる…!)」
「エアルがアルシアに吸い着いて行ってます!」
「どういう事なのよっ」
「アルシアちゃん、危ない!」
「…っ!」
橙色のエアルがアルシアに集まり出し、隙が生まれた彼女へと魔物がその尾を振りかろうと動き、ユーリは無我夢中で駈ける
だがその瞬間、上空から一人の白銀の髪をした男性が現れ、アルシアの前に立ち、手にしていた剣を翳す、すると目も開けられない光と突風が魔物達を襲った
「あ、りがとう、ございます…」
「…」
「誰…?」
「デューク……」
「デュー、ク…?」
「ちょっと待って!」
「……」
「その剣は何っ!?見せて!」
呟かれた「デューク」という名の男性はアルシアの手を取り、立ち上がらせると何も言わずに立ち去ろうとする
だがエアルを落ち着かせた剣を持つ彼にリタは尻込みもせずに引き止めた
「今、一体何をしたの?エアルを斬るっていうか……ううん、そんなこと無理だけど」
「知ってどうする?」
「そりゃもちろん……いや……それがあれば、魔導器の暴走を止められるかと思って……
前にも魔導器の暴走を見たの、エアルが暴れて、どうすることもできなくて……あの時はアルシアがいたから、どうにか…」
「それはひずみ、当然の現象だ」
「ひず……み……?」
魔導器やエアル専門の魔導士であるリタも首を傾げる言葉を呟いたデュークへとエステルが近寄り、窮地を助けてくれた事に頭を下げた
だがデュークはそんな彼女の言葉に何も返さず、ただ一言警告の様に語る
「エアルクレーネには近付くな、そこの者は一番」
「え……?」
「私が一番近付いてはならない…?」
「エアルクレーネって何?ここのこと?」
「世界に点在するエアルの源泉、それがエアルクレーネ」
「エアルの……源泉……」
「あんた、一体……こんな場所だ、散歩道ってこともないよな?」
「…………」
「ま、おかげで助かったけど。ありがとな」
「本当にありがとうございました…」
新しく聞き覚えのない単語に頭を捻るリタに変わり、ユーリとアルシアもエステルに続き、デュークへと感謝の言葉を語る、だが彼はやはり無言で今度こそ姿を消してしまった
何やら『リゾマータの公式』と呟くリタは頭を振り、ここだけでは分からないので他のエアルクレーネを回ると言う
「他のか……さっきの人、世界中にこういうのがあるって言ってたね」
「言ってたねぇ」
「それを探し出して、もっと検証してみないと確かな事は何も分かんない、アルシアの事もあるし」
「…うん、そうだね」
「確かにな」
「……じゃあもうここで調べる事はないんです?」
「んじゃダングレストに戻って、ドンに会おうぜ」
「ドンさん、戻ってると良いね」
入口付近まで戻ってきたリタはデュークの言葉に更なる分析をかけ、この場所だけでは問題は済まないと答えをはじき出す
彼女の言葉に立ち止まるとダングレストと同じ様な地響きが足を奪う、次に魔物が逃げ帰ったのを見ると入口にはアルシア達が探していたドンの姿があった
「ドン……!」
「……てめぇらが何かしたのか?」
「何かって何だ?」
「暴れまくってた魔物が突然大人しくなって逃げやがった、何ぃやった?」
「何かって…」
「アルシア、あれです。エアルの暴走が止まったから……」
「ボクたちがエアルの暴走を止めたから、魔物も大人しくなったんです!」
「エアルの暴走?ほぉ……」
「何、おじいさん、あんた、なんか知ってんの!?」
「いやな、ベリウスって俺の古い友達がそんな話をしてたことがあってな」
「……ドンが南のベリウスと友達って本当だったんだ……」
訝しむリタに"ベリウス"という存在はノードポリカで闘技場の首領をしてる存在だとカロルが説明する、その言葉に再びリタが悩み出した